【韓ドラ】遠見には緑の春② ネタバレ妄想あらすじ | ROUTE8787 サンサクキロク

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  ネタバレあらすじ

ジュンは裕福な生まれで、

大学内ではアイドル的存在の1回生だ。

しかし、本当は父親と兄の暴力、

母親から冷遇される環境に身を置いてきた。

家族の愛を与えられず育ったジュンは、

いつしか、愛に飢え、

愛を強く求めるようになった。

 孤独を恐れ、常に笑顔で対応し、

お金で人の心をつなぎ留める事に必死だった。

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 しかし、どれほど、愛嬌を振りまき、

お金をバラまいても、

心は空虚で満たされる事はなかった。

彼を取り巻く人間たちが、

本当に自分を愛してくれる存在ではなく、

まやかしであると、彼は知っていた。

 笑顔を振りまけば振りまく程に、孤独と恐怖は、

容赦なく彼を襲い、飲み込んでしまうのだった。

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そんなジュンの元に、現れたのは、

大学でも孤立感を強める先輩・スヒョンだった。

いつも不機嫌な表情で、近付くのを躊躇させるような壁が見えるようだった。

スヒョンは、ジュンにも同じような態度だった。

彼特有の笑顔で近付いても、冷たくあしらわれた。

自分に媚など売ろうとしないその姿勢が、

嘘だらけのジュンの人間関係とは、

一線を画していた。

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 そんなスヒョンに、認められたい。

そんな想いが募るが、

スヒョンの冷たく閉ざされた心には、

ジュンの笑顔が欺瞞の産物である事など

簡単に見透かされていたのだ。

 

 スヒョンは貧しかった。

大学に通いながら、腰の悪い母親・弟の為にも、

お金を稼ぐ必要があった。

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働いても働いても、うまく物事が運ばず、

この貧しさを脱する一筋の光も、見えなかった。

 大学に通う人たちは、

自分とは別世界のようだった。

同じ空間にいるのに、自分は色褪せていて、

惨めで、うまく息が出来ない。

 裕福で、いつも笑顔で、

大学生活を楽しんでいるジュンが、

自分に近付いてきたのは、

もの珍しさだろうと嫌悪感でいっぱいだった。

金持ち道楽に巻き込まれた感がして、

それは、被害妄想だと思いつつも、

そうとしか考えられなかった。

 ジュンが輝けば輝くほどに、

自分の影は色濃く伸びていく。

ジュンの姿を捉えると、弟を思い出す。

 弟を想うと、心の痛みは倍増される。

ジュンのような明るい毎日を

与えてあげれない自分は、

何て無力で・・・そんな自分を呪うしかない。

 

 グループワークで、ジュン・スヒョン・ソビン

そしてジュンを金づるとする先輩たち(ジョンホとチョングク)が加わった。

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 スヒョンと対立し、グループ内は雰囲気が悪い。

その上、ジュンがスヒョンに懐くのも、

気に入らない様子だったが、

徐々に2人の距離は近付いていく。

 

スヒョン先輩は、いつも僕に冷たい。
けれど、その冷たさは、家族の冷たさとは違った。
離れていきそうだけど、
そっと振り返ってくれるような感触だ。
そして、僕のまやかしの心を、
まやかしだと言ってくれる。
 そこを飛び越えろ・・・・
そう言われているような気がした。
だからこそ、吐き出せる。
僕の怒りを、寂しさを、弱さを。
だからこそ、言える。
自分は、こんなにも愛に飢えているのだと。
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ジュンは、教授の助手を譲った事をキッカケに、
ソビンとの距離を縮めていた。
ソビンが、チャンギに7年に及ぶ
片想いをしていると知り、終止符をうたせた。
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(でも本当は、チャンギもソビンが好きだったんだよね)

ソビンは、ジュンが何かしらの闇を抱えている事を感じていたが、

ジュンが話してくれるのを健気に待ち、

彼を支えようとするウチに、

2人は恋するようになる。

 そして、昔、母親に捨てられた事をネタに、

みんなの噂の的になった事がトラウマになっているソビンを、ジュンは、勇気づけた。

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そして、ジュン・スヒョン・ソビンと3人が一緒に過ごすウチに、

妙な友情関係が確立されていくのだった。

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一方、スヒョンは、

自分を敵視するジョンホとチョングクの

嫌がらせにあい、バイトは定着せず、

住む所も失ってしまった。

 

ジュンの不幸と、自分の不幸は、どっちがより、

重いのだろう。

 スヒョンは、不意に考える。

自分を慕うジュンを弟のように感じる度に、

自分の弟と重ね合わせてしまう。

自分に手を差し伸べようとするジュンにも、

苛立ちを覚える。

 どうして、自分を、

情けない気分にさせるのかと。

お門違いなプライドだけが、育つ。

 崖に立つ。あと一吹きで自分は堕ちるだろう。

すべてを手放して、解放される。

恍惚とした最悪な想像は、

どうしようもなく甘美なんだ。

けれど。

ジュンが本当の自分を

さらけ出した事が勇気ならば、

自分もまた、勇気を出せるだろうか。

ジュンが差し伸べてくれた手を、

そっと握りしめても、良いのだろうか。

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 スヒョンはジュンの助けを受け入れ、

一緒に住む事で、何とか危機を乗り越えた。

 

ジュンもまた、スヒョンの支えのもと、

過去の自分と向き合う。

自分を殴り、敵視していると思っていた兄が、

実はそうではなく、家族と引き離す事で、

自分を守ってくれていた事に気付いた。

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 殴ったのは兄ではなく、父親であったこと。

家族と距離を置かせることで、

ジュンを自由にさせていたこと。

自分だけが、両親に忠実であれば、

ジュンを助けられると思ったこと。

 そうしながら、父親にはジュンを二度と殴らないように牽制してきたのだ。

しかし、父親はジュンと母親への暴行をやめていなかった。

その事実を知った兄は、父親を警察に通報する。

 

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 ジュンは、過去の自分を捨て、新たに生きていく事を決意する。

 

「長い間苦しんでたことが、

馬鹿らしくなって・・・

苦しみが友達だったみたい。

それを抱きかかえて長い間耐えてた。

手放そうとしたら、

過去の自分と別れる気分になったんだ」

 

嫌がらせがエスカレートし、

警察沙汰になった事で、

反省をしたチョングクたち。

 彼らを許したジュン・ソビン・スヒョンは再び、

グループワークを行う事になった。

コンセプトは明るい青春と現実的な青春。

みんなで協力し取り組み、成功をおさめた。

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スヒョンに長年片想いしているヨンランは、

スヒョンに告白するが、良い返事は貰えなかった。

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恋とレジャーは無縁だと思っていた。

今の自分は、果たして、彼女の想いを受け止めて良い人間なのだろうか。

迷っているウチは、言葉に出せない。

けれど、僕は君から逃げる事はない。

 そっと、うたた寝している君のもとに、

ドリンクを置こう。

君が置いていってくれた愛のように。

 

 ソビン

「高校の担任が言ってた。

勉強時間で成績が決まると。

どうしよう 努力することしかできない私が、

それだけでは限界になった。今の私は、最悪だ」

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「履歴書に賭けることが増えはしなかった

でも私は今が、この上なく幸せだ」

 

 スヒョン

恋愛?レジャー?僕には縁がない

貧乏人はカネだけじゃなく、自由もない

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恋愛?レジャー?いまだに僕には縁がない

だけど、今は楽に呼吸ができる

 

 ジュン

友達は多いよ。ネット上にもたくさんいる

入学したばかりなのに、ファンクラブが出来た

世界一簡単なことだ 友達を作るのは。

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僕は本心を伝えられる大人になった

愛してくれる人たちのおかげで

 

遠くから見る青春

それは近くで見ると、より青くてまぶしい春だ

僕たちの春は今から始まる