2023年が終わる。

今年は自分にとって、絶望の年だった。

3月の検査で膵臓癌と告げられた時は死のうと思った。

少し冷静になって、膵臓癌をネットで調べると、5年生存率8.9%とある。

足掻いたところで助からないのだと悟る。

でも、同時に生きるためには足掻かないとダメなのだとも思った。

いろんな友達が励ましてくれた。

涙が出るくらい嬉しかった。

調子に乗って言ったわがままも叶えてもらえた。

愛されている事を感じた。

同時に、近い将来、死ぬ人なのだと思われてると感じる事もあった。

それは間違いないことだ。

でも人の態度の急変は、深い傷を心に刻んだ。

来年は強く生きる。

何を言われようが、どんな態度を取られようが、心折られてたまるものか。

膵臓癌ステージIVを舐めてもらっては困る。

こちとら地獄の入口が見えてるのだよ。



もう簡単に心折れたりなどしないから。

生きてやる。

希望はないけど、足掻き倒して光を見つけよう。

大人しくしてても良いことなんて一つもないから。