往路Dubai経由の備忘録 | 猫より眠たがり

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出張の備忘録と、出張先での安泰な生活ぶりを日本に伝える緊張感のないブログです。
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ナイロビに来ています。

3ヶ月ぶり、2回目のナイロビです。先週土曜夜の成田発エミレーツ便で出国、ドバイ経由で日曜の午後にナイロビに到着しました。

 

前回3月の訪問では、アフリカのイメージとは違い朝夕の涼しさに驚かされました。今回は2回目ということで現地の事情は判っているつもりで支度は適当に済ませた結果・・・実際、パナマ出張から戻りスーツケースの中の仕事の資料を入れ換えて、消耗品を補充した程度・・・根本的に大きな間違いをしておりました。ナイロビ、3月には涼しかったけどもう7月なのでTシャツで良かろうと赤道直下のパナマに持っていっていた普段着セットをそのまま持ってきたところ、ナイロビは南半球でした。

7月は冬です。

 

家を出る直前まで、ジャケットを着ていくかブルゾンを着ていくかを悩み、スーツのスペアにもなるジャケットを選択したのも失敗。普段着の上に羽織れるブルゾンが必要でした。

そしてもうひとつ。出発日に成田空港に早く到着したもので空港内を散策し、出発階にあるユニクロでTシャツと短パンも買っちゃったんだよね。時間を作れたらホテルのジムに行こうかなと思って。これも失敗。

革靴しか持ってきてなかったのでジムに行きようも無い。

 

ともかく、今は無事にナイロビに到着して1週間が経過したところ。

ナイロビには最低あと2回来る予定のため、諸々の備忘録を残しておきます。

ナイロビへの渡航では中東経由だとカタール航空、エミレーツ航空、エティハド航空の選択肢があり、本当はカタール航空のサービスが気になっていたのだけれども、現在はカタールが近隣諸国と揉めているため突然に欠航になったりすると面倒かなと思いパス。搭乗経験のないエティハドも興味はあるけど機体が小さそうでパス。贅沢な消去法により、結局は定番のエミレーツに決定。

 

エミレーツには、10年以上前に中東を何度か往復した頃に何度かお世話になったことがある、だけど当時は韓国のインチョン発関空経由ドバイ行きのA340だったもので、エミレーツの機材には関空から乗っていた(それでも羽田~関空のJALはエミレーツとコードシェアだった)また、今年3月のナイロビ渡航では羽田発だった。よってエミレーツに成田から乗るのは今回が初。そしてもうひとつ、日本発のA380のビジネスに乗るのも今回が初。タイ航空のA380には乗ってはいるけどエコノミークラスだし、羽田発のエミレーツは機材がA380じゃないのでね。

 

成田22:00発なのに空港アクセスのバスの都合で5時間前に成田に着いてしまい、空港内をうろうろして時間を潰した後、4時間前だったか3時間半前だったかにエミレーツのチェックインカウンターが開きそうな気配を感じてカウンターへ。搭乗手続きの最後にエミレーツのラウンジの場所を案内された。てっきりJALのラウンジに通されると思っていたので少々びっくり。自社のラウンジを作るほど便数あったけ?

 

ラウンジに着いて再びびっくり。広いし豪華。シャワーはあるけどマッサージチェアはなかったかな。成田のラウンジだとJALでもANAでもカレーを食べるんだけど、ここエミレーツのラウンジには日本風、イギリス風、インド風の3種類がある。お酒やフルーツ、スイーツは勿論、寿司やステーキもある。天ぷらは注文すれば揚げたてをいただけるらしい。

機内食は諦めてここで夕飯を済ませてしまうことに決定。

 

ラウンジで快適な時間を過ごしつつ腹ごしらえを済ませた後、搭乗案内の放送を聞いてからゲートに向かう。二階建てのA380用のゲートは空港の隅にあるのか、ラウンジから意外と距離があって少々あせったものの、結局はゲートで少々待たされてから搭乗。ビジネスクラスは2階。席は通路側の29D、バルクヘッドと呼ばれる壁を背にした席、というかビジネスクラスの最後席になるのかな。

 

 

やがて、CAさんがやってきて、「後ろにバーカウンターとトイレがあります・・・・(後は早口で聞き取れず)・・・OK?」と言う。ハイハイ、トイレは後ろにあるのね「OK」と回答。

↑カウンター。(写真はエミレーツHPから拝借。実際もこんな感じ)

 

この日は気流の関係で出発が遅れた便が多くて滑走路までが大渋滞。20分ほど待たされて飛び上がった後も暫く揺れが続きシートベルト着用サインがなかなか消えない。ラウンジで満腹になっておいて正解。

 

タービュランスが続くうちに不安になって乗り物酔い止めを飲み(歳をとって弱くなった)、トレーナーを着込んでしっかり布団に身を包みシートを倒してリラックス。それからは眠ったり目を覚ましたり。CAさんが私の腕を揺すったのを感じた(多分、食事の注文をとりにきたんだと思う)けど起きられず、それでもCAさんがシートにひく薄いマットレスを持ってきたときには頑張って起き上がりシートをベッドに仕立てて貰った。その後はアイマスクとノイズキャンセリング付きのイヤホンを着用し就寝。

 

・・・・喉が渇いたな。寝れたかのなぁ。・・・・今どこかなぁ。もう付く頃かなぁ、と目覚めたのはそれから3時間後くらいだった。3時間しか経過していないことにガッカリ。水を飲んで再び就寝。

 

・・・・トイレに行きたいなぁ。今度こそ寝れたかなぁと目覚めたのは、それから1時間後。シートベルト着用サインが付いてけれど構わずトイレに立とうとすると、通路を挟んだ席の女性に「座っていてください」と注意された。丸ごとのリンゴを齧っているこの方、良く見るとCAさん。長距離便だと休憩中のCAさんたちがビジネスクラスのシートで休むのは珍しくもないけど、シートベルト着用サインが消えた瞬間に、自分周りの席に座っていた人が一斉に立ち上がったのにはびっくりした。みんなトイレを我慢していたわけではなくて、私の席の周りはCAさんたち用のリザーブだったのね。

 

やがて、私はD26席の周りが空席になっていた恐怖の理由を知ることになる。 

 

ドバイの乗り継ぎの備忘録だけどドバイに着くまえに今日はここまで。