この時期になると、大好きな曲が聴きたくなる。

という事で、何度もPOSTしてしまうんですけど・・・・

 

アイルランド民謡の「The Parting Glass」です。

「別れの杯」と呼ばれ、別れの時に歌われる民謡。

 

この曲を知ったのは、

「ブラザーズ&シスターズ」というアメリカドラマで、

スコッティが、すっごく良い声で歌ってて、鳥肌が立ったのを覚えています。

残念ながら、こちらの動画は、再生されなくなっています。

 シーズン4 オーハイ最後の夜に、しっとりと歌うんですよね~。

Brothers & Sisters|Lock your glasz eyes!!

(ケヴィン&スコッティに会いたい~・・・)

 

そして、数年後、あの作品で、またこの曲と再会します。

 

「ウォーキングデッド」 シーズン3で。
安息の地を求めた刑務所の敷地内で、
マギー&ベス姉妹が、焚き火を囲んで、この曲を歌うんですね!

下差し長めの収録バージョン。

この時も、鳥肌が立ちました。

とても、美しい声です。

 

アイルランド独特の曲調が、
しっとりした夜更けに、何とも、合うんですよね。
 この曲を聴きながら、誰もが、内なる自分の想いに馳せる。
どちらのドラマでも、この曲が流れるシーンは、
私自身も、その輪に混じり、想いを馳せる事を許された・・・
そんな独特な時間になっています。

 

さて、更にその数年後に、私は、

エド・シーラン様と出会います。

彼の2枚目のアルバム×』(マルティプライ)で、

この曲に再会したわけです!

 

これは、もう運命だと思ったね!(←なんの運命?)

 エド・シーラン様の、少し掠れた声が、

心に沁みます。

 しかし、エド・シーラン様って、

ほんと、歌がうまいなぁ・・・・

 

Oh all the money that e’er I had
I spent it in good company
And all the harm that e’er I’ve done
Alas it was to none but me
And all I’ve done for want of wit
To memory now I can’t recall
So fill to me the parting glass
Good night and joy be with you all
Oh all the comrades that e’er I had
They’re sorry for my going away
And all the sweethearts that e’er I had
They would wish me one more day to stay
But since it falls unto my lot
That I should rise and you should not
I gently rise and softly call
Good night and joy be with you all
If I had money enough to spend
And leisure time to sit a while
There is a fair maid in this town
That sorely has my heart beguiled
Her rosy cheeks and ruby lips
By own she has my heart enthralled
So fill to me the parting glass
Good night and joy be with you all

今まで稼いだ金は一銭残らず
気のあうみんなと使ってきた
これまでいろいろ無茶してきたけど
まあ全部自分に返ってきちまった
後先考えずにやったことなど
今となっては記憶にもない
なあ、別れの一杯をついでくれよ
じゃあな、みんなで楽しんでくれ
今まで会ったやつらはみんな
いなくなると悲しいって言ってくれるし
これまでつきあった彼女たちは
もう一日ここにいてよって言ってくれる
でもこれもさだめっていうものか
腰をあげるはただひとりだけ
ゆっくり立ってこっそり言おう
じゃあな、みんなで楽しんでくれ
まだ使える金がたっぷりあって
しばし腰をおろせる時があるなら
この町の可愛いあの子の話をしよう
この胸を痛々しくも引き裂くあの子
ばら色のほっぺにルビーの唇
気づいたら心を奪われていた
なあ、別れの一杯をついでくれよ
じゃあな、みんなで楽しんでくれ

 

 アイルランドの民謡だったり、スコットランドの民謡は、

心に沁みこみます。

 その土地の歴史が、この曲にのって語り継がれているからかも知れません。

 

しっとりと一人で歌うのも素晴らしいですが、

歌声が幾重にも融合するのも、また、良き。

 

さて、そんなエド・シーラン様は、

この秋に新たなアルバムを出されました。

 結婚し、子供を持ち、大切な友人との別れを経験したエド・シーラン様の、

新たな魅力がつまった名盤となっています。

 

発売中】エド・シーラン 超待望のニューアルバム『= (イコールズ)』 全英No.1シングル「Bad Habits」も収録!|ロック 「=(イコールズ)」

 こちらについては、また、後日!