娘の事です。
羽生くんは全然出てきません。
娘は職場で色々とあり、精神的に均衡が崩れ、10か月前に仕事を辞め、
この機会にステップアップを図るため、と予備校に通っていました。
本来は一年間通わなければいけないコースだけれど、
時期的に途中入学になり、半年しか学べない状態での挑戦。
でも、会社に行かない分勉強に時間をさける。
でも(二回目の「でも」)
地頭は良いけれど、結構怠け者の娘。
中高の時は成績不振で何度か呼び出しを受けた。
挑むのは、さる国家試験。
年々難しくなっているというその試験の、
新卒者の合格率は(今年は)80%、既卒者の合格率は10パーセント。
この10パーセントに入るのは至難の業。
試験が終わった日、娘は泣いた。
今まで一生懸命やったのに、あまりにも手応えが無くて、
・・・泣いた。
慰める言葉は、上滑りしそうでなかなか出てこなかった。
予備校での自己採点は悪くはなかった。
結果発表はネットで見る。
娘が
「この番号だよね?これだよね?」と指した番号は
娘の受験番号だった。
受かった!
国家試験合格。
本当によかった。
試験勉強中、前髪を触るのが癖になり、
髪が薄くなってしまった娘。
もし落ちて、あと一年勉強に費やさなければならないとなると
娘の頭髪はダメージを受けすぎてしまうのでは、とそんな心配もあった。
免許証は数か月後になるという。
それが届いたら新たに職探しとなる。
今度はお給料が安くても
穏やかに過ごせる職場がいいという。
そういう職場に恵まれますように。
おめでとう!
よく頑張ったね。
お母さんは
とっても嬉しいよ。