元々は都会から引っ越してきた売れない画家だった。
きっと人物画は苦手だったのだろう。だが長野に来て間もない時に戦争が始まり、全てを失った。
そんな時に「我が闘争」を読んで、おかしなスイッチがはいった事で数々の悲劇を起こした人物。
形から入るタイプのようで、チョビ髭は付け髭である。
また、狂気に憑りつかれているように見えて、意外と冷静沈着な人物である。
迅達が自分達が手こずっていたフォグ族を全滅させたと知るや、迅達を名誉国民に祭り上げてゲリラの討伐を命じたり(その際にきよしをしっかりと人質にとっている。)、それ以前にヨーロッパ風の街を作って人身をある程度安定させたりと飴と鞭を使い分けている。
また、ヒトラーを真似ているが掛け声以外で自分自身をアドルフ・ヒトラーと思ってはいないようだ。
本当に気が狂ってたり、変な宗教にハマってたら
「私はアドルフ・ヒトラーの生まれ変わりだ―」位は言うだろう。
かなりの戦力を保持している事から、地元の自衛隊の生き残りをかなりの数を取り込んでいるようだ。
その一方で全てを自分一人で決めている様で部下に相談するシーンはなく、イエスマンしかいない。
また、元々は画家だったので自らを芸術家を自負している。
しかしそれは、よく言って機能的、悪く言ってちぐはぐ。
そんな彼だが、少年誌の悪役らしい最後を遂げた。