【韓ドラ】LOST人間失格②1・2・3話まで。あらすじと感想 | ROUTE8787 サンサクキロク

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すみません・・・一度UPしたのですが、

5話まとめてだと、あまりにもレビューが長すぎるので、

2・3話でまとめる事にしました・・・・・。

 手紙とかナレーションとか覚書で残したくて・・・。

(もはや、もう自分の為だけのブログで申し訳ないです・・・)

 

1.2.3話までのあらすじ

【1話】 人間の資格

 

先生 こんにちは

先生に最後に会ったあの日から

ずっと人間の資格について考えています

誰かの家族 友人 同僚としてではない

一人の人間としての資格

自分の名前を懸けて、ルールを守って生きていく

そういう人間だけにある

世の中を 評価し 非難し

怒り 絶望する資格

先生にはあり 私にはない

その資格についてです

でも先生

先生が言う その世界とは何で

その人間とは何でしょうか

そんなものが 存在するのでしょうか

 

ガンジェは役割代行の仕事をしている。

(この、やさぐれてる感じも素敵なんです)
 
ある日、タギから電話が入り、

2人の友人であり、

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(ガンジェのソウルメイト・タギ)

 

数か月前にお金を貸したのを最後に、

行方が分からなくなっていた

ジョンウが死んだと聞かされる。

ジョンウは、女性と一緒に貯水湖で

自殺をしたとの事だった。

身内のいないジョンウのお葬式を、

ガンジェは執り行う。

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一緒に死んだ女性の名は、ヒソン。

子供はミンス。

ジョンウの事をヒソン側は全く知らないらしい。

チャットで知り合って、

一緒に自殺したって事にしているが。

 ジョンウは、いつも、

その女性の事を「母親」と呼んでいた。

そして、ジョンウは、いつも

「むなしい」と漏らしてた。

 

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もし俺が2憶ウォン持ってたとする

そうしたら

どんなに むなしくても 

死にたいとは思わない

 

家に帰って 着替えて

死に装束も用意しないと

なのに、何故、

動くのが嫌なんだ?

悲しいからか?

 

ブジョンは、ある事情で出版社を退職して以降、

家政婦として働いているが、

父親にも夫にもその事を告げる事が出来ていない。

毎日、女優であり作家でもあるアランへの

悪質な書き込みを行なっているが、

その件について訴えられてもいた。

 

先生こんにちは

今日はどんな一日でしたか?

今日、少しでも不幸なことが 先生にあったなら、

それは、私が強く祈ったからかもしれません

最近私は、毎日、先生のために祈っています

朝、目を覚ました時

夜、目を閉じる時

テレビを見る時、食事をする時

出勤中の地下鉄の中で 新しい職場でも

時間があれば 強く 強く 祈っています

私のように 不幸になることを

息をする全ての時間が 地獄であることを

どうか私のようになることを

曇った雲に 全ての星に

山に吹きつける風に 荒廃した大地に

汚れた空気に そして

この世のどこかに間違いなく存在する

全ての邪悪なものに祈ります

告訴しても無駄です

今度告訴したら 

あなたの名前を血で書いてテレビ局に送り

自殺します

 

ブジョンの夫・ジョンスは飲み会で

昔の恋人・キョンウンと再会した。

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キョンウンの夫は、末期のガンに侵されており、

毎日病院に通っているのだという。

 

ブジョンは1年前には流産を経験、

夫の浮気(ギョンウンとの密会)と、退職。

夫との仲は冷え切って、うつを患ってもいた。

何者にもなれない自分を情けなく思い、

父親に涙を見せるブジョン。

父親はそんな娘を優しく励ますのだった。

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お父さん、私、失敗したみたいなの

誇りだなんて言わないで 

私はそんな人間じゃないの 悪くなってる。

ただ全てが悪くて、理由なんてないの

苦労して育ててくれたお父さんのために、

一生懸命努力したくても、

どう努力していいか分からない

この世に生まれて、何も出来なかった

結局、何も出来ない気がする

だから、すごく孤独なの

お父さんもジョンスもいるのに、

ただ、すごく孤独なの

生きてる事が恥ずかしいの

私はどうしたらいいの・・・・

私は人間の資格がない

 

 

その様子を偶然見かけていたガンジェは、

バスに乗ってからも

泣き続けるブジョンにハンカチを差し出し、

バスを降りようとしたが、

その袖を掴んでしまうブジョン。

 

【2話】怒りの国

 ガンジェはバスを降りられず、

しばらくブジョンの横に座る。

少し会話をした後、バスを降りるガンジェ。

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分かりますよ。凄く悲しい時は

初対面の人に頼りたくもなる。

つまり、恥じる事はないという事です。

 

こんな日だからか、

俺より悲しい人を見たから、

何だか胸にグッときて

締め付けられて・・

優しくしたくなった

 

ブジョンは、アランのサイン会に訪れた。

彼女のせいで、

仕事も子供も自分も失ってしまったのに、

彼女は全く謝る気もない様子だった。

 落ち込んでいるブジョンが、

父親のマンションの非常階段で、

アランの電話に声を荒げている所を、

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同じマンションに住むガンジェが通りかかった。

 バスで出会った女性が、涙ながらに電話をし、

そのまま屋上にあがって行く様子を見て、

心配になり、彼女をおいかける。

 

父さん こんにちは

昨日 生まれて初めて 考えました

もし父さんが生きていたら 

俺の人生は 今とは違っていただろうかと

元気ですか?

見てのとおり

俺は とても さんざんな状況です

この世に同じように生まれて

俺は何者にもなれない気がします。

親愛なる父さん

カネが愛だと考える俺は、道を誤ったのでしょうか

人間らしく生きることに失敗したのでしょうか

それにもかかわらず俺はまだ・・・

何も諦めたくありません

 

【3話】透明人間

屋上から下を見降ろすブジョンに、

ガンジェは話しかけ、

最近自殺したジョンウの話をする。

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良い人であろうとなかろうと、

誰かが危ないと思うと手を差し伸べたくなる。

僕たちが偶然何度も会う事に

深い意味はないとおもいましょう。

次にまた偶然会ったら、IDを交換しましょう

 

アランは、自分に恨みを持ち、

悪質な書き込みをするブジョンを

疎ましく思っていた。

いつも通うホストクラブのチーム長・

ジョンフンに、

彼女のアラを探し出し、弱みを握るように伝える。

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もともと、その仕事を請け負っていたのは、

自殺をしたジョンウだった。

ジョンウの尻拭いをするべきだと、

カンジェにその女性の情報を送信する。

(カンジェはもともと、ジョンフンの

ホストクラブで働いていた)

 カンジェが受け取った情報の女性は、

ブジョンだった。

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会いたい父さん

汚いベッドの上でずっと俺を待っていた父さん

俺を置いて旅立つ最期の瞬間

父さんは何を考えていたのだろうか

残された力を振り絞り 父さんは

どこへ行きたかったのか

どれだけ、どれだけ俺を待っていたか

ずっと俺を待っていた父さん

俺にはまだ死とは何か よく分かりません

生きることは何かもよく分かりません

いつか時が経てば 分かるでしょうか

生とは何で 死とは何か

今は何で、次はいつなのか

最後に最終的には誰でも一人だと

俺にもわかるのでしょうか

 

どこから話せばいいでしょうか

どこから間違ったのでしょうか

1年前?それとも もっと前でしょうか

ここは安全だ 大丈夫だ

私は「中間」だから

ずっと信じてきた「中間」という場所に

私の居場所はありません

私は今 欠陥のあるビルにように

私だけが分かる速さで

とてもゆっくり崩壊しつつあります

ある日 思いもよらない風が吹いたり

雨が降ったり

雪が降ったりすれば

最初に崩れる場所に私は立っています

見えるものは抜け殻で、私はそこにいません

ここは どこなのでしょうか

それとも 更に下があるのでしょうか

それがどこか分からず 不安で不安です

 

感想と好きな場面

初めから、ナレーションが良くって、

グッとこの作品の世界に引き込まれます。

ブジョンの「アボジ」へのナレーションも

良いけれど、

アランに対する「先生」で始まる

毒々しいナレーションも、

何故か、耳に心地よいんですよね・・・・。

 

 毎回、神回が存在する、この作品ですが。

まずは、1話で、ジョンウの葬式で流す

カンジェの涙に衝撃を受けます。

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ジョンウという人間は、ガンジェとタギから

多額の借金をして姿を消している

・・・・という人物なんですが。

そういうネガティブな説明なのに、

このジョンウという人間性が、

それだけでないという所が

伝わってくるんですよね。

 ガンジェが、彼を慕っていた事が、

この涙で十分に伝わってくるんですよね。

 

まとめ

ブジョン→1年前に夫の浮気 流産 職場でのトラブルによる退職・・・で鬱状態となった。

トラブルの原因でもあるアランへ恨みがある。

アランのゴーストライターとして仕えていたが、アラン側の裏切り行為があった様子

父親が心のよりどころ。

 

ガンジェ→ブジョンと偶然な出会いを重ねる 

元ホスト

ブジョンの父親と同じマンションに住む

父親は6年の闘病の末、自殺している

 

ジョンフン→ホストクラブ経営者 

自殺したジョンウ ガンジェもここで働いていた

VIPであるアランに仕え、彼女を中傷するブジョンの弱みを握るように依頼される。

以前は、ブジョンに頼んでいたが、自殺した今、ガンジェにその尻ぬぐいをするように言う

 

スンギュ→タギの姉 務める薬局の家主が、

ブジョンの姑