【韓国映画】最初の恋、最後の恋人 超辛口レビューです | ROUTE8787 サンサクキロク

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子供の試合で、

台風がもーちょいでやってきそうな地域に

飛び込んでます。  

 明後日がひどいみたいで、2日の日程を、

1日でこなす事になりそうです。

 と言う事で、いつもPCからなんですが、

本日はスマホで投稿。

 子供達も夫も練習に行って、

ちょっと暇なんで、

最近観たこちらを、

簡単にレビューしときます。

(ほぼ文句になりそう)

 スマホからが慣れないから、また、PCで修正かけますね〜。

 

最初の恋、最後の恋人 / 韓国
2022年  101分  ☆☆
2023年35本目 hulu

友達以上、恋人未満だった高校の同級生スンヒョン(キム・ドンジュン)とジア(キム・ジェギョン)は気持ちを伝えられかないまま、離れ離れになってしまう。7年後、故郷に戻ってきたジアは地元でパティシエとして成功したスンヒョンと再会する。ついに互いの気持ちを確認し、再び恋に落ち、幸せへと向かうはずの2人だったが、それぞれに秘密を抱えていた…。

 

正直、こんなに泣ける材料が揃っているのに、

一滴たりとも泣けなかった。

 やはり、私の心が汚れているからでしょうか。

​ヒロインのキャラが嫌い

いや、そもそも、私は、

個人的な理由で、

【病気を家族に言わない】というキャラが、

とても嫌いなんです。

今回もそのパターンで、

【オモニには言わないで】とか

言うヒロインというだけで、

嫌悪感がありましてね。

 若年でガンとなったら、

内緒にするとかじゃなく、

【私ガンになったから、

とりあえずオモニも病院行って】って言うのが、

娘としての役割だと思うんです。

 いや、家族であってもなくても、

大切な人に【私若くてもガンになったんだよ。

だから、あなたもしっかり検診受けてね!】

って伝えて欲しいと思うんですよ。

 それに、娘が自分の知らない所で病気になって、苦しんでるとか、後々で聞かされたら、

親もたまったもんじゃないと思うんですよ。

 個人的に・・というのは、

私も若年性乳がんで1年ほど闘病してまして。

検診の大切さとか、ほんと感じたし。

若いから大丈夫という過信から、

検診受けないとかダメよーって、

一人啓蒙活動してるので(笑)

 こういう設定が、どうも、受け付けないんです。

あ!でも、実際の所は、それぞれ事情もあるので、

私の正義を押し付ける訳ではありませんので。

 

 まぁ、そのせいか、

嫌いモードから入っているから、

なんだか、このヒロインが偉そうで(笑)

雨の中、アイス買いに行かせるなよ!

とか思っちゃうし、

相手もアルツハイマーで、これからも、

お金が入り用なのに、

この素敵な家はなんだ!とか

思っちゃったんですよね(笑)

しかもさ、付箋だらけの生活してるのに、

環境変えたんなやー!って思った。

痛み止めも、自分できちんと管理しろやー!

 

​都合の良い病気

アルツハイマーにしても、末期胃がんにしても、

凄く病状の振り幅が広い。

パン屋さん経営出来るレベルなのに、

家は付箋だらけ。

 サポートする家族もいないし、

結婚するに至っても、

そういう存在が出てこないのは、

違和感でしかない。

 胃がんの彼女も、

救急車で運ばれてた割に

結婚式とか引っ越しとか、普通にしてるし。

 道を忘れたり付箋だらけの

アルツハイマーを患う人と、

末期患者を、一緒に住まわせるかなー?

 

それならさ、もうちょっと友情を巻き込んで、

友達たちのサポートで生活しよう!

みたいな展開でも良かったんじゃないかな。

 

​二人が愛し合っているように感じない

 そもそも、7年もなんで連絡取らなかったわけ?って思うんだよね。

そんなに好きで、しかも、

アルツハイマーになる可能性があるって

知っていたら、心配なるよね?

 そして、パン屋してる事も知らんって、

他の友達関係も含めて、どういう事なん?って

思うんだよね。

 それ相応のひどい別れ方なら、分かるけどさー。

そういう説明もなかったし。

 

再会してからも、なんか、

こう盛り上がりもないというか。

 実年齢で4歳、ヒロインが年上なんですよね。

キムドンジュン様が童顔だからかなぁ。

もう、姉弟にしか見えなくて、

ほんと、泣きもしないが、

キュンキュンもしなかった。

 

結婚生活も、もう、おままごとみたいで。

もう、この二人、ホントに愛し合ってるワケ?

って感じで、かなり冷めてしまってました。

 いやー。雨の中、アルツハイマーの愛する人に、

アイス買いに行かせるかなぁ(←根に持つ)

死んでから、ラブラブショット思い出してたやん?

それを、もっと前もって演出してよって思ったよ。

 

最後も、写真を眺めるじーさん見てもね。

普通なら、少しでも彼女の記憶がありますように!

って切なく祈る気持ちになるだろうけど、

まぁ、どうでもいいって感じ。

それよりも。

 ええ!あのキムドンジュンが、

こんなじーさんになっちゃうの?っていう

軽いショックがあったくらい。

 

泣ける要素2つもぶち込んでも、

これではねぇ。

脚本も演出も、今回に至っては、

(あまり韓国の俳優さんの演技に

文句言う事ないけど)

キャスト陣もダメダメ‼️

病気に見えんし。

制服着てる姿は、OLやし。

(キムテリ様を見習いたまえ)

 

内容がこんなんなのに、

タイトルも大仰だし、

劇中に出てきた

【身震いするほどの愛】というフレーズも、

なんか寒い。

 

皮肉にも別の意味で、

身震いする作品となりました。

(うまいこと言った!)