通勤経路 | 猫より眠たがり

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ローカルな話題ですが、東京郊外委在住の私、かれこれ30年間くらい京王線の通勤客。以前の会社が京王線沿線にあったのと、奥さんの実家も京王線沿線にあるもので。

 

その京王線、今年の2月から、夜間の新宿発の下り方面に座席指定特急の運行を始めた。座席指定料金は400円。想像するに客扱いをするのは下り方面の片道だけで、上りは回送で新宿に戻すと思われ、片道の着席旅客だけで経費を回収するとすれば400円は良心的な価格設定だと思う。疲れている時に何度かお世話になっている。ありがたい。

 

京王の座席指定特急の運転開始から遅れること約1ヶ月、今度は小田急線が代々木上原から相模大野間の複々線化を完了しダイヤ改正された。小田急線ユーザー歴1年の息子君によれば、私のアクセス圏内にある小田急線の駅からも新宿方面への直通列車が増えたらしい。おまけに、まさに複々線の効果で所要時間も短縮された模様。

 

とある雨の日、奥さんに息子とともに小田急線の駅まで送ってもらった。ほぼ初めて小田急線利用での通勤を試してみたわけです。偶然にも乗車早々に着席できたこともあり、小田急線快適です。京王線と違って先行列車との距離が詰まったとか言って減速することもないし。

代々木上原から千代田線に乗り換え、さらに表参道から半蔵門線へ。乗り換えは面倒だけど許容できる混み具合だし、なによりも新鮮な感じ。悪くないです。

 

さて、京王線から都営新宿線を乗り継ぐ通勤経路と、小田急線から千代田線と半蔵門線を使う経路、どちらが良いか悩んでいる。小田急線であれば新宿への直通列車の始発駅に向かえば、いろいろアクセス時間は掛かりそうだけど座って代々木上原まで行ける確率が高い。

 

小田急線ルートの問題は帰り。千代田線から小田急線にかけての着席特急はあるけれど、利用できるのは表参道から新百合ヶ丘までで620円と距離が中途半端で値段が高い。必然的に急行か準急に立って乗ることになるけど、混んでる。。。

 

どちらの経路にも一長一短があり、結果的には京王線ルートの方が総所要時間は短く、小田急線ルートの方が運賃はちょっと安くなる。小田急線ルートが気になっている理由この価格由来ではなく、会社が移転する2年後を睨んでのこと。移転後は、京王線ルートでは混雑する新宿駅で人混みをかき分けてJRに乗り換える必要があるのに対して、小田急線ルートであれば千代田線~丸の内線乗り換えにより新宿駅に近づく必要が無いこと。2年後には小田急線ルートで確定かな。

 

さて、小田急線ルートでの快適な通勤のノウハウを学ぼうと考えている昨今ですが、先日は思わぬところで欠点に気がついた。帰りに半蔵線に乗ったところ、車両は相互直通する東急の8000系でめちゃ混みだった。古くて案内表示のLCDはおろかLEDも無く、音も大きく車内放送も聞こえない。まだ慣れていない私、表参道で降りる筈が降りそびれて渋谷まで行ってしまった。

京王線も都営新宿線も車内の案内表示はあって当たり前なので、この古い車両への乗車は新鮮な感じではあるものの、乗り慣れた京王線ルートの魅力に気づかされた思いもある。

 

さて、もう寝なくちゃ。明日はどちらで行こうかな。