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2ヶ月以上前の野宿レポートです。

野宿の最中に具合が悪くなることはめったにありませんが、この日は前日から腹に違和感を覚えていました。

天候は曇り、時々雨がぱらつく程度で、早々にタープを張り、木陰にテントを設営しました。
晴れていればテント無しで星を眺めるのも、山での野宿の醍醐味ですが、今回は到着時から雨が混ざるため一枚の化学繊維布の力を借りることとなりました。

早速タープの下でしちりんで火を起こし、いつもの野蛮な料理である焼肉を開始しました。
焼肉だけだと胃がもたれるので、自称“料理長”であるモッガディートが簡単な酒肴を製作しました。
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写真はタコとキュウリの酢味噌あえ。
スナック菓子なども好きですが、こういう時くらいは一手間かけたツマミがあると、多少雰囲気が出ます。
ビールはエビス。魚屋からもらった発泡の中にたんまりと冷えています。

明るいうちから川のせせらぎを聴きながら飲む酒…


タバコはやめても酒だけはお墓まで一緒です。
 
夜になり、もうひとり友人T氏が合流しました。
この友人は日本酒大好き。酒の好みも純米の辛口で、私との日本酒談義が大いに盛り上がります。

この日の酒は“澤の井 特別純米”MSRの燃料ボトルに入れて持参(まちがえてガソリンを飲まないようにボトルには印がしてありますが、オススメの方法ではありません。同行した友達K氏からはヘンタイ扱いされます)

夜も更け、テントを持たずに来たT氏は“床の無いモッガの野戦テント”で寝ることになりました。床が無い分、通気が良いので中は蒸れずに快適です。

翌朝のメニューは、冷やしナメコうどん。
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肝臓がその能力を遺憾なく発揮しきれずにアセトアルデヒドがやや残った朝の体に優しい食事。

歳をとると無理が利かなくなります。

そして朝のコーヒー。

そして腹痛、下痢。

本来なら温泉でも浸かって帰るところでしたが、この日ばかりは“降参”です。

早々に撤収。ああ気持ちが悪い…

心配顔の友達とのあいさつもそこそこに、車に乗り込み青梅街道をひたすら東へ。

腹痛、そして発熱。


“まっとうな防衛反応が身体中に起こっているんだな~”と悠長に考えるも、耐えられずに途中のコンビニで仮眠。
 
つくづくジムニーのイスは寝心地が悪いな~と不満が出ます。

帰宅。

妻と息子が“やつれ顔の放蕩オヤジ”を暖かく迎えてくれました。

38度6分

バタンキュウでした。