粉川巧の公認の彼女。いろんな所から巧と一緒にバカップル扱いされているが、実際は当たらずとも遠からずといった所だろう。
実際は海老塚桜子と違って運動神経が鈍く、天然な所を除けば才色兼備の見本のような人であり、柔道部のメンバー以外からの男子生徒からの評判もいい。
また、マネージャーとしては全編を通して誰からも文句が出なかったし、他のメンバーに対する気遣いも忘れなかったし、かなり長い間(柔道部設立から二年生の夏まで)皆の洗濯物を洗濯板で手洗いしていた。最初は桜子も手伝っていたが、来留間麻理の練習相手として柔道を始めた為に少なくとも三ヶ月は一人でやっていたことになる。当然、特に冬場は垢切れに悩まされた事だろう。
だから多少巧とイチャイチャしてても誰も保奈美に突っかかる事が無かったのだろう。
そして巧がピンチになった時に「巧くん!負けないでっ! 」と叫んで巧の危機を何遍も救っている。
そんな彼女だが、身持ちは固く、巧でさえ連載中はキスも出来なかった。
ちなみに巧とは幼馴染だが出身中学は別々なのは、途中で粉川家の都合で隣の学区に引っ越したためである。
また、巧を通して自分の進路を見据えており、最終的に彼専門の通訳を目指すことになる。
浜名湖高校を卒業後の進路は不明だが、ヨーロッパに海外留学して本格的に通訳を目指している。