【韓ドラ】LOST人間失格⑥11・12話あらすじと感想 | ROUTE8787 サンサクキロク

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11・12話のあらすじ

 

【11話】禁じられた思い

ジョンスはメールでキョンウンの夫が

亡くなった事を知り、葬式へ向かう。

疲弊したキョンウンの助けになりたいと、

その様子を窺うのだった。

 

ガンジェは、ブジョンのメッセージを受け取り、

すぐに貯水池へ向かう。

そして、友人として身元引受人となった。

 警察署を出た2人。

ガンジェは、自分の父親が死んだ時に、

遺骨を持って母親と海と

山へ向かったと話し、同じ道を辿る事になる。

ある知り合いが死んだんです

「むなしい」と言って

すごく親しいわけでも 

親しくないわけでもなく

そういう関係で

さっき書類にサインしてたら思い出したんです

その人が死んだ時も俺がサインを

そんなつもりはなかったのに

こうして一緒にいると考えてしまうんです

「むなしい」とは何か

カネがないってことなのか

カネがないとむなしいし腹も減るから

 

そして、この人は、何故死にたいのか

勉強も出来て 会社にも勤めて

お父さんもいて 旦那さんもいるのに

なぜ むなしいのか

カネもありそうなのに

そう考えてました

 

なぜ遠くまできてくれたのか

私の連絡先を削除したのに

私のことが 心配だったのか

お父さんを哀れに思ったのか

そう考えてたら お母さんの話や

お父さんが亡くなった話を聞いて

何となく 妙な気分になって

お父さんを火葬した日

お母さんと2人で山に行って

なぜ海にも行ったのか

でも家に帰って良かった

よく分からないけど 私と似てるなと思ったら

何かしたくて 

私が持っているものなら あげたい

 

山へと向かった2人は、
頭上に広がる星空に感動する。
しかし薄着で来た二人には、山は寒くて・・・
登山客の人が、毛布と水、
簡易テントを貸してくれた。
 
テントの中で横になる2人。
ブジョンは自殺しようとした事を
後悔していると話す。
 

後悔してると言いたくて

人生で後悔している事の一つです

恥ずかしくて誰にも言えなかった

さっき 勉強も出来て 会社にも勤めて

父も夫もいるのに

なぜ むなしいのか聞きましたよね

私は何も出来ませんでした

何一つ

謙遜しているフリをして 

悪いことも たくさんしました

全てを手に入れて 世間から認められたかった

父にも見せたくて 夫にも見せたくて

自分にもどんな人間か見せたかった

でも、よく考えてみたら

これになりたいというものはなく

何かになりたかったんです

でも うまくいかなかった

待ちたいです

生きることが恥ずかしくて 

全て終わらせたかったけど

今はただ 待ちたいんです

全てが通り過ぎるまで

何かは分からないけど

 

ガンジェは、このテントはカボチャみたいで。

朝が来たら、

カボチャの馬車みたいに消えそうだと。

この空間も時間も何もかも・・・

 

すると、ブジョンは、ガンジェの顔に触れても良いかと尋ねる。

 

【12話】忘れ物

「顔に触れてもいいですか?」ブジョンの問いに、

「いいですよ」とガンジェは答えた。

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ガンジェがブジョンの髪に触れ、

見つめ合い接近する2人。

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何が悲しいんですか?

いつも、悲しそうな顔をしてる

今もそう

何を考えていますか?

 

私は悲しいんだなと

怒ってるのではなく

自分は怒っているのかと思っていました

周囲もそういう接し方だから

怖かったんです

朝になったら、全部消えると言うから

空間も時間も何もかも

だから 顔に触れてみたかったんです

全部消える前に

ありがとう 悲しそうと言ってくれて

 

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2人で日の出を眺める。
 
俺の仕事は1日に何度もカボチャの馬車に乗る
恋人や家族になります、
でも頑張るほど、空しくなるんです。
相手は現実に戻るけど、俺はそこに残されるから
カネも稼ぎたいし、他にすることもないし、
孤独だから
でも今更、出勤や登校する人生には戻れない
見知らぬ人たちと競争や喧嘩はしたくない
どうせ負けるから
ひきょうですよね まだ若いのに。
こんなやつと・・・俺みたいなやうと
友達になれますか?
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山を下りた2人。ガンジェと母は、

山で父親の遺灰を散骨するはずが、

「むやみに遺骨をまかないで」という

看板があり、断念した。

海に向かい、海に散骨したのだと話す。

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アランには、盗作疑惑が降りかかっていた
ブジョンがゴーストライターとして
執筆した本の一部分が、
ブジョン自身の通訳本から
盗用されているというのだ
(その通訳本はブジョンの退社により
別の名前で出版されている)
そして、撮影中のドラマは共演の女優・
ジナの怪我による入院で、
撮影が中断となった。
ジナはアランの夫・ジンソプと愛人関係にあった。
 
バスターミナルに到着し、
家に帰るか海へ行くか・・
その時、ブジョンの父親の様子を窺う
ジョンスのメールがきた。
ブジョンは家に帰るバスに乗り込み、
海へと向かうガンジェは、
寂しそうな笑顔でブジョンを見送った。
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好きな場面と感想

正直、鼻血レベルの大興奮

でしたーーーーーーー!!

テントの中での、熱い眼差しと密着具合。

キスもしてないのに、何で、こんなに

濃密な感じがするんですかね~!!!

もう、吐息まで聞こえてきそうです。

 

しかし、私なら、

我慢出来んけどな・・・・(笑)

もう、ぶちゅーーーーーーっていってしまうね。

 

キスを避けられて、ちょっと罰の悪そうに、

テントを出ていくガンジェが可愛すぎましたね。

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 可愛いといえば、昔の話をしている時に、

明るい街並みを見つめていたら、

それはホテル街で、

母親から見るなって言われたって話。

「まだ純粋だったから」って言うガンジェ可愛い。

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そして、可愛いかと思えば、

山道を歩いて車が通ると、

そっとブジョンを守る所が、

もう、好きーーーーーーー!!

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星を見上げて、

昔を思い出して涙するガンジェ・・・

切ないし、めっちゃ、繊細な演技です!

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目がウルウル・・・・

 

最後のシーンで。

忘れ物置き場にあった忘れ物を、

バスに同乗した男の子がきちんと

持ち帰っているのを見て、

ブジョンは涙を流すんだよね・・・・

 

きっと、ガンジェを想って泣いたのかな~・・・

母親と山に来た時に、

忘れ物をしたというエピソードが、

何かをなくしてしまったガンジェと

重なってしまったのかな~って。

 

ガンジェが自分の仕事の話をする所は、

とても、その孤独感が伝わってきました。

 

ブジョンは、ガンジェと出会って、

偶然な出会い(運命ともいう)

を重ねていくウチに、

すごく良い方向に向かっている感じがするよね。

自殺願望から、

待ちたいという表現に代わっていたり、

朝には空間も時間も消えてしまうという事に

怖くなってしまったり。

 朝なんて来なくていい・・・

と思っていただろうに、

消えて欲しくないもの・・・・

つまりガンジェが現れた事で、

生きることに欲が出てきた証拠じゃないかな??

 

・・・と勝手に思ったりしてます。

 

あと、2人が山へ向かう所での会話が、

面白いんですよね・・・・。

「靴擦れ大丈夫?」と聞き、

「大丈夫じゃなかったら、おぶってくれるの?」

と聞き返すと、坂がなんだと言い訳して、

「じゃ、なんで大丈夫と聞いたの?」とか(笑)

 

「髪切ったんですね、似合ってます」

「知ってます」という下りとか(笑)

 

このドラマは暗いだけではなく、

ちょいちょい会話が面白いんですよね・・・

 

携帯電話の登録を何にしているかと

ブジョンに聞かれて、

はぐらかす所も可愛い。

(消去しちゃってるから、

見せれないんですよね・・・)

前は、名前で登録してたのかな。

 ブジョンの「お客だから、番号かしら・・」

みたいな意地悪な所も面白かったです。

 

 アランの盗作疑惑も面白いですね・・・

あれって、結局、

ブジョンが仕組んだって事だよね?

ゴーストライターとしてアランの代筆をして、

その一部をこっそりと、盗作してたんでしょ?

しかも、盗作した部分は、

自分が通訳した本から抜粋したんでしょ?

これが、「謙遜しするフリをしながら、

たくさん悪いことをしました」

って事なのかな・・・。

 

そして、アランの夫、クソやな~・・・