ゲーム・オブ・スローンズ5-7 贈り物 | ROUTE8787 サンサクキロク

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完全ネタバレです。
ご注意下さい。











<壁>

 ジョンはトアマントとともに、壁の向こうへと旅立つ準備をしている。
ファースト・レンジャーであるアリサーに自分の不在の間の壁をまかせる。
アリサーはジョンの行動が間違いであると伝えるが、
「率直な助言、感謝する」とだけ答え、決断を翻さなかった。

 サムは、ジョンを見送り、ホワイトウォーカーを殺すことの出来た黒曜石を渡す。
「使うことがなければいいんだが・・」

 メイスター・エイモンは老衰で朦朧としている中、昔の記憶を思い出していた。
弟エイゴンとの幼い時の記憶。
 そして、時折、正気に戻っては、
赤ん坊のサムに触れ、南へ行けと助言を残すのだった。
 そして、メイスターエイモンは100歳でその人生の幕をおろした。
サムが弔辞を読み、エイモンの死体は火で焼かれた。

 メースター・エイモン亡き今、サムとジリの後ろ盾となる存在はいなくなった。
早速、ナイツウォッチの2人がジリに手を出してきた。
サムが助けようとするが、手ひどく痛めつけられる。
 対抗しようとするが、サムはフラフラしていた。その時、
ダイアウルフのゴーストが現れ、ナイツウォッチの2人は驚いて逃げ出した。

「今度同じようなことがあっても、助けなくていいから」サムの看病をするジリ。
「そんな事できないよ」とサム。
「何かあったら、赤ちゃんのサムを守って」
「約束する。そして、君も守る」
 必死に自分を守ろうとしてくれるサムに、ジリは、キスをする。
そして、2人は結ばれるのだった。

<インターフェル>

 あの初夜の日から、毎晩、サンサは犯され続けていた。
体中は傷やアザがあり、ほぼこの部屋に監禁されていた。
食事を運んだシオンに、サンサはとうとう泣きつき、助けて欲しいと涙ながらに訴える。
「シオン、助けて」
「奥様、私はリークです」
「私たちには協力者がいるのよ。この蝋燭を、あの壊れた塔の一番上で灯して欲しいの。
お願い・・・」
 いつかの老女に貰った蝋燭を握り、サンサはシオンに懇願する。
 シオンは断りきれず、その蝋燭を持って、部屋を出た。
しかし、シオンの向かった先は、ラムジーの部屋であった。

ラムジーは妻のサンサを呼び出し、話をする。
「もう少しでスタニスが攻めて来るだろう。しかし、この雪が我々の味方をしてくれるはず。
雪での戦いに、我が軍は手馴れている。戦に勝てば、いずれ、私が北部総督になり、
お前は、総督の妻になる」
 サンサは、
「でも、男の子が生まれるわ」
「そうだな、小さな弟が生まれるだけのことだ」
 ラムジーは余裕な返答。
「あなたは、落とし子・・・」
「正式にボルトンになったんだ」
 イライラとラムジーは切り返す。
「落とし子でも上りあがれるさ。君の義兄ジョン・スノウのように。
いまや、彼はナイツ・ウォッチの総帥だ」
 ジョンの名前に、動揺するサンサ。
「そうだった。呼び出したのは、話をするためだけじゃなかった。
見せたいものがあったんだ・・・忘れるところだった」
 ラムジーは嬉しそうにそう言う。
 そこには、自分には味方がいると、何かあれば、蝋燭を灯すように言ってくれた老女の、皮をはがれた死体だった。
「さすが北部の人間は我慢強い。皮を剥がされても、(他の協力者の名前)口を割らなかった。
顔の皮を剥がすときに、死に絶えたよ。
 逃げ出そうとするなんて、バカなことをするな」

サンサは、失意のまま、再びあの部屋へと戻された。


<メーリーン>

デナーリスは、ダーリオと夜を過ごしている。名家の主人であるヒズターと結婚するデナーリスに、ダーリオは嫉妬する。
 「僕と結婚して欲しい」と言うが、デナーリスは、
「私は女王よ。それは出来ない」と断る。
「君は女王だ。何でも出来る。それでも出来ないのなら、君はメーリーンで唯一、自由じゃないな」と嫌味を言う。
「僕は助言者ではないけれど、一つ、忠告してもいいかな?」と聞くダーリオ。
デナーリスは、勿論よ・・と快諾する。
「闘技場に元主人を集め、皆殺しにするんだ」
「私は、統治者であって、殺戮者ではないわ」と拒否するデナーリスに、
ダーリオは、こういい残す。
「統治者は殺すか殺されるかだ」と。

 ジョラーとティリオンは海賊たちの手から、闘士を求める主人の手に渡った。
2人は闘技場に連れて行かれ、出番を待った。
 しかし、その場にデナーリスがいる事を知ると、ジョラーは鎧をつけ、闘技場へと出た。
健在な動きで相手を倒し、デナーリスの前で鎧をはずす。
 その顔をみて、デナーリスは息をのむ。
自分を裏切り、追放したはずの男だった。
「駄目よ・・・誰か、この男をここから追い出して」と拒否反応を示すデナーリスに、
ジョラーは、
「待ってください。カリーシ・・・・。贈り物を持ってきたのです」
「その通りです」
 ジョラーの言葉に同意する声の主は、ティリオン。
「私がその贈り物です。私は、ティリオン・ラニスターと申します」

<ドーン>

部屋に通されたジェイミーのもとへミヤセラがやってきた。
脅迫があり、ドーンは危険だから、王都へ戻ろうというジェイミーの言葉に、
ミヤセラは、
「私もここに来たときは帰りたかった。でも、今は、トリスタンと結婚したいから、
帰りたくない。ここに行けと言ったのは、お母様よ」と拒否するのだった。

 一方、牢屋に入れられたブロンは、呑気にドーンの歌を歌っている。
目前のもう一つの牢屋には、サンド・スネークたちが拘束されていた。
 その中の一人タイエニーは自らの裸体で、ブロンを魅了する。
その時、ブロンは鼻血を出して倒れるが、実は、
ブロンを傷つけた剣に毒薬を仕込んでおり、その効果が現れ始めたのだ。
 タイエニーは、胸のネックレスをとり、これが解毒剤よ。。と見せ付ける。
欲しがるブロンに、
「世界で1番美しいのだ誰?」と問うタイエニー。
「君だ・・・」と答えるブロン。
 タイエニーは満足そうにして、「落とさないで」と解毒剤をブロンに投げた。
解毒剤を飲み、死なずに済んだブロン。
タイエニーは、不敵に微笑み、
「あなたも、ハンサムよ」と言った。

<キングスランディング>

オレナは拘束された孫を救うため、ハイスパローのもとへとやってきた。
交渉や脅しで、孫の解放を求めるが、ハイスパローには、
全く通用しない。
 神の前で、平等に裁かれる・・・の一点張りである。
「あなたは少数派。こちらは多数派。
多数派が少数派を恐れなくなったら・・・」と、ハイスパローが逆に、オレナを脅すのだった。

 何も得られなかった交渉の帰り、オレナは、ペイリッシュからの手紙を受け取り、
今となっては誰もいない娼館で、密談をする。

ジョフリー殺害で結託した2人の間柄だったが、
オレナは、サーセイにもなびく彼を信用していない。
「サーセイに、呼び戻されたんです。断れない。
そして、嘘をつくことも難しい。
けれど、あなたにも、贈り物がある。若いハンサムな男です」
 そう言って、ペイリッシュは二ヤリと笑う。


 マージェリーが投獄されてからトメンは食事を取ろうとしなかった。
「彼女を助けたいんだ。戦争になってもいい。彼女を愛しているんだ」
トメンの決意に、サーセイは、
「私がハイスパローと交渉しましょう。王ともあろう人が出向かなくても良いのです」
サーセイの優しい言葉に、トメンは安堵する。
「あなたとミヤセラが1番大事なの。その為なら何だって出来るのよ・・・」

サーセイは、マージェリーのもとを訪れた。
そこは嫌な臭いが立ち込めた劣悪な環境の地下牢だった。
 そこにいたのは、王妃としての片鱗も見出せない、小汚いマージェリーだった。
「耐え難いわね・・・食事はちゃんと出てるの?
鹿の肉を持ってきたわ・・美味しいわよ。私は昨日頂いたわ。
 色々と手を尽くしているのよ。トメンも、ハイスパローと交渉すると言うのよ。
でも、なかなか、信仰の壁は難しいのよ」
 白々しい言葉に、マージェリーは、
「あんたの仕組んだことでしょう・・・。わかっているのよ。
嘘つき。優しさのかけらもない。
だから、息子もあなたから離れたがったのよ」
「イライラしているのね・・・屈強な男でも、ここに入れられたら、
頭が狂うらしいもの。また、来るわね。
今は、トメンに付いてあげないと。裁判が終われば、この拘留も終わるわよ」
「出て行けっ!!顔を見せるな、このアバズレ!!」
マージェリーはこう叫び、鹿肉をサーセイめがけて、投げつけた。

 マージェリーの牢から出てきたサーセイ。
ハイスパローが彼女を待っていた。
「上々の環境に、感謝するわ」マージェリーの待遇に、冷笑するサーセイ。
 裁判は、7人の裁判員によって行われ、その一人がハイスパローであると確認する。
そして、罪を認めた場合はどうなるの?と問う。
「慈悲がもたらせるでしょう」
「そう・・。ありがとう。彼らに七神の罰を与えてくれて」
 優位に立つサーセイの冷笑は、とまらない。

ハイスパローは、言葉を続ける。

「この聖堂は実に素晴らしい。
けれど、誰が作ったかはわからない。記されていないのです。
 この聖堂は、派手な装飾もなく、削ぎに削ぎ落とされた聖堂なのです。
人間もそうです。タイレル家の装飾も、そぎ落とされていくでしょう。
彼らの嘘が明るみになりましたからな。
 それは、私どもも同じなのです。どんな身分であっても、同じこと。
あなたから、すべてを削ぎ落としたら、何が残るのでしょう・・・・。

ある若い男が、私のところに来ました。
心と体に傷をおって・・・。彼には、削ぎ落とすものが沢山あった・・・
それを削ぎ落とし、削ぎ落とし・・・今では、解き放たれました。鳥のように・・・。
彼が、あなたに話があるそうです」

 マージェリーに与えた危機が、まさに自分に降りかかっていると感じたサーセイは、
ランセル・ラニスターの姿を見て、たじろいた。
 すぐさま、その聖堂を出ようと扉を開けるが、そこには、
ハイスパローの信者が待ち構えていた。
 
「やめて・・・私は大公よ!」叫ぶサーセイを、
信者は、牢屋に閉じ込める。
 その信者を掴み、
「私を見て。あなたが死ぬ時見るものは、私の顔よ」
 そう威嚇するサーセイであるが、信者は顔色一つ変えず、
その牢の扉は閉められた。








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 ほら・・・ほらね。
サーセイ。そうなると思ったよ。
てか、そう、思わなかったのが、不思議やって話やけどな。
 きっとサーセイは、ハイスパローが自分たちと同じように、権力とかで、
コントロール出来ると思っていたんやろな。
 ところがどっこい、ハイスパローの信仰は、本物だった・・・ってワケよね。
サーセイも閉じ込められて、一体、どうなることやら・・・。

 しかし、恐るべし、ペイリッシュ公・・・。
どこをどんな風に操作して、若いハンサムな男ランセルを、贈り物に出来たんだろう・・・。
ペイリッシュ公が来たときには、もうすでに、ランセルは信者になってたし。
その時点で、ランセルはハイスパローに告白してなかったんだよね。
 なら、ランセルをどんな風にして、告白させたんやろか。
 
 サーセイもバカなら、
シオンも、大バカ・・・・。
 アンタ・・一体・・・・。
でも、あれほどの拷問を受けて、人格崩壊したら、そう、なるのか・・・。
 でも、まだまだ、信じてるで・・・。
シオンのこと、信じてるで。

 ティリオンとデナーリスも出会いましたね!!
きっとヴァリスと来るより、早くに会えたんじゃないかと。
 この2人が、どんな風に絡んでいくのか、非常に楽しみ。

そして、ジェイミーは簡単にミヤセラに断られ・・・・
どうするんやろ。。。。

ブロンの毒薬の場面いる・・・?
 ブロンが鼻血出したとき、笑ってしまったし。
メーリーン・コント継続中やな。