ゲーム・オブ・スローンズ5-3 雀聖下 ハイ・スパロー | ROUTE8787 サンサクキロク

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完全ネタバレです。
ご注意ください。












<ブレーヴォス>
 アリアは連日、黒と白の館で掃き掃除をしていた。
ジャクエンに、弟子にして欲しいと話すが、「誰でもないもの」にならなければ・・・と言われる。
 建物内に参拝にきた者は倒れ、そのまま運びこまれていくが、
詳細はアリアには分からない。
 アリアは、「誰でもないもの」になるために、身に着けた衣服・持ち物を海へ投げ捨てた。
しかし、ニードルだけは捨てることが出来ず、海辺の岩場に隠すのだった。
 館にもどったアリアは、台の上に横たわった男の体を、
もう一人の少女とともに、拭き始めた。

<キングスランディング>
 トメンと、マージェリーの婚礼の儀式が執り行われた。
そして、2人は初夜を迎える。
 マージェリーは、
「王のお母様にとって、王都は良いところなのかしら。
でも、お母様はあなたを指導することが楽しみな御様子」
「もう、ボクは大人だよ」と反発するトメン。
「ええ、あなたは大人です。そして、王です。
ですが、お母様からしたら、あなたは坊やのまま。
夫、長男、父親を失ったのだから、あなたには過保護になり目を離さないわね」

・・と母親の庇護の下にいることを、トメンに伝える。
初夜を迎え、自分は一人前の大人だと思いたいトメンは、翌日、早速、
サーセイにキャスタリーロックへの帰郷を促すのだった。

サーセイは、これがマージェリーの仕業だと気付き、彼女の元へ行く。

 やってきたサーセイを、マージェリーは余裕の笑顔で出迎え、
結婚の喜びを伝え、初夜でのトメンの熱中ぶりを話すのだった。
「ところで、私は、どうおよびすればよいのかしら?
王の母君?皇太后様・・・?でも、王がこの通り、熱中される方なので、
王の母君から、王子の祖母になる日も近いかも知れませんわね」
 言葉もないサーセイは、

「何かあれば、私に言って頂戴」という言葉を繰り返し、
自分は、どこにも行きはしないと、彼女にアピールするだけで終わった。


七神教の最高権威者ハイセプトンは、その日も、娼館で快楽を貪っていた。
そこにやってきたのは、ランセル・ラニスターが所属する宗教の一派「スパローズ」の
者たちだった。
 彼らは、ハイセプトンを拘束し、全裸で街を歩かせた。
辱めをうけたハイセプトンは、スパローズと、その指導者ハイ・スパローの投獄を訴えたが、
娼館での遊びも明らかになっており、サーセイは呆れる。

 サーセイは、ハイ・スパローのもとを訪れ、
彼と面会する。
 彼のいる場所は、貧困街で、それを支援しているのが、
スパローズであり、その指導者であるハイ・スパローは人格者の印象をうける。

ハイ・スパローの投獄を訴えてきたハイセプトンを投獄し、その任を解いたこと。
そして、その後任に・・・・とほのめかす。

「王政と宗教は、国を支える2本の柱よ。
お互いのために・・・・」


<ウィンターフェル>
 ウィンターフェルのあちこちには、皮をはがれた死体が、幾体も吊るされていた。
ラムジーが税の取立てを断った者たちを、生きたまま皮を剥いでやったのだと、
意気揚々と父親ルース・ボルトンに報告する。

「北部の忠誠心は強い。北部の人間が結託すれば、我らには勝てるほどの軍はいない。
後ろ盾であったタイウィンは、もういない。
ラニスターとも協議をしているが、歴史の中で、ラニスターが北部を攻めてきた事はない。
やつらが、私たちの為に、北部に進軍してくることはない。
 私たちは、同盟を結び、強くなるしかない。
お前がやるべきことは、人間の皮を生きたまま剥ぐことじゃない。
結婚だ。
 北部を支配する上で、これ以上にない花嫁を見付けたんだ」とルース・ボルトンは話す。

その花嫁とは・・・・。

 以前は自分の住処だったウィンターフェルを眺めるサンサと、ペイリッシュ。
「良い婚姻話がありましてな」と話すペイリッシュに、
「しばらく喪に服すのでは(ライサの)・・・」とサンサ。
「私ではないのです。あなたです」
 自分が、家族を殺した最大の敵、ルース・ボルトンの息子と結婚させられると知ったサンサは、震えるほどに怒りを表し、死んだ方がマシだと訴える。

ペイリッシュは、彼女を、見つめ、

「嫌なら無理にはさせない。
でも、もう傍観も逃亡も終わりにしなさい。あなたも、舞台にあがるのです。
そして、自分の家族を殺した者に、復讐なさるのです」

サンサは、しばらく考えた後、笑顔でルース・ボルトン、ラムジーと握手を交わすのだった。
 どんな形であり、北部へと戻ってきたサンサに、
彼女に付き添う老女は、こう伝えた。
「お帰りさなさいお嬢様。北部は、覚えていますよ」と。
 そして、サンサを密かに見つめる人物。
それは、彼女とともに育ちながら、今では人格崩壊してしまったシオン・グレイジョイだった。

 ルース・ボルトンとペイリッシュは話をしている。
「サンサは処女だ。これは間違いない。調べてもらってもいい」と言うペイリッシュ
「その必要はない」と答えるルース。
 王都のサーセイから、手紙が届いたと、ペイリッシュに手渡す。
サンサとラムジーの婚姻を知ったラニスターの反応が心配だとルースは話すが、
 タイウィンの死後、ラニスターの力は弱まっていると答えるペイリッシュ。

タイウィン・ラニスターについて、アイリーの領主となったのに、
そのラニスターを今度は落としいれようとしている。なぜ、そんな賭けを?とルースは問う。
ペイリッシュは、
「すべては、野望のためですよ」と不敵に答えるペイリッシュ。

サンサとペイリッシュを追うのは、ブライエニーとポドリック。
2人は、ひと時、互いの昔話をする。
 ポドリックは昔、サーロリマーに仕えていたが、彼が豚肉を盗んだ罪で処刑されると、
タイウィン公の命令により、ティリオンの従者になった経緯を話す。
ブライエニーを立派な騎士だと称え、ブライエニーに叱られることで、自分も成長出来ると伝える。
ブライエニーは、その真摯な言葉に心を打たれ、ポドリックに剣術と馬の乗り方を教えようと約束するのだった。

 ブライエニーもまた、自分がレンリーに使えることになった経緯を話す。
 父親は、自分の開催した舞踏会で、娘の私が結婚相手を見付けるだろうと思っていた。
私は、舞踏会に出たくはなかったが、父親に無理矢理に連れていかれた。
 けれど、その舞踏会は最高だった。誰もが私と踊りたがった。
そして、美しいブライエニーと・・・。
 誰かが、笑い出すまでは。
この大きな図体をした私を、からかっていたんだよ。
 私は、大きくて醜い・・・・そう思って飛び出そうとした時、レンリー・バラシオンが私を抱きすくめ、ダンスをしてくれた。
そして、耳元で、
「あんな奴らに、涙を見せるな。見せる価値もない・・」とささやいた。
もう、誰も私を笑わなかった。彼は、王の弟だったのだから。
 そう、レンリーは男好きだ。それくらい私も知っている。
彼は優しいから、私が傷つかないように、一緒に踊ってくれたんだ。
その日から、彼が死ぬあの日まで・・・。
愛する人を守れなかった事ほど、苦しいことはない。いつの日か、仇を討ちたい。


<ヴォランティス>
メーリーンへと向かうティリオンと、ヴァリス。
馬車に揺れ続けられる事に、最大のストレスを感じているティリオンは、
外に出たいとヴァリスを困らせる。

 そして、やっと外に出ることが出来たティリオン。
そこは、大都市・ヴォランティス。
 ヴォランティスでは、光の神に仕える女司祭が、声をあげて、教えを説いていた。
(光の神・・・メリサンドルと同じ神)
 そして、ここでは、デナーリス(ドラゴンの母)が、光の王によって遣わされた、
救世主として祀り上げられていた。
 ティリオンは、娼館へと足を運ぶ。娼館でも、デナーリスと同じ姿をした娼婦が、
多くみられ、その一人と、娼館遊びを楽しもうとしたティオンだったが、
シェイの事もあり、以前のように娼婦と遊ぶことが出来なくなっていた。
 そんなティリオンを見つめる男がいた。デナーリスに追い出されたジョラー・モーモント。
 彼は、一人になったティリオンを連れ去った。

<壁>
総帥となったジョン・スノウは、スタニスに改めて、ジョン・スタークになる事はない・・と話し、ナイツウォッチの総帥として役割を果たすことを決意した。
 父親のネッド・スタークも名誉のために死んだ。ジョンもまた、頑固だとスタニスは皮肉を言う。
 ジョンは、スタニス一行がこのまま壁に居続けると、食料的にも困難になる・・と伝える。
スタニスは、怒るわけでもなく、2週間以内に北部に進軍すると答えるのだった。
 その後、ダヴォズだけが残り、ジョンに個人的な意見だが・・と話し出す。

「ナイツウォッチの宣誓には、国を守る盾・・というものもある。
私は学はないが、こんなところに留まって、国を助けることは出来るのだろうか。
ボルトンの統治下である限り、北部は苦しみ続けるだろう」

 ジョン・スノウの総帥として仕事は、まず、メンバーにそれぞれの役割を与える事だった。
 敵は身近に置け・・とばかりに、サー・アリサーをファーストレンジャーに任命。
 ジャノス卿には、廃墟となったグレイガードの建て直しを命令したが、
「あんな凍える場所に行くわけがない。小僧!!」と拒否した。
 総帥の命令に背くことは、許されない。
ジョンはジャノス卿を外に出し、剣を持つ。
 ジョンを舐めていたジャノス卿は、丸木に上に寝かされて、ジョンが本気だと、
命乞いをはじめた。
「どこにでも行く。命令をきく。許してくれ」
 ジョンは、一瞬、躊躇するが、総帥としての立場を示すために、
自ら、ジャノス卿の首を切り落とすのだった。
 その光景を、スタニスは、静かに見守っていた。













何だか、あらすじが大変だわ(笑)
濃厚すぎるわ。ああああ、でも、幸せ。
 あらすじを書いてると、この世界にどっぷり浸っていられるんだよね~。

 今回は、何がメインって。
サンサ~サンサ~なんて、男運がないんだよ~(涙)

あの変人ラブジーと結婚だなんて。
そんな事、ありますか!!
やめたーげーてー。

 てかさ、自分が殺した・・・しかも、あんな形で殺した家族の娘を、
平然と嫁に迎えるもんかなぁ~。
自分を恨んでるに違いない・・と思って、警戒しながらも、
北部掌握のためには、仕方ない・・・と思っているのか、
 生きるためなら、家族の恨みなんて、忘れるもんだ・・と思ってるのかな。
ルース・ボルトンの考え方なら、そんな風に思ってもおかしくないけど。
 サンサの家族愛は、あんたトコとは違うのよ!!!
 サンサに復讐されてしまえー!!
ああああ、しかししかし、ラムジー。生きたまま皮を剥ぐって、
人間のすることじゃないよね。
 シオン・グレイジョイがサンサを見て、どんな風に思うかだよね。
シオンには、正気に戻って欲しい。

 そして、ジョンは、総帥として、首を切り落としてしまいましたね。
その姿が、シーズン1のネッド・スタークの姿と、瓜二つだったなぁ~。
 いい総帥になるね。
ダヴォズの言葉を受けて、どうするのかな。
 散らばってしまったスターク家。
そろそろ、家族の再会する場面とか、見たいところです。
 ジョンとスタニスの会話、私は、密かに好きなんだよね。
お互いを尊敬してるというか、認めてるっていう感じがね。
 

サーセイとマージョリーの女の対決も、見ものです。
こんな簡単にやられちゃうサーセイとは思えないので、
仕返しが怖い。
 でも、マージェリーと比べると、サーセイはもう、
何だか、疲労感漂ってるもんね。
 こちらも、どーなることか。

 ティオンを見失ったヴァリスの焦る姿が、見たかった・・・(笑)


 

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