天地の真理
月一の幹部会。北九州の本社から社長がやって来て、前月の各部署の収支報告をする。ワシの部署はダントツの赤字。いつものように追及を受ける。先月の幹部会で、業績が芳しくないワシの部署の現状が議題となり、事業所長と取締役部長の双方から「結果のすべての原因はお前にある。どつきまわすわけにはいかんが、いいかげんにしろ」と晒し者にされたワシ。殺意すら覚えたが堪えた。今夜同じようなことを口にしたら会社を辞める覚悟でいたが、赤字となった物件の原因はワシの非に拠るところ大だったので、その旨を説明し、再発防止策を表明したところ認められ、リンチは免れ、辞意表明の機は逸した。会議終了後、とある加工図面について「この図面通りの加工は無理やろ」とワイワイやってたら、取締役部長殿が口を挟み、「こうやったら出きるやないか」と言う。それに対し、「いや、それは無理。どこかで誤魔化さない限り、図面通りの物はできない。」と、加工部門の者とワシは説明するが、「ちちもげ君の考えは間違っている」と頑として譲らない部長様。お前あほやろ。そのあと加工部門の者と、「あのひと何を言うてんやろうね」と話してて、「実は今日、先月みたいに責められたら、『辞めたる』言う気でいた」と打ち明けたら、「ちちもげさん、ようやってると思うわ。俺やったら出来ひんわ。だって、難しい新規の仕事ばっかり押し付けられてるやん。それで仕事渡してるのが社員のあの連中やろ。利益出せるわけないやん。」「I上君にやらせたら利益出せてるて言うけど、仕事させてるのは単価の安い○A○の連中やん。そら利益出るわ。」「上はちちもげさんのこと攻撃するけど、俺はそういう風に思ってるで。たぶんみんなそう思ってると思う」嬉しかった。一人じゃないって素敵なことね。草原も輝く。今日、非常に厄介な担当者様の仕事を押し付けられる。パソコン普及したこのご時世に、手書きのコチャコチャごちゃごちゃネチネチした大量の見積り仕様書・・・吐き気すら覚える異様さ・・・・今月末、横浜で出張工事があるようなのだが、数年前ワシが苦しめられた因縁の会社からの依頼物件だ。取締役部長さまが担当するのだが、出張するメンバーは我が社の選り抜きのベストメンバー。外注さんばかりで挑んだ数年前の出張工事でワシが横浜で苦しんでいた時、助けを求めても「俺はお前の数倍の金額の仕事をしているんや」と言う理由で応援を拒絶した奴は、自分の時だけは惜しみなく人材を投入するのである。こんな奴の下で働けるかよ。