ドクトル率いる武装勢力で暗殺や謀略・情報収集などの裏方仕事を一手に引き受けていると思われる男。

恐らくはKGB(アメリカのCIAに当たる組織)の関係者と思われる。

エリノアを直接殺し、迅を散々挑発する。

ビッグ・ガンと違い、利用できるものはとことん利用する性格で、やり方は極めて悪辣。

また、ビッグ・ガンの名誉にこだわる姿勢をバカにしている節があり、その一方でその性格を利用して最終的にエリノアを屠った。

 

その姿勢や性格は本来ならばドクトルとも相反するものだが、その一方で彼の理想の危うさも十分承知している。

また、モスクワ大学で教鞭を取っていたインテリゲンチャ(ちなみにロシア語)だった関係か、敵であっても優秀と認めた者には課外授業をやる癖がある。

しかも、羽織っているコートはそれ自体が近接武器専門の四次元ポケットである。

そんな彼だが、迅を散々あらゆる意味で苦しめた挙句、少年誌の悪役らしい最後を遂げた。