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キルミー・ヒールミー

2015年 20話

NETFLIX ☆☆☆☆☆

 

あらすじ

アメリカで静かな生活をおくるスンジン財閥の御曹司チャ・ドヒョン(チソン)。お人好しで誰にでも好かれる性格だが、実は多重人格という家族にも明かせない秘密を抱えていた。ある日ドヒョンは別人格の一人であるセギの仕業により、いつの間にか韓国へ向かう飛行機の中へ。その帰国途中で覆面小説家のオ・リオン(パク・ソジュン)と精神科の研修医であるリジン(ファン・ジョンウム)兄妹に出会う。その後、ドヒョンはリジンと再会するが、その時ドヒョンはセギの人格に切り替わり、なんとリジンに告白してしまう!セギの行動が全く記憶にないドヒョンと、めまぐるしく変化する彼の様子に混乱するリジン。やがて、リジンはドヒョンが多重人格であることを知り、ドヒョンはリジンに自分の主治医になって欲しいと依頼する。多重人格になった原因を探り始める二人、そこには過去の事故とリジンの影が見え隠れしていた。一方で、セギは主人格であるドヒョンを抹殺し、リジンを手に入れようと画策していて…。

 

ネタバレ感想

本来なら2話でもでも記事にして、感想書きたい所なんですけど・・・・

この熱い想いよりも、先が観たいという衝動にかられ・・・・

なおかつ、仕事が忙しいので、なかなか記事に出来ず。

気付けば、完走してしまってました。

 

いや、最高です。

このドラマの最高ポイントは、絶対的なものとして、2つあります。

 

1つは、今更、おこがましいのですが、

もう、これしかないですよね。

 

まじかるクラウンチソン様の演技力まじかるクラウン

もう、本当に、素晴らしくてね。

7ツの人格を演じ分けてるワケなんですね。

 しかも、ただ、演じ分けるだけでなくてね。

それぞれ、もの凄い爪痕を残すわけです。

 それこそ、視聴者が、名前を無意識に覚えてしまうくらいですね。

人格の中の1ツという存在感ではなく、

1ツの人格として、もの凄く確立してしまっているんですね。

視聴者としても愛着は湧くし、お陰で、めっちゃ泣けてしまうんですけど。

 その匙加減がね。

主要4ツの人格が、最終的にドヒョンに帰結するというのが、

全く、違和感がなくてですね。

 愛着のあるキャラとのお別れは悲しいけれど、

それだけではなく、ドヒョンの一部に戻っていくという安堵感をも与えるという。

 その辺りが、本当に絶妙で、びっくりした次第です。

 

そしてね。もうね・・・・・

この脚本家さん、「太陽を抱く月」でもそうなんでうけど、

主演の涙量が半端ないんですよね。

特に男性俳優の・・・・・。

 チソン様、どんだけ泣けるん?????

 

・・・・と、一体、その涙腺どうなってるん?

と思うくらい、泣きまくるんです。

 もう、その涙が、本当に素晴らしくて・・・・。

 いや~・・・・キムスヒョン様も凄いと思ったけど、

チソン様も、全然、凄かったわ・・・・・。

 

 そして、もう一つのポイントは、

 

まじかるクラウン主題歌ですよねまじかるクラウン

ちょっと、この選曲した人、出てきなさいおいで

よくぞ、このドラマに、この楽曲を持ってきたな・・・というくらい、

かなりハマってますよね。

 

  このドラマの世界感、ドヒョンの心の内を、

見事に表していると思うんですよね。

 こういう選曲、ホント、凄いな・・・・と思いました。

この音楽が流れる度、「凄いな・・・」と呟きも漏らさずにいられなかったね。

 こういう楽曲を持ってくるのがね100点

 

・・・・という2つが、この作品の世界観を成功させたと思います。

 

そして、その2つのポイントは、やっぱり、

この方の存在ではないでしょうか。

 

オーナメントパクソジュン様オーナメント

 

 

パクソジュン様って、やっぱり、オーラがあるよね・・・・。

存在感があるというか。

 パクソジュン様がサブキャラって、ほんと、贅沢ですね。

 

チソン様が人格多く、なかなか複雑なキャラクターだけに、

パクソジュン様演じたリオンは、比較的まっすぐで、

分かり易い性格をしていて。

 このドラマにおける、聖域のような存在です。

 リジンを愛して、リジンのために、兄になる事を選ぶ。

これこそ、究極の愛ですよね・・・・・切ない。

 でも、その切なさもほどほどに、ヨナで笑かせて貰ったり、

本当に、バランスの取れた演技で、脇を確実に固めてくれたと思います。

 

 

・・・・・・という事で、まぁ、文句ないんですけどね。

あえて・・・あえて言うならね。

 

祖母と、叔父と、その息子は、

あまり痛い目に遭っていないのが、

腹立つ・・・・・ムキー

 

・・・そのせいか、スッキリ感はないけども。

そもそも、スッキリ感よりも、安堵感だよね。

 あれだけ涙涙のドヒョン・・・

幸せになってくれたら、それでいいのだ。

 

 

 そういえば、その息子は、

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どこかで見たな・・・と思ったら、

「ミセン」のカン代理でしたね。 

オ・ミンソク様。

あとは、

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精神科の教授。

応答せよ1988・ボーイフレンド・私たちが出会った奇跡

コ・チャンウク様でした。