久しぶりの【まとめておきたい】シリーズです。
(☆随時、追加更新しております)
今回は、小説です。
韓国ドラマにハマるまでは
けっこう読んでいたんですが、
最近は、めっきり読まなくなりました。
そんな中でも、
大好きな本は手元に置いてます。
「塩狩峠」三浦綾子
今日の私の、中途半端な奉仕の精神は、
この小説による所が大きい。
自己犠牲とは。勇気とは。
「僕は毎日を神と人のために生きたいのです」
「ワイルド・スワン」ユン・チアン
この小説を読む中で、
周恩来という人物に出会った。
毛沢東の忠実な部下でありながらも、
非常に常識人で多くの人を救っていた。
あの時代に、素晴らしいバランス感覚で、
権力を維持し続けた。
確かに、毛沢東と文化大革命を
推し勧めたという側面もあるが、
彼が救った人も多くいた。毛沢東の下で、
板挟みになり周恩来自身も苦悩したと思う。
「深夜特急 全6巻」沢木耕太郎
海外旅行に行きたい・・・と強く思ったのは、
この作品を読んでからかも知れない。
世界は、こんなにも広いのだと。
本当は同じような旅をしたかったけどな~。
インドからイギリスまで。
異国の空気感が、
こちらまで伝わってくるような作品です。
「ひとめあなたに・・・」新井素子
新井素子先生は長らくファンでした。
独特な世界観。中でも、この作品は、
世界最後の一週間、
彼氏の元へと向かう話。
ビーフシチューとか、
記憶に残るエピソードが沢山です、
他にも「星へ行くシリーズ」「絶句」などなど、
面白い作品が沢山ありますね。
「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」
塩野七生
「わが友マキアヴェッリ フィレンツェ存亡」
塩野七生
「マキアヴェッリ語録」塩野七生
自宅に1番多く並んでいる作品は、
塩野七生先生のもの。
本当に凄いとしか言いようがない。
歴史上の出来事を、これほど魅力的に、
これほどドラマチックに、
まとめ上げれるのが、本当に凄い・・・・。
塩野先生の作品を知ってイタリアに憧れ、
マキアヴェッリ・チェーザレ・カエサルと
歴史上の人物に惚れた次第です。
他にも、面白い作品は沢山あります。
特に、君主論などを含めた
「マキアヴェッリ語録」は、
生きていく上で、非常に勉強になりましたね~。
「勇気凛々ルリの色」浅田次郎
浅田先生の小説は他にも読んでいるけど、
何故か、手元にあるのは、
この1冊・・・(笑)
もう面白くて、1番好きなエッセイかも~。
「蜜蜂と遠雷」恩田陸
文章で音楽を奏でる事が出来る・・・
それを証明した名作
読了後は、スタンディングオベーションを
したくなります。
文章の力を見せつけられましたね。
「死にがいを求めて生きているの」朝井リョウ
読めば翻弄されて、見透かされる。
生きがいとは。死にがいとは。
「この世界で生きている以上、
誰もが繋がってしまっているのだ」
「猫を抱いて象と泳ぐ」小川洋子
小川先生の独特の世界観 本当に、大好きです。
他にも好きな作品はあるのですが、
やはり、こちらが
傑作ではないでしょうか。
「自転しながら公転する」山本文緒
タイトルが絶妙ですよね。
人間一人の人生も、
大きな宇宙の一つに過ぎないんですよね~
「グリーン・マイル」スティーブン・キング
映画も素晴らしいんですけど、
小説もとんでもなく良いんですよね。
通勤電車の中で読んでしまい、
朝から大泣きした記憶があります。
「明日の子供たち」有川浩
有川先生の著書は読みやすくて、
けっこう読んでいるんですけど。
1番好きなのは、こちらです。
「今日の子供たちは明日の大人」
「カフーを待ちわびて」原田ハマ
木の上に運動靴を探しに行くシーンが大好きです!
神がかってるよね~。
自分から動き出さないと、
幸せは手に入らないのだ。
「姑獲鳥の夏」京極夏彦
この小説を初めて読んだ時は、
その分厚さに驚いたものよ~
独特の世界観、キャラクターの存在感たるや・・。
大好きなシリーズだけど、
途中から、更に分厚くなって、
読んでない・・・・。もう11作も出てしまってる。
私は「絡新婦の理」までかな~
「かがみの孤城」辻村深月
子供たちに読ませたい作品NO1ですね~!
過去を思い出して中学生に感情移入したり、
母親に感情移入したり・・・
「盲目的な恋と友情」辻村深月
文学的な雰囲気の作品。愛情も友情も、
美しくて、醜い。