セパ市はドーマの軍城並みの大きさを誇る城塞都市。
ケッペルはセパ市の市長でリュウを抱き込んでドーマに謀反を企んでいる野心家。
おじじはセパ市で変人扱いされて洞窟で旧世紀の異物の解析を行っている老人。
チートは10才位の戦災孤児。
ケッペルは野心家だけあって準備に余念がなく、度胸もあり、またフェミニストでもある。
しかし意外と嫉妬深い所があり、それに加えて敵将のファーが苦し紛れに余計な一言を言ったことと、リュウが一度は奇跡の力でドーマ軍を撃退したことで市民の人気を集めている事に余計な孤立感を覚えて、ついに暴走してリュウと風を幽閉してドーマ軍の誘いに乗って自滅してしまう。
おじじは旧世紀の異物に興味をもって40年近くかかってオリジナルの爆火器(エンジン)付きの車を作ってしまう程の天才。
しかし互いに過去の異物を持って殺し合う惨状を目にし、それに疑問を持ちながらセパ市の攻防戦に巻き込まれて・・・
チートは10才位の戦災孤児でおじじの元で暮らしている。また、泥棒もやっているようで、思った以上に身が軽い。
セパ市に兄貴(血は繫がって無い様だ)がいたがセパ市がドーマ軍に落とされた時、天涯孤独の身になってリュウと風に付いて行く事になる。