精神病院入院記  29 | 記録として残しておく

記録として残しておく

過去の記録です


自ら決定した退院日である

8月31日が目前となった日々。

 

これが最後のお風呂か~、

とか

これが最後のリネン交換か~、

等々

しんみりとした気分になります。

 

そして、

数日後には外界に

自分がいることに

実感が湧かない

気持ちも。

 

1日1日は物凄く長い時間に

感じる生活でしたが、

今となってはあっという間の

2か月に感じる不思議。

 

退院前日になって

突如不安に襲われる。

 

外界でちゃんと

生きていけるのだろうか?

 

退院するのが怖い。

退院、怖い。

 

 

 

でももう、

退院すべきなのだ。

 

入院治療は成功した。

 

これ以上退院時期を

引き延ばしても同じ。

 

 

退院しよう。

 

 

 

丸2か月間の

入院生活において結局

”学び” や ”気付き”

なるものは得られず、

人生観も変わることは

ありませんでした。

 

 

そこまでは欲張りか。