いつものように眠りから覚めたオ・ジュヌ(ユ・アイン)は、謎のウイルス感染によって人間がゾンビと化した事実を知る。ゾンビ化したマンションの住人たちから隠れて、自分の部屋に立てこもるジュヌだったが、次第にネットやスマホ、水道などのライフラインが途絶え、外部の情報も得られないまま孤立してしまう。
ついに食料もなくなり・・・・・
久しぶりに、ゾンビ映画を観た。
主演は、ユ・アイン様と、パク・シネ様という、豪華共演!
ユ・アイン演じるジュヌは、ゲームに没頭して、外部で起こっている出来事に気付かない。
外の出来事に驚き、恐怖に怯える。
何とか、連絡を取ろうと、電波を求めてみたり。
偵察も、怠らない。
けれど、食料も付き、やっと繋がった電波で、家族の消息を知ったジュヌは、
ショックで、自殺しようとするが、そこで、
違う部屋に住む女性の助けによって、思いとどまる。
ユビンもまた、孤独に戦っていた。
2人は、食料を分け合ったり、トランシーバーで交流してね~。
ラーメン食べたりね。
で、2人して、この困難に立ち向かうわけです。
ゾンビ化した奥さんの餌にされそうになったり、
もの凄い沢山のゾンビに追われたり、
絶望したユビンに、銃で撃ってくれと頼まれたり・・・・
まるで、奇跡のような(←皮肉です)突破劇を繰り返して、最後は、ヘリによって救出される・・・という。
ゾンビ映画も、「ウォーキング・デッド」を観ていると、ハードルってすごく高くなってる。
けっこう色々な展開を観てきてしまっているし、ゾンビよりも、怖いのは人間だよ・・・って展開も「ウォーキング・デッド」でイヤほど見た。
そんな中でも、前半は、なかなか面白かった。
新たなゾンビ映画になるね・・・と手ごたえを感じた。
今の時代の新たなアイテムを使っての、生き残り。
そして、それを後押しするような、
ポップなノリや音楽。
そして、見事なアイン様の役作りも相まって、
期待は高まった。
高まった・・・・のに・・・・
後半、一気に方向性が逆行してしまう。
「えええええええ。そっち、いきます??」
後半は、昔のゾンビ映画よろしく、
不死身の主人公が、けがをする事もなく、
救出されるという展開となる。
あああ、惜しい。
ほんとに、惜しい。
前半、あれだけ繊細に描いたキャラクター。
計画性のないジュヌと、
計画性のあるユビンの対比。
飲料水が少ない状況でありながらも、植物に水をあげてるユビン。
他人であるジュヌを助け、食料まで、分け与えるユビンのキャラクターの整合性を見事に描いていた。
その綿密さを、後半は、見事にぶっ壊す勢い。
あれほど、「生きる」ことに必死だったのに、
意外に簡単に、自分を殺せと頼むユビン。
いやいや、それ、ただ、そーゆーシーンしたかっただけじゃないの?
ゾンビと格闘して、傷が出来たから、ゾンビになりたくないの。。。。ってなら、納得するけどさー。
出来れば、そんな派手なシーンも求めないから
前半の雰囲気を維持したまま、2人で心を通わせ合いながら、助けを待つって展開でも良かったんじゃないかなって・・・・
立ち向かうのではなく、身の安全のために、引き籠る・・・という展開も、
コロナ禍とリンクして良かったんじゃないかなぁ。
ジュヌのゲーマーだという設定とか、
ジュヌの持つネット環境の充実さとかを生かした展開は、無理だったのかしら・・・・。
アイン様とシネ様の演技力でもってしたら、
派手さも、スケールの大きさも必要ないんだ!
他にも、色々とキニナル所もありましたが・・
①ユビン、不死身過ぎる
②人間と同じ嗅覚・聴力なのに、めちゃくちゃ、耳いいやん
③え・・・・エレベーター動くんや??
④ゾンビ奥さんに、餌をやるっていうなら、あの数多くのゾンビは、淘汰されていくんだよね・・・・全く、そういう傾向ないけど。
・・・というか、そもそも、ゾンビの設定が曖昧
とはいえ、前半は面白かったし、
アイン様とシネ様の魅力は、十分堪能出来る。
前半の食料がなくなりってところは、
買い置きしとかなアカンと、心から思ったしね。
てか、ジュヌの家、買い置き少なすぎるんじゃない?(笑)
という事で、色々書いたけど、
退屈せず最後まで、観れました。
そして、アイン様とシネ様の魅力を、存分に味わって下さい。
特に、アイン様。
あの笑顔で、遠くから手を振られた日にゃあ、
それだけで、ノックアウトだわよ、私。
あの笑顔に釣られて、外に出て、すぐゾンビに食べられるタイプ。
画像を探していたら、
アイン様の画像が・・・・
見て、この色気・・・・
そうです。アイン様は、短髪よりも、長めの髪型が、色気溢れて大好きです!!
そして、久しぶりに、「シカゴタイプライター」のアイン様も・・・・・
その、色気よ。