老後の資金がありません!
2021年11月公開 115分
2023年1本目 ☆☆☆
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あらすじ
節約がモットーの主婦・後藤篤子(天海祐希)は、夫の給料や自身のパート代をやり繰りして老後の資金を貯めてきた。ある日、しゅうとが他界し400万円近い葬儀代が必要になるが、自身のパートの契約が更新されず、さらに娘の結婚が決まって多額の出費に頭を抱える中、夫の会社が倒産してしまう。そして成り行きで同居することになったしゅうとめは、金遣いが荒かった。
感想
作家の垣谷美雨さんのファンですが、映画化したものを初めて観ましたが・・・
ああ、なるほど、こうなるんだ~と、妙な納得感がありました。
なんというか、垣谷さんの作品は「水戸黄門」みたいな感じで、
とにかく読みやすくて、分かり易くて、
読了後はスッキリするので、実写化すると、
こういう漫画チックになってしまうのも、分かりはするんですが・・・・
それでも、やっぱり、垣谷作品のホントの良さが、
映画では出し切れなかったかなと。
少し残念な気持ちになりました
2018年に読了済み
内容は大きく覚えてるけど、映画よりももっとリアルで、
もっと爽快感があったんじゃないかなっと思います。
映画の方では、爽快感が見事になくなっていて、
最終的に、夢物語に着地してしまった感があります
垣谷作品の魅力は、リアルに感情を揺さぶられ、
奮起し、最後は勝利する!という定番の流れではあるんですけど。
この「奮起」というのが、気持ちの持ち方一つであったりするんですね。
それは、読み手の私達に、心の切り替え一つなんだ!
という、凄くシンプルなアドバイスとして、心に入ってくるんです
そういう、垣谷作品の醍醐味が、生かされていないので、
ただ、少しの老後のリアル感と、ドタバタコメディ、
最後は夢物語で終わってしまって。
垣谷作品ファンとしては、不十分な出来栄えだと思います。
ただ・・・・
ただ・・・ですね。
やっぱり、天海祐希さんが、良いんですよね。
こんなに綺麗で、こんなにスタイル良いのに、
普通の主婦に見えてくる不思議さ・・・
この作品も同じような感想になってる(笑)
そして、松重豊さんも、すごく良かったですね。
コメディ的にも、何となく滑ってる感じはしないでもないし。
それでも、これを観て、
「老後の資金ね・・・」と考えたり、話題にしたら、
作品としては、成功だったのかな?
2023年1本目がこういう作品だったので、
節約を引き続き頑張ろうと思います(笑)
垣谷美雨さんの作品は、ホントに読みやすくて、
身近な話が多いので、主婦には、おススメです~
タイトルからして、興味あるあるでしょ~?
こちらは、新作かな・・・・
韓ドラで中断してる読書。
久しぶりに読書でもしようかしら
さてさて、映画も、韓ドラ同様は低いハードルからのスタートです(笑)