本日はアブゲム3クール2回目の投与。


白血球オッケー。


最近、胸の痛みが強くなり、オキノーム(麻薬)を先週は3服使用したことを主治医に報告。


主治医は俺の腹を触診したけど無言。


触っただけではわからないやろうなぁ


処置室には30分待ちで入れた。


実は、今日、寝坊して1時間遅刻してしまっていた。


今日は14時から造影剤CTの予約も入れていた為、処置室の工程がズレると、最後の再診察で主治医に残業させる事になりかねない。


俺は別に痛くも痒くもないのだが(笑)、病院内のスタッフは、そうはさせまいと頑張ったみたい(笑)


処置室スタッフは、今日に限ってはタイムロスがほとんどなく、予定よりも15分程度の遅れで終了。


やれば出来るじゃないの(笑)


検査終了後、再び診察。


検査結果の画像では、やっぱり腫瘍は少し大きくなっていた。


痛みが大きくなった原因は、腫瘍の増大が原因だろうとの事。


先月の腫瘍マーカーCA19-9は、12月の値の約半分に下がっていたので、何かを直ちに断定するべきではないのだろうが、主治医は「次の抗がん剤もありますから」と慰めてきた。


正直に言うと、ショックだった。


単純に「まだ他にも使える抗がん剤はあるから心配しなくて良い」という言葉であることは違いない。


でも俺にしてみれば、主治医の今までの経験上、今の抗がん剤「アブゲム」の終了が近い事を予見したんだろうと思ってしまった。


俺の考えすぎだと思いたい。







話はちょっと外れる。


「執着」と言う言葉が最近視界に入ってきて、否応なく考えさせられている。


「その恋ただの執着です」とか(笑)


執着は結果を生まない、とか。


自分なりの解釈は以下。


悪い執着と良い執着がある。


悪い執着とは、内向きの感情に縛られる事。


一人の人間の言動に囚われて、心の自由を奪ってしまう事。


良い執着とは、自然に囲まれていたいとか、命を永らえたいとか、自分の未来に対する執着。


自分にとって必要のないもの、心を汚していくものは捨てよう。


今後、自分に待ち受ける事実が残酷なものであったとしても、残された希望を信じて行こう。


しばらく遠ざけていた、自分の心をワクワクさせる事は、再び始めようと思う。


旅に出よう。


体もだけれど、本や映画で心も旅させよう。


心さえ自由でいれば、希望はきっとある。


極端かもしれないけど、意識さえあれば、死の直前にだって希望はある。


本気でそう信じられる、強い心でいよう。





ところで、


次の抗がん剤ってどんなんなんやろう?


ワクワク(笑)