怪物 NETFLIX
2021年2月-2022年月
全16話 ☆☆☆☆☆
韓ドラ8本目(通算81本目)
で、この2人を結ぶ手錠に気が付いて、
胸アツ過ぎて、泣けました
・・・・という事で、非常に面白く、
胸アツなまま、走り抜ける事が出来るこの作品を、
ネタバレなしでおススメしたいと思います。
胸アツポイント魅力的なキャスト
イ・ドンシク役(シン・ハギュン様)
お初でしたが、とても雰囲気がチソン様に似ていて、大好きなタイプです
もう、この方の演じるドンシクが、凄く魅力的で。
前半は、その熱さがウザくもあるけど、
後半に連れて、その熱さの中に潜む感情の変化を、
見事に演じておられます。
ハン・ジュウォン役(ヨ・ジング様)
こちらは、もう大好きな俳優様です。
子役時代から存在感がありましたが、
正直、ここまで男前になると思わなかった(笑)
「太陽を抱く月」とか「ホテルデルーナ」ですね。
イ・チャンジン役(ホ・ソンテ様)
最近では「アマダス」に出てました。
実際にロシア語がお得意のようですね。
ジョンジェ役(チェ・テフン様)
好きな俳優様です~!!「愛の不時着」や「カーテンコール」
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」と様々な魅力的な役柄をこなしてますが、
今回も凄く良かったです。ちょっとマザコン気質で・・・。
ジファ役(キム・シンロク様)
「ある日真実のベール」の検事役が印象的です。
ジェイ役(チェ・ソンウン様)
お初でしたが、雰囲気のある魅力的な女性です。
ナム・サンベ役(チョン・ホジン様)
こちらの方も、よく見かけますよね。
最近では「私の解放日誌」のアボジでしたね。
ト・ヘウォン役(キル・ヘヨン様)
鬱陶しいオモニのイメージしかないですが(笑)
今回もなかなかでしたね。
ハン・ギファン役(チェ・ジノ様)
どっかで見た事があるぞ…と思っていたら、
キム・サブに出てました。ちょっと、太って、
かなり貫禄がついた感じですね!
そして、若かりしドンシク役を、今、勢いのある
イ・ドヒョン様が!
ドンシクの若い頃に比べると、爽やか過ぎる感じはありましたが(笑)
他にも印象深いキャストがいるんですけど。
それほど、もう、俳優さん達がみんないいんですよ。
特に主人公2人にとって、この撮影期間中は本当にキツかっただろうな・・・と思うくらい、
熱が入っていましたよね~・・・
観ていて、こちらが疲れてくる位です。
まさに、演技と演技のぶつかり合いです
胸アツポイント極上のサスペンス
とりあえず、全16話 気を緩ませない仕掛けになってます。
物語の展開が潔く、視聴者をあまり焦らそうともしません。
ただの殺人事件ではなく、糸口がそれでありながら、
徐々にあらゆる要素が組み込まれている事に、妙な気分を覚えて、
まさに、釣りあげていく感覚です。
ただの「犯人は誰だ?」的な単純なものではなく、
冷静に、このノワールの世界が浸食していく感じを楽しめます。
街の閉塞感と、20年前に起きた事件に囚われて、
出てくる人がみんな少しづつ、おかしくて、少しづつ壊れていて。
そんな人間模様が織りなすサスペンスには、多少、忍耐を要するけれど、
終盤にかけては、人間の弱さと愚かさに向き合っていく事になります。
ドンシクとジュウォンの関係性
正直、ドンシクの存在感が凄すぎて、ジュウォン役のヨ・ジング様は大変やったやろうな・・・と
想像しますが。
まぁ、こちらのジュウォンという人間も、
静かでありながらも、とても強烈な印象を残していきます。
物静かで、真面目で、けれど潔癖で。
真面目や正義感があるっていうのも、ここまで来たら、
ウザいな・・・という所まで振り切ってくれます。
この2人が、相容れるワケがない!というほど、徹底的な人間関係で、
その辺り、容赦がないのが、韓国ドラマの面白い所だな・・・と思うんですよね。
ドラマでもバディ関係であれば、始め、敵対していても、
「いや、そんな喧嘩してても、どうせ仲良くなっていくんやろ」という
安心感があったりするじゃないですか?
もうね。そういう甘さ一切ないです。
言ってしまうと、この2人、なんか一緒におると、
ウザいし、腹立つわ~・・・っていう感じなんですよね。
互いに事件解決に向けて奔走しているのに、
互いに足引っ張り合ってんじゃない??と思わずにはいられない。
そんな2人が紡ぐ関係性に、是非、注目して頂きたいです。
選曲のうまさ、映像のうまさ
もう、しびれます。
なんなら「怪物」というタイトルが出るタイミングやら、主題歌の流れるタイミングに、
シビレまくります。
映像もノワールな雰囲気なのに、暗闇に頼らず、
街全体に流れる、閉塞感や陰鬱な雰囲気が、見事に表現されていると思います。
・・・という事で、ネタバレなしの感想って、なんかストレスたまりますね(笑)
ネタバレレビューは、存分に私のこの熱い想いを吐き出そうと思っています!