2023年出張1回目 | 猫より眠たがり

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出張の備忘録と、出張先での安泰な生活ぶりを日本に伝える緊張感のないブログです。
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2月7日、羽田10:25発のANA便で2023年最初の出張に出発。早朝、奥さんに自宅の最寄り駅へと車で送って貰うところから、ヒューストンで乗り継ぎ、やがて出張先の到着地で迎えの車を待ち常宿のホテルにチェックインするところまでがここ数年のルーチーン。

一方、2年前からのコロナ禍の最中に比べれは羽田空港の活気は見違えるほどに戻り、免税店も賑わっていた。空港ラウンジは客で溢れており、B787のビジネスクラスも同様にほぼ満席だった。日系のキャリアでは機内でもマスク着用が求められることと、米国内の航空便の数がコロナ前のそれに戻ってはいない点を除けば、移動中にコロナ禍を感じることも少なくなった、かな。

 

私個人として、今回の渡航でいつもと違っていたことといえば、機内食に洋食を選択したところ。50歳を過ぎてから日本発便では専ら和食を好んでいたけれども、なぜか今回はパンとビーフが気になって。

パンは期待どおりの美味しさ。無理してダメ出しするとすれば、フードロスが厭われる時代に、バターの塊とオリーブオイルのボトルが私には大きすぎることくらい。残さないように食べきれる類のものではないし。

こちらのビーフソテーは柔らかかったけれどもデフォルトの味付けは少し物足りず、一緒に供されていた塩と胡椒をまぶして丁度良い感じ。最近は、昔々の記憶にある美味しさのビーフに出会えずにやや落胆し、毎回塩胡椒を掛けている。これ、考えてみれば機内食なので塩分控えめがデフォルトであり、塩梅は客が自分の好みや体調に応じて調整するのは当たり前か。

 

その後、ビデオを見つつ眠ってしまったのはいつも通り。到着前に和食を頂いたのもいつも通り。

そしてヒューストン着。米国の入国審査は乗り継ぎ先を訊かれたのみで10秒も掛からずに通過。

ユナイテッドの空港ラウンジの料理は少しだけグレードアップしていたけど、空腹ではないので手をつけずに搭乗ゲートに移動。ところがUA便は機材トラブルらしく搭乗開始が30分遅れ、搭乗してからもゲートを離れるまで機内で1時間ほど待機。離陸する頃には睡魔に襲われ、気づいた時には周りの客は食事を終えている時間だった。

私が目覚めたことに気付いたCAさんに空腹かと聞かれ、コーヒーとパン1個だけ頂戴と注文すると、温められたパンにバターを添えて持ってきてくれた。UAのサービスには期待していなかったもので、それだけのことで感激してしまった。