しばらく放置されていたレビューです・・・。

関係ないですが、新しい職場で

「もふぁさんパソコン打つのが

異様に早いですね・・」と褒められました。

思わず「韓ドラブログのお陰なんです!!」

と答えそうになりました(笑)

 まだ、韓ドラブログをカミングするほどの

関係性ではないので、

「そうですか~?」と笑っておきました。

 こうしてブログをしてるからこそ、

タイピングも早くなり、

褒められて感謝です。

 ちなみに、タイピング早いんですが、

その分、打ち間違いも多い(笑)

 

 

image

 

市子 / 日本

2023年製作 125分 AmazonPrime

2024年23本目 ☆3.0

川辺市子(杉咲 花)は、3年間一緒に暮らしてきた恋人の長谷川義則(若葉竜也)からプロポーズを受けた翌日に、忽然と姿を消す。途方に暮れる長谷川の元に訪れたのは、市子を探しているという刑事・後藤(宇野祥平)。後藤は、長谷川の目の前に市子の写真を差し出し「この女性は誰なのでしょうか。」と尋ねる。

 

ガッカリし過ぎて、言葉も出ないのは、

まさに、この事だ。

 若葉くん・杉咲花さんの名演を返せ!!

・・・・と言いたい。

 個人的でなんですが、

若葉竜也くんの演技は、もっと世に出て、

認めて欲しいと願っています。

image

もっと評価されていい俳優さんだと

声を大にして言いたい。

 

途中までは、良かったんです。

無戸籍の女性の苦悩を描いていてね。

 主演お二人の演技も、申し分ないし、

過去と現代が執拗に行き来するけど、

きっちりとキャラクターが寄せてあるので、

違和感もないしね。

 すべては、後半です・

どうして、こうも、劇的な所を投じてしまうのか。

 こういう監督の自己満足なところ、

本当に嫌いよ。

ほんと、監督が書き下ろす脚本って、

こういう傾向にあるんだよね。

監督は、監督に専念すべきやと思うわ。

 

 

何がガッカリかってね・・・

最後ですよ。

アレ、なんですかね。

北くんと、自殺願望者の下り。

マジで、いらんかったわ~!!!

 

なんで、わざわざ、

ああいう展開にしちゃったのか、

理解に苦しむわ。

 きっと、こうした方が刺激が

あっていいよね・・・くらいの

浅はかな考えなんだろうけど、

ほんと、考え違いやわ。

 

まず、市子がどうやって、

あの2人を殺す事が出来たの??って

疑問だし。

 こういう展開にしちゃうと、市子は、

ただのサイコパスってなっちゃうやん??

 なんなん、それ??って感じ。

 

無戸籍の話はどうなったのよーーー!!

 

ほんと、前半は良かったんだけどね。

プロポーズを受けて、

泣く市子のシーンはすっごく良かったし。

image

 

とは言え、今回のなりすましは、

果たして、成り立つの??

っていう疑問もあるワケですよ。

市子自身は戸籍がなくって、

重病の妹の代わりとなって、生きてきたって。

そんな事、可能なんですかね??

 

 物語の観方として。

戸籍がなくて、幼い頃からの劣悪な環境が、

彼女をサイコパスにしてしまった・・・・

 

というのも、ありえるとは思うんだけど。

 そうするには、

どこまでも市子にそういう凄みがないというか。

話の流れ的に、「唐突感」が残るんだよね。

 市子のダークな部分が、不足というか。

こういう展開にするなら、もう少し、

市子の人柄の伏線を散らして、

最終的な回収をして

欲しかった気がするんですよね。

 

確かに、

市子がサイコパスだった・・という最後も、

面白くはあるんだけど。

例えば「真実の行方」とかね。

image

image

(古い映画なんですが、

この映画はおススメです)

 

やっぱり、あれくらい、
「そうだったのか!!」って

驚きがないと成り立たないと思うんだわ。

 まぁ、あえて言うなら、杉咲花さん名演だけど、

そういう凄みが最終的になかったんだよね。

 

っていうかさ、ほんと、

サイコパスじゃなくってさ。

普通に、無戸籍の女性の話で

良かったんじゃないの???

って個人的には、すっごく残念。

 で、若葉竜也さんとの

ラブストーリーでも良かったんじゃないの??

 

ホント、何度もいうけど、

ガッカリしたわ~。