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出張の備忘録と、出張先での安泰な生活ぶりを日本に伝える緊張感のないブログです。
仕事仲間にばれないように、記事はアメーバ限定公開。
帰国中は記事の更新は行いませんぞ。(キッパリ)

自宅にいる奥さんから、玄関先に積みあがったダンボール箱の写真が届いた。

その正体は、折り畳み自転車と、自転車のリアキャリア、ヘッドライト、交換用タイヤチューブ、リュックサック。

帰国して自転車を箱から出し、アクセサリを取り付けるのが待ち遠しい。ワイヤーチェーンと輪行袋も購入しないといけないんだけど、これは玄関のダンボールを片付けてからにしようと思う。いや、正確にはへそくり用口座に入金しないと買い物が続けられない。

 

この折り畳み自転車は次回出張時に出張先に携行する予定。出張先の地でも自転車屋さんを巡ってはみたんだけど、折り畳みのニーズは高くないようでタマ数が少ない感じ。大きなSUVにガッツリとキャリアを付けて自転車を運べる国なので、自転車を折り畳もうなんて発想はないんでしょうね。私の場合、そもそも日本に帰国している間は事務所の机脇に保管するつもりなので、折り畳めないとダメ。ホテルから事務所までの途中にある橋は自転車の通行ができないので事務所の車に積めないといけないし。

こちらの自転車屋さんで注文することもできるとは思うけど、店頭に並んでいるロードサイクルの立派な値段から想像するに扱っている折り畳み自転車も高そう。また、中国のロックダウンの影響で世界的に自転車は品薄と考えられるので、在庫を持っていらした日本の自転車屋さんからネットで注文した次第。

さて、実は、最初はブリジストンのシルヴァのF8Fを狙ってたんです。

 

 

出張中にちょろっと気分転換にお出かけする程度なので安物でも中古でもいいやと探し始めたものの、いろいろ勉強するうちにだんだんと目が肥えてしまい予算を5万円から10万円に引き上げ、折角なので日本製品を宣伝しようと条件を詰めてF8Fに辿り着いたところでこの製品の生産中止を知りガッカリ。多くの自転車がそうであるように、この製品もフレームは中国製のようでして、中国の工場停止の影響なんでしょうかね。

肥えてしまった目に入る次なる候補は折り畳み自転車界の名車ブロンプトンか、ダホンかターン。ブロンプトンはもちろん中古狙いとなり良いタマにあえるのか判らないし、とても自分では修理できない気がして速攻で断念。ダホンもターンも最近の入荷数が少ない(新型コロナの影響?)ようで「在庫なし」の表示ばかりが目についたものの、欲をかかずに理想を絞って財布の紐を緩めて、

  • タイヤ径は20インチ。14インチの車両の軽さには惹かれたものの、走りの安定性を優先、
  • 重量はやや重めの12.1kg。その代わりに泥除けが標準装備。ギアはフロントがシングルの8速、
  • シフトはハンドルレバーを捻るタイプではなくレバーで操作する仕様、
  • 塗色は上に貼ったF8Fのような明るい色が好み、
  • ブレーキはディスクにも惹かれるものの、自分で修理することを考えるとリムに制動を掛ける方が無難
  • 予算は10万円

といった条件に適った1台が自宅の玄関でダンボール箱から解放されるのを待っている、という訳です。

実は条件にはもうひとつ、タイヤにイギリス式のバルブを採用している製品を予定していました。理由は子供の頃から馴染みがあり、逆にフランス製のバルブは扱ったことが無いから。とはいえ結局購入した自転車もシルバF8Fもバルブはフランス式。イギリス式との違いを調べてみると、フランス式の方が空気圧を高く維持できるようですね。その代わりにバルブに虫ゴムが使われていないらしい。自転車と一緒に、パンク修理キットとバルブの虫ゴムを持ってこなくちゃと思ってたけど、虫ゴムの代わりに交換用チューブを手配したというわけ。このチューブも玄関のダンボール箱の中にあります。

また、別のダンボールで届いたリュックは自転車に乗るときに使うためのもの。ビジネス用のリュックは似合わないだろうから。

 

因みに、自転車の空輸にあたり、タイヤの空気を抜く必要があるかもしれない。(以前、空港チェックインカウンターで「持っていたら申告してください」と示されたリストに自転車があり、「なんで自転車は引っ掛かるの?」と伺ったらそのように言われました。空気が抜かれた状態でも直ぐに自転車に乗れるよう、出張先では空気入れを調達済です。もちろんフランス式バルブに対応するタイプのもの。

 

予算不足で購入できていないチェーンロックと輪行袋を除けば準備万端。あとは、次回出張時に自転車以外の荷物を減らす工夫を考えないと。普段は日本の食料品を大量に持ち込んでいるけど、次回は現地で調達できる食品は多少高くとも現地調達にしようという訳で市場調査を敢行。

 

KIKKOMANの躍進のお陰で、今や醤油はどこに行っても調達できる感じです。日本製とは限らないですけど。下段には刺身醤油まであります。(刺身にできる魚ってどこかに売っているのかしら。)

KIKKOMANのてりやきソースの隣の黒いボトルには「うなぎのたれ」と書いてあります。(蒲焼にできる鰻を売っている店があれば教えて欲しい。)

こちらもKIKKOMANのご活躍ぶりを表す1枚。パン粉と天ぷら粉。(残念ながら私にはこれらを必要とする料理ができない。)

次はきっと本邦企業の製品ではないものの、その代用になりそうな物。

「MOCHI」アイスをお米を原材料とした生地でコーティングしたもの。つまりきっとアレです。またの機会に試してみます。

 

あと10日で今回の出張からの帰国の途につき、2週間後には玄関のダンボールも片付いている筈。

毎々ストレスでへとへとになる出張ではありますが、

今回は綺麗な虹が観れたり

 

日本では看たことのない鳥がホテルの17階の窓の外まで訪ねてきてくれたり(鳴き声はかわいくない)

 

お世話になっている方から冷凍マグロ漁船の知り合いの方からのお土産のお裾分けを頂戴したり(超美味しかった)

 

良いことにも恵まれました。

さて、次回出張における自転車空輸構想は如何なりますでしょうか。

 

そうそう、折り畳み自転車は日本では防犯登録をしていないので試走の際には職質を受けないようにしないと。