ゲーム・オブ・スローンズ5-4 ハーピーの息子たち | ROUTE8787 サンサクキロク

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完全ネタバレです。
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<キングスランディング>
 鉄銀行の多額の借金を、メイス・タイレルが肩代わりしようと申し出るが、
サーセイは、これ以上、タイレル家の立場を強くしたくないようで、
その申し出を断り、代わりに、彼を、鉄銀行との交渉に遣わせることとした。
 メイス・タイレルは、ブラヴォスの鉄銀行に行くこととなり、
小会議の人数がまた減っていくとメイスター・パイセルが皮肉を言うが、
サーセイは、「まだ多いくらいよ」と冷ややかに答える。

 サーセイは、ハイスパローを招き、宗教者にも剣が必要だと話す。
200年前は宗教の武闘派が、七神の代理として裁きを行っていた。
しかし、その後、解散されている。
 サーセイは、その必要性を話し、ハイスパローに軍隊を与え、
神の正義の罰を与えることを許可するのだった。
 ハイスパローは早速、軍隊を率いて、七神以外の象を破壊したり、
同性愛者を徹底的に排除し始めた。
 その行為は、ペイリッシュの娼館にまで及び、同性愛者であるマージェリーの兄・ロラスさえもが投獄されてしまう。
 マージェリーは、その事を知ると、すぐに、トメンに釈放を求めた。
トメンは、サーセイの元へ訪れた。
 サーセイは、
「捕まえたのは、ハースパローなのよ。お母様じゃないのよ。
あなたは王よ。王のあなたが言えば、すぐに釈放してくれるわ」と伝えるだけだった。

 軍隊を率いてハイスパローの元を訪れたトメンであるが、スパローズに
「祈祷中だ」と阻まれた。
軍隊の、「こやつらを一掃できますが」の声にも、
「殺すってこと・・・?」と戸惑いをみせ、命令も出来ない。
 どこからともなく、「落とし子」だの「罪の子」などと言われ、
トメンは、その場におられず、城へと舞い戻った。

 マージェリーは、どうだったかと聞くが、
「祈祷中で・・・」と話にならない。
頼りの父は、鉄銀行の交渉で不在、兄は投獄。
マージェリーは、祖母のオレナに助けを求めようとする。

<ウィンターフェル>
ウィンターフェルの地下墓地で、サンサは、お墓に蝋燭を灯している。
そこにペイリッシュ公は現れ、この墓地に眠るリアナについて話をする。
「1度だけ彼女を見た事がある。馬上試合でした。
狂王、あなたの父、ロバート・バラシオンと、その婚約者だったリアナ。
決勝は、レイガー・ターガリエンとバリスタン・セルミーだった。
それに勝利したレイガーは、自分の妻、エリア・マーテルの前を通りすぎ、
リアナの前で止まったのです。そして、勝利の冠をリアナの膝に置いたのです。
 レイガーがあなたの叔母を選んだことで、何万人が死んだと思いますか?」
サンサは、冷たく付け加える。
「そして、叔母を連れ去り、レイプしたのです」

 ペイリッシュは出掛ける服装をしていた。
キングスランディングへ行くのだという。
 サーセイに、余計なことを勘ぐられないように、戻ってくるのだという。
そして、彼は、自分の見立てを話す。

「冬となり雪で進軍出来なくなる前に、スタニスが北部に攻め入ることでしょう。
彼は策士ですから、ボルトンに勝利することでしょう。
そうすれば、彼は北部を手に入れ、王都に進軍し、鉄の玉座に座ることになるでしょう。
 あなたの父、ネッド・スタークは、スタニスを後押ししていたのもあるので、
スタニスは、あなたを丁重に扱い、北部をまかせるというでしょう」

 ペイリッシュの筋書きをきいたサンサは、

「スタニスが進軍しなかったり、ボルトンに負けたら・・・」と不安を口にする。
「その時は、ラムジーをものにすればいい。彼は、もうアナタに夢中だ」
「でも、あの父親は恐ろしい・・・」
「確かにルース・ボルトンは危険だが、そんな男の裏をかくことは出来ます。
あなたは、今まで、その目で見てきたはずです。
 すぐに帰ってきます。私を信じて、北部を奪還するのです」

サンサは、ペイリッシュを見つめ、
「あなたが帰ってきた時、私は、人妻です」と答えた。
ペイリッシュは、サンサの唇にキスするのだった。

<ドーン>
 ドーンへと向かうジェイミーとブロン。
ドーン人は、セックスと戦いに明け暮れる野蛮な人種だと、ブロンは話し、
この任務はタフなものになるだろうと感じていた。
 商船からドーンに辿りついたが、すぐにドーン人に見つかる。
何とか、撃退をしたが、片手のジェイミーはやはり、充分な戦力にならない。

 一方、ジェイミーとブロンのドーン入りは、商船の人間によって、
オベリンの落とし子であるサンドスネークに知らされていた。
 愛人であったエラリアは、
「マーテルに同調するか、自分たちで復讐するか・・」と問う。
娘たちは、自らの復讐を誓うのだった。

<壁>
 ジョン・スノウのもとに訪れたのは、メリサンドル。
彼女は、北部への進軍に、北部に詳しく、北部の協力を得やすいジョン・スノウが、
参戦しなくてはならないと話す。
 そして、ジョン・スノウに裸体をみせ、誘惑するのだった。
「私には愛する女性がいる」
「死人は愛せない」
「それでも、愛しているんだ」とメリサンドルを拒絶する。
自分を拒絶したジョン・スノウに、
「何も知らない、ジョン・スノウ」と、
イグリットの言葉を口にしたメリサンドル。
ジョンは、動揺を隠せない。

 スタニスの娘シリーン。
ずっとドラゴンストーンでは軟禁状態で、今回も置いていかれると思っていたが、
父親とともに壁に来れて嬉しい様子。
 自分を恥ずかしいと思いますか?という娘に、スタニスは、話す。

「お前が生まれた時に、ドーンの商人から人形を買い、それを介して、病気が感染した。
人々は、感染が広まる前に、お前をヴァリリアに送るよう進言したが、私はそうせず、
メイスターを呼び集めて、治療させた。
 お前はバラシオン家のシリーン姫。そして、わが娘だ」
 シリーンは、嬉しそうに微笑み、父親に抱きつくのだった。

<ヴォランティス>
 連れ去ったティリオンとともに船に乗った ジョラー・モーモント。
ジョラーは、ティリオンをサーセイではなく、デナーリスに送りつけるのだという。
 行き先は同じじゃないか・・と喜ぶティリオン。
そして、彼の持ち物の紋章などから、彼がジョラー・モーモントだという事に気が付く。

「しかし、どうして、君がデナーリスに使えることになったんだ・・・
いや、そうだ、お前はヴァリスに手紙を送る小鳥だった。
スパイだった。
小会議ではいつも酔っ払っていたが、それは覚えてるぞ。
 ははーん。それがバレて追放されて、今度は俺を手土産に、
許して貰おうって魂胆だな。
それは、大胆な作戦だな。デナーリスがお前を許すか?
その逆のパターンだって充分にあり得る」
達者な言葉で、図星をあてまくるティリオンに、ジョラーは、苛立ち、
彼を殴って気絶させるのだった。

<メーリーン>
ピラミッドの上からメーリーンの町並みを眺めるデナーリス。
バリスタンは、その姿を見ると、レイガー・ターガリエンを思い出すという。
 彼は、民に混ざって、街中を歩くのが好きで、バリスタンは彼を守るために、
よく付き添ったのだという。
 そして、よく歌を歌って、お金を貰って、
それを貧しい民や子供に寄付したり、時には、お酒を飲んでいたと話す。

 レイガー・ターガリエンの話に、興味を示すデナーリス。
「歌がうまかったの?」
「そうです。ヴィせーリスは言いませんでしたか?」
「人殺ししか好きだとしか・・・」
「彼は、人殺しは好きではなかったです。歌が好きなのです」
 レイガー・ターガリエンの人柄に触れて嬉しそうなデナーリスであるが、
統治者に今日も、謁見の者があとをたたない。
 自分も付き添おうとしたバリスタンであるが、デナーリスは、
「街で、歌をうたってきて」と笑顔で伝えるのだった。

デナーリスが、闘技場の再開嘆願の話を聞いている頃、
ハーピーの息子たちによる大規模な反乱が始まった。
 アンサリードは路地裏に誘導され、挟み撃ちにあう。
その中にいたのは、グレイワーム。
 そして、街を巡回していたバリスタンが、事態に気付き、
グレイワームとともに闘うが、
2人とも大きな傷を負い、その場に倒れこんだ。











デナーリス、ピンチだわ。
グレイワームも、バリスタンも、2人とも死んだってことはないわよね・・・・。
 どっちも、好きだから、死なないで欲しい・・・・。

しかしサーセイも、怖いわよね。
前回でマージェリーの勝利かと思いきや、
すぐさま、仕返しよ。
しかも、父親も兄ちゃんも、どっかやっちゃって・・・・。
マージェリーの勝利も、一瞬だったわ。

 しかし、スパローズの宗教集団も怖いのぉ~。
どうなることやら。

ペイリッシュの話したことは、そのまま信じちゃっていいのかしら・・・。
サーセイの手紙には、何が書いてあったんだろう。
ペイリッシュの思惑通りに進めはいいんだけど。
ラムジーの変人ぶりは、折込済みでの話だよね。
 知らないってことはないよね。
皮はいだ死体が吊るされてるんだから、知らんって事はないよね。

 レイガーターガリエンの話も、いずれ、知りたいわ・・・・。
どういう人柄だったんだろうね~。

 






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