愛用しているミヤタ自転車の電動自転車、11月20日現在で走行距離620kmちょっと。購入から9ヶ月、通勤のために最寄り駅近くの駐輪場の往復3km程度と、天気の良い週末に半日ほど彷徨って距離を稼いで来た。ところが私もテレワークとなり通勤回数が減り、走行距離は伸び悩みぎみ。そもそも、雨に濡らさないように天気予報を確認してからお出かけするのも距離が伸びない理由のひとつ。電動自転車はコントローラー部分に雨水が浸入して不具合が生じる事例が多いと聞いていもので、雨の日は勿論、曇りのち雨の日にも乗りません。もはやフェラーリ乗りと同じ心持ち。購入直後はこまめに自転車カバーを掛けて雨水を避けていたけれど、最近は家族の顰蹙を聞き流して自転車を玄関の中に駐めている。順当に行けば我が人生最後の自転車になるであろうから、我が儘はご容赦いただきたい。
走行距離が500kmを超えた頃に、初めての不具合が発生したため、その週末に購入店に初めての定期点検をお願いした。不具合はライトが点灯しないというもので、夜間に無灯火となり困り果てたもののハーネスの接続の不具合を疑って揺すってみたところ明るいヘッドライトが復活した。再発されては困るので、購入店に事象を伝えて自転車を預けた。
定期点検の結果、店では不具合の再現が確認できなかったとのことで、暫く様子を見ることに。また、定期点検の内容としてはグリスアップやタイヤへの空気の充填に加え、スタンドの角度も調整してくださったとのこと。購入後、スタンドを使っても自転車が寝過ぎてしまい不便を感じてつつも電動クロスバイクの宿命なんだろうと諦めていたものが、僅か1時間ほどの定期点検ですっかり改善。購入店での最初の組み立ての精度が悪かったということですかね。
丘の上にある購入店から坂を下り、買い物を済ませて自宅への帰路についた頃には夕暮れ。ここでヘッドライトが点灯しない不具合の再発に気がついた。そこから再び坂を上り自転車屋さんに向かう。その道中で、アシストのモード切り替えとサイクルコンピュータの表示切り替えが、それぞれ異なるボタンで反応することに気がついた。いろいろ試したもののヘッドライトは点灯せず、またアシストモードはサイクルコンピュータの表示切り替えボタンで弱から強へと変更できるものの、強から弱に落とすボタンは見つからず。そして購入店に事情を説明し、愛車はそのまま入院。
数日のうちに購入店ではメーカーからテスト用のサイクルコンピュータを取り寄せ、私の自転車に試着。代替品をつけた状態で1週間ほど試し乗りしたところ不具合は発生せず、コンピュータの初期不良として本件は決着。メーカーも購入店も対応は満足できるものでした。
ちなみに、サイクルコンピュータを交換したにもかかわらず、走行距離のデータがゼロクリアされていないことに感激した。サイクルコンピュータはあくまで表示部であって、走行距離データは別のどこかに保管しているわけですね。
コロナ禍ではあるものの、間もなく出張が再開するかもしれない。数ヶ月単位で家を開ける気がするけど、しっかり玄関の中に駐輪していこう。
