【韓ドラ】ユミの細胞たちシーズン2④ネタバレあらすじ&感想 | ROUTE8787 サンサクキロク

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最終回まで完走しました走る人走る人走る人

色々と怒り爆発しましたが、

結局のところ、それほど、

このドラマに感情移入していたという事で。

とても楽しませて頂いた次第です。

 個人的には、シーズン1に比べると、

断然、こちらが面白かったです。

 まぁ、勿論、ジニョン様の存在が、

大きな功績ですけども。

 

 

  ざっくり簡単あらすじ

 別れてしまって数ヶ月、ユミのプライム細胞は、

愛細胞から小説家細胞に変わり、

作家として勤しんでいた。

 そんな時、

ボビーが済州島からソウルへと戻ってきた。

ボビーと会わないようにしていたユミ。

不意の再会では、

「会いたかった」と想いを吐露するボビーを、

冷たくあしらってしまう。

「私は会いたくなかった・・」と言うユミに、

ボビーは「嘘だ」と否定する。

 それは、彼女の気持ちを

分かっているのではなく、

そんな事は信じたくないという

強い気持ちの表れだった。

 ユミもまた、「私も、会いたかった・・」と、

本当の気持ちを打ち明けるのだった。

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めでたく復縁を果たした2人だったが、

ぎこちない状態が続く。

カップルリングをつけるタイミング  

互いの自宅へ招くタイミング

とにかく2人のタイミングが合わない。

 その上、海外出張の途中で

事故に遭ったにも関わらず、

ユミに心配かけまいと内緒にするボビー。

 この一件で、2人は互いに気遣いながら、

互いに、互いが復縁を後悔しているのではないかという疑惑に苛まれていたと確認する。

 ユミの気持ちを知ったボビーは、

思わず、ユミにプロポーズする。

それを受け入れるユミ。

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結婚へ進む2人だが、ある夜、ボビーの携帯に、

ダウンからの着信がある事に気付く。

 ユミは、その着信で、自分の心が何も動かなかった事に気付いた。

 ダウンからの着信に、

怒るでもなく不安がるでもなく。

それが、

ボビーをもう愛せていないという証拠となった。

 

 ボビーと別れを告げて数か月、

ユミが紛失したパソコンを届けたボビーは、

海外赴任へと旅立った。

 ボビーとの別れを知ったウンは、

一途にユミを想い続ける。

ユミの愛細胞は無事に帰還した。

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  ​感想(一部妄想)

復縁してからの描き方が秀逸

 描き方というか、ジニョン様の演じ方が、

まぁ、繊細で驚きを隠せませんでした。

 というのも、あれほどに、

魅力的で完全だったボビーが、

復縁してから、

見事にその魅力を削り落としてるんですよね。

 

自信を失ったという男の描き方が、

本当に上手で、唸ってしまいました。

 

ゴウンちゃんも、安定の演技で、

こちらはこちらで、分かり易い演技が、

ユミという人間を表してて、

なるほどな・・・・と思ったワケです。

 ユミの露骨なほどの、

「以前のように愛してない」という演技が、

リアルにこういう顔に出る子って、いるよね・・・

って思うわけです。

 

互いの愛から離れていく演技であっても、

根本が違うのを実感させる、

とても納得のいく演技だったと思います拍手

 

復縁してから、本当の別れまでのシーンは、

一歩間違えたら、

違和感の連続になってもおかしくないのに、

そうはならなかったし、

ユミやボビーの心を、

細胞たちが逐一説明するワケでもなかった。

演技と脚本、演出すべてが秀逸だったという証だと思うキラキラ

 

復縁から破局まで

再会の時のユミの

「会いたかった」という気持ちは、

本物だと思う。

けれど、それは、寂しさや恋しさから爆発したものだったと思う。

一時的な気の迷い、とでも言えるんじゃないかな。

 だから、その後も、ボビーは輝かない。

その後のユミは、

ボビーの気持ちに応えようと必死になる。

けれど、どうにも歯車がおかしい。

ユミの表情には落胆が見える。

 その表情を見て、更に、自信を失うボビーは、

愛からの気遣いではなく、

申し訳なさからの気遣いをしてしまう。

 

互いに、互いを気遣い過ぎて、

互いに、互いが復縁を後悔していると疑って・・・

 

 けれど、これに関しては、

ユミはズルいな・・・と思った。

ユミに関しては、

自分自身が後悔しているという点を、

ボビーにすり替えているえー

 

ボビーからしたら、

ユミの言葉を信じたい所だろう。

2人のこの誤解を埋めるには

結婚しかないだろうと、

思ったのかも知れないが、

プロポーズの言葉を受けての、ユミの反応に、

彼女の迷いを感じ取ったに違いない。

 

 だから、ボビーは結婚を決めても、輝かない。

結局、2度目の別れの時、

ボビーは、すんなりと別れを受け入れる。

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何も言わなくていいと。

 

 1度目の別れの時は、きちんと時間をとり、

話さえすれば、以前の2人に戻れると信じていた。

 けれど、時間をかけても何をしても、

ユミの愛は戻って来なかった。

僕が、一時的にダウンに揺れてしまった事が原因なのか?

けれど、その揺れは、

ユミを失った時の揺れとは、全く別物だった。

 あの時、僕自身も、

ユミへの愛の大きさに気付き、

ダウンへの気持ちが、愛ではない事に気付いた。

 けれど、それが遅すぎたのかも知れない。

 

ユミは、失って気付くような愛を、

良しとはしなかったのだ。

 

彼女は、とても注意深く、

僕という人間を見ていたともいえる。

僕を見続け、僕を分析し、

僕の心の動きを僕以上に知り尽くしていたかも知れない。

 

僕が上着をかすという行動の中に、

僕のユミへの愛の隙間を、

見つけてしまったのかも知れない。

その隙間は、無意識で無自覚で。

そんなものは、妄想だと、

彼女に大声で言いたかった。

自分を、信じて欲しいと思った。

僕がユミを信じたように、

ユミも信じるべきだと思った。

 

けれど、今となってはどうだろう。

僕は、ダウンに無関心ではいられなかった。

彼女を車に乗せ、ユミの時と同じように、

愛しさから上着をかした。

 彼女を可愛いとも思っていた。

 

 それが愛だとは思わないが、

あの小さな揺れで、僕たちの関係は大きく変化し、結果的に崩壊した。

 そういう事だ。

僕が全てを傾け、全てを投じても、

修復出来なかった。

 愛が大きくても、耐える力のない愛だった。

小さな隙間が出来て、崩れるような愛だった。

 

 ユミの愛にしがみつく自分もいた。

ユミもまた、

僕の愛にしがみつこうとしてくれていた。

 けれど、そんなものは、

互いを疲弊させるだけだった。

 あの輝かしく愛し合った日々が、

戻ってくると思っていたけれど、

そんなものは、幻想だった。

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あの時の愛とは少し違う愛に、

変化させなくてはならなかったけれど、

それが、出来なかった。

 悲しみとは違う、清々しさが残る。

互いに、過去の愛と別れをつげるべきだと、

僕は、知ってしまったのだ。

 

   なーんて事を考えてたら、

あれほど怒りまくった9話が、

妙に納得してしまうものだった。

ユミが小説家っていうのも、

私には、けっこうポイント電球で、

小説を書こうって人間だからこその、

人間観察や心理分析に、

ユミ自身が長けていたのが原因なんじゃないかな?と思ったりした。

 普通なら、スルーしてしまう所に、感情が入ってしまうのかな・・・

 

と考えると、ユミには、

一途に彼女を愛してくれる、

ウンしかいない・・・と思うんですよね。

 

ウンも今回、けっこうな塩対応されてるし、

相当、振り回されてたし

(勝手に振り回されてたともいう)

それでも、一途にユミを想ってさ。

 プライド捨てた愛は、凄いよね(笑)

 

しかし、最終的にウンとくっつくならいいけど、

そうじゃないなら、

ウンを解放させてあげてーーーとも思うけどね。

 

細胞たちによる葛藤が少ない

その分、キャストたちの演技が素晴らしいから、

良いんだけど。

 

 もうちょっと、30歳過ぎなりの、

計算高さや、本心を、細胞たちによって描いても良かったんじゃないかな~?と

思います。

 でも、まぁ、そういう本心を描くとなると、難しいだろうな~・・・

 

ひょっとしたらよ?

 

ボビーほどのハイスペックの男を

逃すのは惜しいと、

頑張ってしがみついていたけど、

意外に小説業がうまくいってるし、

今はそっちに集中したいし、

別れてもいっか・・・みたいな葛藤があったかも知れないやん?

 

今逃すと結婚も、

出産も~という焦りもあったりして、

いや、でも、最終的にウンがおるし。

ウンは、何気に金持ちになってるし~。

 そっち、キープしたらいいんじゃ?

・・・・みたいな計算があったかも知れないやん?

 

 そういう本音を交えながら、

恋愛を描くリアリティさが、このドラマの面白さだとも思うけど。

何気に、後半は、ただの恋愛ドラマになってしまっていた気がする。

 

ボビーの細胞たちの活躍が少ない

個人的に、ボビーの陽気な細胞たちの存在が気になってます。

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これを考えるとね、ボビーってもっと陽気で、

もっとラテン系の人間なんだって思うわけですよ。

 そうするとね、素のボビーはいずこに??

って思う所もまた、

ボビーとユミの破局の納得材料になるんだよね。

 本当のボビーを見せれないその愛は、

終わって当然だったのかも知れないってね。

 

ま、結局、私はユミという人間が好きではない

 決して、ハイスペック男性2人に好かれる

小説家として成功する

・・・という嫉妬ではない。

 

 とにかく、

「私が私が」という点が好きではない。

優先順位には、

好きになった相手が1番上位かも知れないけど、

それも、結局、「相手に尽くす自分」の事だと思うんですよね。

 9話でいうように、

「した事は忘れて、して貰った事は忘れない」

精神の、全く、逆をいく人間が、

ユミだと思うワケです。

 愛を注いできたから、

そういう小さな揺れも許せないんだろうし。

自分の愛の分だけ、愛を注げ・・・っていう感じ。

 

 恋愛にしても、相手の事ばかり非難して。

自分の非に向き合おうとしないのも、

好きになれません。

 

ボビーが復縁を後悔しているって思った・・

って言うけど、

それ、絶対違うと思うし、

どう考えても、ユミが後悔してたやろ?って。

 

自分の恋愛観・恋愛のルールがあって、

そういうモノを崩せないのも、

彼女の恋愛を難しくしているような気もします。

 その通りに行かないと、

思いっきり顔に出ちゃうし。

 

 まぁ、しかし、

何故に、こんなめんどくさい女性が、

こんないい男に好かれるのか、

非常に疑問ですけど。

 

 しかも、好かれてる・・・というのも、

程度がさ・・・。

別れてもなお、輝かしい恋愛の記憶として、

男たちの頭の中に収納されてるのがね・・・・

 

 そんなに???

そんなに、いい女なんですか??

 

これは、もう、女目線の私には分からない事なのかも知れない。

 男性の意見がキニナル所かな・・・・

 

しかも、シーズン3で、

また別の男性が登場するらしいやないですか??

 

どうせ、また男前でしょー・・・知らんぷり

 

ボビーは完璧すぎる当て馬だった

・・・という事ですね。

ボビーは、

韓ドラ史上最高の2番手・当て馬だった!!

 

このボビーという役柄を、

見事に演じられたと、思います。

 アン・ボヒョンが演じるウンという存在がいてからの、出番で、ここまで完璧な役柄を、

嫌味なく皮肉なく、

好感を持たせる事に成功させた事が、

キラキラキラキラキラキラ だと思います。

 

 スマートで完璧で、けれど、

それだけでなく、陽気さもある人柄。

 

いや、もっと隠れた明るさがある、と思わせるのも別れへの納得材料の一つになっていて、

もう、凄いとしか言い表せません。

 

 こんな所に、まだまだ韓国アイドルの演技が、

刻まれているなんて。

韓国エンタメ、恐るべし・・・・ですよね。

 

 ・・・という事で、すっかりBB同好会の私で、

同好会必須と言われる「花様年華」を視聴し始めているんですけど、

ジニョン様がめっちゃ若いワケですよ???

 何何?このドラマって、そんな昔??って思ったんですよ。

子役時代の作品なのかってね?

 

したらですよ?

 

花様年華 2020年

ユミの細胞たち 2021年

本作 2022年

 

なんですよ。

 

で。ジニョン様本人は、28歳みたいなんですね。

 

凄いわ・・・・凄いわ・・・・

ジニョン様、凄いわ。

 

粗削りの不器用な大学生と、

スマートで完璧な社会人男性と。

 

演じれるジニョン様。

 

あなた、マジ、サイコーーーーです!!物申す物申す物申す

 

ま・・・あとは、細かいけども

 

・ボビーが事故を隠すのは、無理がある・・・・

 これを隠し通そうと思うボビーが、アホなのか?と思ってしまったわ。

 愛は盲目とは、こういう事なんか?

 退院して、どうする作戦やったんやろ?

 

・フラてた男の海外赴任は、ありきたり・・・・

 まさか、お決まりの展開ちゃうやろな・・・?と思ったら、

お決まりの展開やった。

 逆に笑えたけど。

 

 

あと・・・

何気に、この2人のカップルの結婚式が

すっごく嬉しかった。

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めっちゃ可愛い花嫁さんだと思う~!!ラブラブ

 

細胞たちには、毎度笑かせて貰うけど、

やっぱり、NO1は、下心細胞だよね。

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いや、その動きよ・・・・18禁

って思う事がしばしば。

 

そういえばさ・・・

余談だけど、ユミのH2惑星上陸の場面があったけど。

じゃ、クリスマスは???って思っちゃった。

クリスマスは、何もなかったって事??

・・・とちょっと下世話な事を考えてしまったわ。

どこまで、ボビー、紳士やねーーーーんびっくり

 

シーズン3は、どうなんですかね。

また、文句言いながら、

ユミ嫌いやわ~嫌いやわ~とか言いながらも、

楽しみながら観たいと思います。

 

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何、この2人・・・・・

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これは、単純に羨ましい・・・