源氏物語音楽絵巻 | モフのゆづねこつぶやきブログ

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「演奏と朗読でたどる光源氏の生涯」と言うのを新国立劇場の小劇場に観に行った。

 

 

これは雅楽と朗読と舞で源氏物語の要所要所のあらすじを演じたもの。

少し変わっているが、朗読は現代の姿、雅楽と舞はその時代の衣装で演じる。

 

最初に雅楽芸人のカニササレアヤコさん(平安装束で雅楽と笙を用いたネタを演じる)が

源氏物語のあらすじの説明をする。

(雅楽芸人って初めて聞いた)

 

そして、現代の衣装の紫の上、光源氏、頭中将、女三宮が出てきて、

物語の寸劇を要所要所で披露する。

寸劇と寸劇の間に雅楽による演奏と舞があるという編成だ。

 

雅楽の調べは単調で、その上歌もエエエ~ウウウ~などこれまた単調で結構眠くなったしまったが

なかなかに面白い公演だった。

 

スマホにアプリをダウンロードすると歌や朗読が字幕で出てくるので

理解の助けになった。

 

 

 

最初の「青海波(せいがいは)」は光源氏と頭中将と言う見目麗しき若者が舞う演目で、

現代衣装で出てきた若者(といっても30~40代)の光源氏と頭中将が舞うのかと期待していたら

50~60位のおじ様たちが舞っていてちょっと(かなり)がっくりきた。

モフの中では光源氏と頭中将の青海波は大和和紀先生の「あさきゆめみし」のイメージがあるのだ。

 

最後の天台声明(てんだいしょうみょう)からの「陵王(りょうおう)」の舞などはとても見事で興奮した。

(陵王はとても美しく、兵が見とれて戦にならないのでお面を被って士気を保ったと言う)

 

僧侶が7人(だったかな?)、左右に分かれた僧侶が声明を唱え(詠ずるとか吟ずるとか歌うと言った方が良いのか?)ながら

客席を一周し、陵王の舞の間もずっと唱えている。

その厳かな空気の中で舞われた陵王の足捌きと切れの素晴らしかったこと。

現代風に言うとスクワットのような動きがあって、それが見事な姿勢で行われていて見惚れてしまった。

あの動きは年寄りには無理だと思ったら案の定若かった。

(最後の挨拶の時にお面を取る。モフ旦も顔を確認していたよ)

 

おもわずアンケートに感想を殴り書きしてしまった。

(目は舞を観ているので斜め走り書きになってしまった)

 

今年の大河は紫式部なので各地でそれに纏わる物が出てきている。

この公演もその一つだろう。

 

大河ドラマは戦国時代や武士系統が多いのでいつも見ていないけれど、

今年は紫式部なので観ている、

が、

一つだけ・・・(言いたいことが・・・)

ユースケサンタマリアさんには恨みはないが

モフの中では晴明と言えば萬斎さん、

若き日の晴明と言えば羽生くんのイメージなんだよね。

 

ユースケ晴明が出る度に違和感を持ってしまうのだ~