Future Promise | 猫より眠たがり

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出張の備忘録と、出張先での安泰な生活ぶりを日本に伝える緊張感のないブログです。
仕事仲間にばれないように、記事はアメーバ限定公開。
帰国中は記事の更新は行いませんぞ。(キッパリ)

2023年10月24日、羽田発ヒューストン行きNH0114便には、緑色の尾翼をもつFuture Promise Jetが当てられていた。ヒューストンに飛んでいると聞いていたのでいつかは乗れるとは思っていた。

機内ではSustainabilityへの取り組みの紹介のアナウンスがあり、またCAさんのエプロンが専用のデザインだった。ANAのWebサイトによれば、その他にも搭乗時のBGMや機内照明にFuture Promise Jetオリジナルのアレンジがされているらしいのだけれども、搭乗時には出張のことで頭がいっぱいでそれらに気付く余裕は無くて、座席に着いたらいつものルーティーンで鞄から機内で使う物を取り出し、鞄を座席上の物入れに仕舞い、ビニールに包まれていた布団を取り出して足の上に広げてその上からシートベルトを締め、ビニールは小さく丸めえてサイドテーブルの上へ。ウェルカムドリンクのオレンジジュースを頂いて、エンターテイメントのビデオの番組をチェックする頃にはFuture Promise Jetに載っていることは放念してしまった気がする。

 

前回の出張を終えて帰国してからの1ヶ月間あまり、日本滞在中は実家を訪ねて兄貴に会い、突発的な福岡への出張では息子君に会え、以前の勤務先の同僚からの私の自宅近くに勤務先を変えたとのLineを貰ったのをきっかけとして休日の昼飯をご一緒でき、さらには都内に住む姪っ子とロイヤルホストでランチを楽しむ機会も得た。近所に住む親戚おじさんと3か月ぶりの通院先の眼科でばったりと会って、その流れでおじさん宅にお邪魔したりもした。いずれも何か月ぶり、何年ぶりという再会であったりイベントであったりで、日頃のご無沙汰というか不義理の穴埋めに良い時間を過ごせた。この齢になると恩返し行脚しなくちゃと思い買い込んできたお土産のワインやらコーヒーやらを全て配ることができた。

 

”この歳になると…”と考えるようになったのは、ここ数年の間、お世話になった大学の先輩や、実兄より年齢の近い従妹、高校の同級生の訃報が続いたことが切っ掛けかと思う。緑内障による自身の不具合が重なったのもタイミングが悪い。紆余曲折はあれど結果的に好きな仕事を続けてこれたという幸運感も、人生の正負のバランスを考えれば何かあるんじゃないかと疑心を抱かせてしまう。日本人の平均寿命から考えれば私の人生はまだまだ続き、年金額を考えれば仕事にも励まないといけなんだけど、ひょっとすると自分の人生も大学の先輩や従妹と同じように62歳あたりで全うしたりしてとの思いが頭を過ると、残された家族が困らないようにと終活とばかりに断捨離を始めてしまったりして。

 

とはいえ、現実にはまだまだ好きな仕事に励む日々を続けられそうな根拠のない予感があり、残りの人生をお片付けだけで過ごすつもりもないので、断捨離の一方で新しいガジェットを購入して人生の潤いを補給することも大事。

そして今回は人生初めてのiPhoneとの出張。初心者向けのiPhoneの使い方解説本もスーツケースに入れてきた。

還暦まであと1年ちょっとのた時期にAndroidからAppleへの大転換。潤いの補給が進みそう。

Future Promise 、良いフレーズだな。この齢のおじさんが新しいことを始めるのに相応しい。

 

 

先ずはiPhoneのカメラに慣れよう。

 

羽田のANAスイートラウンジで戴いた朝食。

 

この手の写真の良し悪しって、カメラの性能よりも乗った飛行機の窓の汚れ次第かもしれないけど

天気にも恵まれてよさげ

機内での食事、

いつもは和食好みだけれども、今回は日本滞在中に和食を満喫したのと、メニューには珍しくソテーではなくステーキと書いてあったので何が違うんだろうという興味があって洋食を選択

デザートはケーキ、チーズ、フルーツからの選択。チョコは種類が変わりました。

朝飯も私には珍しく和食を選択せず。パンに合わせて牛乳と野菜スープを。

 

朝食を頂戴してヒューストンに着陸する頃には、気持ちはいつもの仕事モード。

機内販売で購入したBOSEのイヤホンをiPhoneとペアリングしてお気に入りに追加した。