精神病院入院記  13 | 記録として残しておく

記録として残しておく

過去の記録です

今回は、

「病院食」

について書きます。

 

 

 

入院初体験の自分。

 

 

先輩入院経験者達からは

「美味しくないよ~」

「完璧にカロリー計算されてるんで、

質素だよ~」

「二度と御免だわ~」

 

等々の声。

 

 

なので、

最初から何も

期待していませんでした。

 

 

もともと食べることは大好きで、

刺身や焼き鳥が大好き。

そしてラーメンに関しては

食べログで

地元の評価の高い店に

片っ端から突撃し、

かつてこのブログを

ラーメン食べ歩きブログに

変更しようと

考えたことがあるぐらいの

入れ込みようでした。

 

 

そんな自分ですが、

うつ状態に突入してからは

食に対しての興味も全く消え失せ、

食事も喉を通りません。

 

以前より

ちょっとだけ(ちょっとだけな)

痩せました。

 

 

さて、

うつの回復基準を計る上で、

食欲があるかどうかが大事とのこと。

もちろん栄養を

きちんと摂取することも大事。

 

 

というわけで、

食欲自体無いものの

「病院食」

無理矢理にでも

胃袋にぶち込みます。

食堂では大体30名ぐらいが

同時に食事をするのですが、

いつも自分はベスト5に

入るスピードで完食していました。

 

 

 

で、

肝心のお味の方ですが、

まあこんなもんかな~、

といった感じでした。

周りが言っていた程、

美味しくないとも

思わないけど、

特段

美味しいとも思わない、

という感じ。

 

規定されたカロリー基準だとか

栄養バランスだとか

消化の良いものでだとか

いろんな制約があるなかで、

精一杯

バラエティーに富んだ献立を

作成してくれているようには

感じました。

(素麺の時は驚きました)

 

 

特筆すべきは、

量の多さ。

ご飯の茶碗がやたらデカい。

 

 

どうやら

精神科では

一般的病院食より

高カロリーに

設定されているようです。

 

運動など一切してない現在、

普通に完食すれば

逆にデブって退院という

カッコ悪いことになりそうです。

 

 

そうだ。

一番美味しいと思ったのは、

朝食で出てくる食パン。

パックに入った

フツーの食パンです。

 

今まで、

朝食はご飯派だったのですが、

食パンがこんなに美味かったとは。

というか、

マーガリンが

こんなに美味かったとは!

 

マーガリンが出されるのは週一回だけ。

ジャムやチョコピーナツの日はまだ良し。

マーマレードの日はがっかり。

 

 

ビバ、マーガリン!