それでも朝方は昨日に比べて外が静かであったので、これなら仕事関係の視察ができると判断し、GPSとカメラを持って10:30にホテルを出ました。幸いにも天気は曇り。長い距離を歩くには丁度良い空模様です。昨日より静かではあったものの、お寺周辺には昨日以上の人混みが見られます。どうやら、水を掛けあう軍勢の登場は午後からの模様。昨晩のお酒が覚めてから、ということでしょうか。
視察の途中、ホースを構えた陣地を見つける度に反対車線側の歩道へと移り、バケツを構えたちびっことバッチリ目が合ったときは躊躇せずに引き換えし、水の直撃を避けながら歩き進みました。
ピンチになったら、お寺の中に逃げ込むか、商店や出店の軒先をかすめて歩くと良いですね。商品には水を掛けれませんものね。
GPSのログを確認したところ、9km程歩いたようです。
昼を過ぎて、お腹が空き始めた頃には
食べちゃおうかないやいや、もう少し歩けば日本食が食べられる食堂がある。
やがてその食堂にたどり着くと、門に張り紙があり『4月17日まで休み』
やっぱり食べちゃおうかないやいや、どうせなら沢山歩いたのでガッツリ食べたい。
バナナ10本も食べれば満腹にはなるだろうけど、満足は得られまい。
結局、更にずっと歩き続けて13:00を過ぎた頃にバスに拾って貰いました。バス路線に沿って歩いていましたものでね。この街のバスはバス停でなくても乗降できます。これで市内中心にあるバスターミナルまでワープ。バス代は20円。エアコンはついてないけど。
バスの窓から入ってくる風で涼んでいると、突然、前の席に座っているおばさんが早業の如くバスの窓をビシッと閉めました。その直後に沿道で盛り上がっている宴会場からバケツの水がビシャっと窓に貼りつく様に広がりました。防御、お見事です、おばさん！
おばさんのお陰で濡れずに済みました。ただ、勢いよく閉めたせいか窓が開かなくなってしまい、涼しい風は二度と手に入りませんでしたが。
路線バスまで水を掛けられることに驚くとともに、ポンコツバスなんだから優しくしてあげてくれよと思った次第。
バスで市内に戻ったあとは、ホテルに戻りつつ昼食場所を探して彷徨いました。理想的には、昨日行ったちょっと高めの日本料理屋さんの「鯖の塩焼き定食」なれど、毎日贅沢して良いものか。とはいえ、リーズナブルな日本食堂は2軒とも正月休み。そして行きつけのローカルの食堂に辿り着き、以前からきになっていたこの店でベスト3に入る高額な料理をオーダーしました。
結局、贅沢してるじゃんって話なんですが…
肉カレー そうさ、私が頼んだのはカレーさ。だけど、普通、ライスって付いてくるんじゃないの？
…ライスも来ました。ご飯を2杯は食べられそうな量のカレーとアンバランスな量のライスのセット。400円。カレーはカレーの辛さの他に唐辛子の辛さも混ざり、コクもあって美味しかった。でも400円出すのであれば、他の店ならカツカレーが食べれることを思うと微妙。
遅めの昼食を済ませた頃には、水掛け合戦は最高の盛り上がり。戦が激しかった道路はついに車両の進入が制限され、道路はびしょびしょ。路肩に何十台ものピックアップが停まっています。どのトラックも荷台に積んだ大きなペールの水は底をついていると思います。、
絵具？を溶いた水を入れた水風船は悪質だよね。
さて、お正月は今夜で終わり。
明日からは、静かな普通のウィークデーの暮らしが再び始まります。
去年と今年、ラオスでお正月を過ごした正直な感想は、「来年はもういいかなぁ」
そこで、お正月マターでやり忘れたことが残らないように、
皮ごと焼きトウモロコシ。50円でした。お正月記事の最後に、皮ごと焼きトウモロコシの感想をお伝えします。
焼き立てのアツアツではなく、網の上で在庫になっていたものですので、皮を剥くのにも火傷の心配もありませんでした。皮を剥くと、なぜかほんのりと焼き芋の香り。
実は焦げていません。もちろん、日本のものと違って醤油の芳ばしさもありません。
一粒一粒はしっかりしており、固くはありませんがべちょべちょでもない。芯からの実離れもよくて、齧りつけば食べやすい。少しだけ甘いですね。
↓↓ 食べカスです。あえてご覧になる必要はありませんね。スクロールしなくて結構です。
