東京をぐるりと囲む壁を守る自衛軍の部隊長で迅達のかつての同級生。

ツッコミどころ満載の任務を真面目にこなしている融通が利かない男にして迅達の最後の敵。今風に言えばラスボス。

しかも、部下は軍人という事を差し引いても究極のイエスマンしかいない。

しかし、考えてみたら究極の事実を一人で隠し続けた凄い人でもある。

彼の口ぶりでは政府はまだ機能している様な感じだったが、あるいは途中で爆撃か何かで全滅したのかもしれない。

また、彼自身も律儀に作戦を守るタイプだったことが最後の悲劇を起こしてしまう。

そして迅達に後を託して彼は逝った。ある意味、丸投げしたと言えるが。