完全ネタバレでお送りしてます。
さて。
視聴し終わりました。シーズン2。
シーズン1は、世界大戦の勃発。
マシューとメアリーは、すれ違いのまま、マシューは戦場へ
トーマスは、医療部隊で戦場へ
ベイツとアンナは心を通わせるが・・・
そして、シーズン2は、終戦までのダウントンを描いていく。
過酷な戦争に赴くマシューは、ラビニアという女性と出会い、婚約する。
動揺を隠せないメアリーであるが、メアリーもまた、リチャード・カーライル卿との結婚を考え始める。
一時戦地より戻った、2人は、友達として仲直りし、互いの幸せを喜ぶのだった。
そして、ダウントンは、戦時中で怪我をした兵の療養所として提供される。
以下、簡単なあらすじを。
<メアリー&マシュー>
互いに新たなパートナーを見付けたものの、戦争という状況が、2人の心を近付けさせる。
メアリーがマシューに送ったお守りを、マシューは肌身離さず持ち歩くが、
爆発に巻き込まれ、大きな怪我を負ってしまう。一時は、脊髄損傷であり、子供を作ることも無理だと告知され、ラビニアと別れ、「自分は一生誰とも結婚しない」と決意するが、それでもいい・・・とラビニアは、マシューを献身的に支えるのだった。
その後、マシューは脊髄ショックだったと診断され、歩くまでに回復する。
一方、メアリーもまた、新聞社を経営する大金持ちのリチャードと結婚を決める。
過去の、自分のスキャンダルも、彼を結婚する事によって、表には出ない。
しかし、リチャードは強欲で、横柄である。メアリーは彼と喧嘩ばかりするが、
自分のスキャンダルが明るみに出るのでは・・・・と婚約を覆されない。
そんな男と結婚する理由をメアリーに問う、マシュー。メアリーは、彼に全てを話すが、
「君を軽蔑したりしない」といわれる。2人は、再び心を通わせ、キスをかわす。
その場面を見てしまったラビニアは、マシューに婚約解消を促す。
「あなたを束縛したくない」
そして、その後、スペイン熱にかかり、急変。
「これで良かった。あなたに決断させなくて済む」と言い残し、死んでしまう。
ショックを隠しきれないマシューは、メアリーに「僕達がラビニアを殺した。僕たちは幸せになれない」と話す。
一方、父であるロバートも、メアリーの結婚に反対していた。
妻コーラは、メアリーの抱えるスキャンダルの真相を話す。そんなもののために、結婚するべきじゃない。スキャンダルで世間が騒がしい間、アメリカに渡ればいい・・とメアリーを説得する。
メアリーは、婚約を破棄する。
リチャードは、君のために隠してきたスキャンダルを、表に出す・・新聞を売るのが仕事だ・・と言い残して去った。
マシューは、母イザベルに、「ラビニアはあなたの幸せを願っているのよ」と後押しされ、
メアリーにプロポーズする。メアリーは、すぐさま、承諾するのだった。
<アンナ&ベイツ>
ベイツの母親が死んだと同時に、遺産目的で現われた妻・ヴェラ。彼女は執拗に、ベイツとの離婚を承諾しない。
どこからか仕入れたメアリーのスキャンダル(ダウントンのスキャンダル)を新聞社に提供して欲しくなければ、ダウントンをやめて、戻ってくるようにいい、一時、ベイツはダウントンを去る。
ベイツを諦めないアンナであるが、ベイツがアンナと結婚する予定だと聞くと、更に、ヴェラの執着はひどいものとなっていくのだった。
新聞社への暴露が、メアリーの婚約者リチャードによって失敗すると、
今度は、周到な計画をたてて、自ら服毒自殺をした。
そして、その1件によって、ベイツは、殺人罪で起訴される。警察に捕まる前に、
アンナは、ベイツと結婚したいのだという。
「どうせなら、夫婦として、あなたとともに歩みたい」というアンナの言葉に、
ベイツは、結婚を実らせる。
しかし、殺人罪で逮捕され、結果は有罪。一時は、死刑を宣告されるも、終身刑となる。
「きっと、無罪を証明するから」と、刑務所にいるベイツにアンナは誓う。
<シビル>
戦争を機に、看護師となり、療養所となったダウントンで看護師として活躍。
終戦後も、もとの生活にもどりたくない・・・と一代決心し、心を通わせるブランソンと駆け落ちを計画するが、姉たちに止められる。その後は、父への説得を試みて、結婚を了承され、ダウントンを去る。そして、妊娠したとの知らせが届く。
<イーディス>
ダウントンが療養所になったことで、傷ついた兵士たちのお世話をする。
車の運転を身に着けるが、結婚していく姉を見ながら、自分はこのまま一人ではないか・・・と心配する。
タイタニック号で死んだと聞かされていたパトリックと名乗る男が現われた。顔に大きな怪我をし、誰かわからない状態で療養所のダウントンにやってきたのだ。イーディスは、彼をパトリックだと信じるが、証拠となる決め手がない。 イーディス以外の人間に信用されていないと分かった男は、ダウントンを去ってしまうが、その事を、イーディスは悔やむ。
<トーマス>
戦場に衛生兵として出向くが、自ら、左手を負傷し、戦地を離脱。その後は、療養所となったダウントンを偉そうに仕切るが、終戦とともに、一山あてようと闇市に手を出す。
しかし、それが失敗し、再び、ダウントンへ戻ってくるが、出世欲は変わらない。
<デイジー&ウィリアム>
デイジーに想いを寄せるウィリアムの出征が決まり、ひょんなことから、デイジーはウイリアムに両想いだと思わせてしまう。本当の事を話そうとするが、戦争に行く人間に、言うべきではない・・・・とパッドモアさんに制され、そのまま、ウイリアムを見送る。
しかし、ウィリアムは重症を負ってしまう。
余命いくばくもない状態で、ウィリアムが望んだのは、デイジーとの結婚だった。
「結婚すれば、遺族年金が少しだが入る・・」残していくデイジーを想ってのプロポーズだった。デイジーとウィリアムは結婚、その数時間後に、ウィリアムは息をひきとるのだった。
ウィリアムへ嘘をついたことの後悔が癒えないデイジー。ウィリアムの父親は、デイジーの気持ちを知り、
「彼を心配してくれていたのは、君だけだ。それで、充分なんだよ。
もう家族は君しかいない。君の家族になりたいんだ」と話され、これからも娘でいて欲しいといわれる。親のいないデイジーは、
自分をこれほど気にかけてくれたのはウィリアムしかいなかったことに気付かされる。
<ロバート&コーラ>
コーラは、ダウントンが療養所になったことで大忙し。ロバートを放置状態で、
ロバートは、新しくやってきたメイドと、キスを交わしてしまう。
戦争という状況の中で、自分の無力さを感じ、それを癒してくれたのが、そのメイドだった。
しかし、「これは間違いだ」と気付いたロバート。そんなロバートを想い、そのメイドはダウントンを去っていく。
そんな時、コーラが重度のスペイン熱で、倒れる。
再び、家族の大切さに気付いたロバート。
反対していた三女イザベルの結婚も承諾するのだった。
<その他のメイド>
・メイドのエセルは、療養にダウントンにやってきた将校と、不適切な関係を結んでしまう。
それがバレて、ダウントンを去るエセル。
その後、将校の子供を出産するが、将校は、認知もしないまま、戦死を遂げてしまう。
将校の両親に、援助をして貰おうとするが、子供だけを引き取るといわれ、
「この子のいない人生は考えられない」と拒否する。
・オブライエン
自分が解雇されると思い込み、妊娠していたコーラを故意に転倒させ、流産した一件で、
(すべては、オブライエンの勘違いだった。シーズン1)
コーラへの懺悔の気持ちでいっぱいである。
スペイン熱で倒れるコーラを献身的に看病する。
シーズン2・・・・面白かった~!!
シーズン1同様、クールにバッサリいっちゃうドラマ運びは、健在。
視聴者を、無駄に引っ張らない、潔さに、乾杯したい気分。
それにプラスされて、
戦争を通しての、みんなの成長が、とても良く分かる、素晴らしいエピソードが多かったと思う。
ただ、シーズン1みて、いきなりの2だと、
メアリーの激変ぶりが、いささか、違和感が残ったかも知れないけれど。
本当の愛かどうか分からない時の、焦燥感は、女性誰しも経験があり、
そういう時期だったメアリーが、本当の愛を知り、自分の愚かさを受け入れた時、
人間として、一つの成長を遂げたんじゃないかと、私は思ったり。
あれほど、姉妹で敵対していたイーディスも、
大きな出来事はないにしても、成長を遂げていく。
その姉妹たちの成長が、本当に、見ていて、眩しくて、嬉しい。
その他にも、
思わず、涙をそそられる、エピソードが沢山だった。
ウィリアムとデイジーの結婚。残していくデイジーのために、彼は、死を待つ床で、
なんとしてでも結婚式をあげたいという。
それは、感傷的なものだけではなく、
遺族年金などを考えての、実に、現実的な上に成り立っていた。
自分の死を目の前にして、そんな事まで考えるウィリアム。
彼の愛は、本物であったのだと、ハッとさせられる。
そして、彼は、それだけではなく、自分のたった一人の父に、
そして両親のいないデイジーに、家族を残そうとしたのだ。
「ウィリアムほど、自分を気にかけてくれた人はいない」と思い知ったデイジーの、
ホッとしたような表情は、心に残る。
そして、ラビニア。
メアリーとマシューが愛し合ってると知り、重荷になりたくない・・と話す。
そして、死ぬ間際。
「これでよかった。アナタに決断させなくて済む」って・・・・(涙)
こんな台詞・・・出ますか??
でも、それは、マシューとメアリーの人間性が、彼そうさせたんだろうな・・・と思う。
ラビニアにそう思わせるほどに、メアリーは、人間的に成長を遂げていたのだという裏づけになった。
そして、ひたむきにベイツを愛し、信じる、アンナ。
何とか、幸せになって欲しい・・・・と願わずにはいられない。
それとは、対照的なのは、ヴェラ。
自殺してまで、ベイツを陥れたいだなんて・・・・。歪んでるわ~。
トーマスの根性悪さぶりが、可愛く見えるくらい・・・・
ヴェラが怖かった・・・・。
(TheTudorsのキャサリン王妃ですよね・・・・存在感あるわ~)
オブライエンでさえ、成長を垣間見たのに。
全く、成長してないトーマス(笑)
でも、前髪おろした彼は、素敵だったけどね。
でも、やっぱり、なんと言っても、マシュー。
シーズン2、めちゃくちゃ、かっこよくなってませんか??
ダン・スティーヴンス 31才。183センチの長身なようで。
吸い込まれるような、瞳・・・・。
かっこええ~。
どんな危機的な状況であっても、気品を忘れない、ダウントン・アビー。
視聴者に媚びず、執着しない、その姿勢が、
ダウントンそのもののような気さえしてくる、このドラマ。
シーズン3も、楽しみたい。
ちなみに、シーズン2のかなり嫌なヤツ・リチャードは、
ゲーム・オブ・スローンズのもジョラー・モーモントでしたね~。
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さて。
視聴し終わりました。シーズン2。
シーズン1は、世界大戦の勃発。
マシューとメアリーは、すれ違いのまま、マシューは戦場へ
トーマスは、医療部隊で戦場へ
ベイツとアンナは心を通わせるが・・・
そして、シーズン2は、終戦までのダウントンを描いていく。
過酷な戦争に赴くマシューは、ラビニアという女性と出会い、婚約する。
動揺を隠せないメアリーであるが、メアリーもまた、リチャード・カーライル卿との結婚を考え始める。
一時戦地より戻った、2人は、友達として仲直りし、互いの幸せを喜ぶのだった。
そして、ダウントンは、戦時中で怪我をした兵の療養所として提供される。
以下、簡単なあらすじを。
<メアリー&マシュー>
互いに新たなパートナーを見付けたものの、戦争という状況が、2人の心を近付けさせる。
メアリーがマシューに送ったお守りを、マシューは肌身離さず持ち歩くが、
爆発に巻き込まれ、大きな怪我を負ってしまう。一時は、脊髄損傷であり、子供を作ることも無理だと告知され、ラビニアと別れ、「自分は一生誰とも結婚しない」と決意するが、それでもいい・・・とラビニアは、マシューを献身的に支えるのだった。
その後、マシューは脊髄ショックだったと診断され、歩くまでに回復する。
一方、メアリーもまた、新聞社を経営する大金持ちのリチャードと結婚を決める。
過去の、自分のスキャンダルも、彼を結婚する事によって、表には出ない。
しかし、リチャードは強欲で、横柄である。メアリーは彼と喧嘩ばかりするが、
自分のスキャンダルが明るみに出るのでは・・・・と婚約を覆されない。
そんな男と結婚する理由をメアリーに問う、マシュー。メアリーは、彼に全てを話すが、
「君を軽蔑したりしない」といわれる。2人は、再び心を通わせ、キスをかわす。
その場面を見てしまったラビニアは、マシューに婚約解消を促す。
「あなたを束縛したくない」
そして、その後、スペイン熱にかかり、急変。
「これで良かった。あなたに決断させなくて済む」と言い残し、死んでしまう。
ショックを隠しきれないマシューは、メアリーに「僕達がラビニアを殺した。僕たちは幸せになれない」と話す。
一方、父であるロバートも、メアリーの結婚に反対していた。
妻コーラは、メアリーの抱えるスキャンダルの真相を話す。そんなもののために、結婚するべきじゃない。スキャンダルで世間が騒がしい間、アメリカに渡ればいい・・とメアリーを説得する。
メアリーは、婚約を破棄する。
リチャードは、君のために隠してきたスキャンダルを、表に出す・・新聞を売るのが仕事だ・・と言い残して去った。
マシューは、母イザベルに、「ラビニアはあなたの幸せを願っているのよ」と後押しされ、
メアリーにプロポーズする。メアリーは、すぐさま、承諾するのだった。
<アンナ&ベイツ>
ベイツの母親が死んだと同時に、遺産目的で現われた妻・ヴェラ。彼女は執拗に、ベイツとの離婚を承諾しない。
どこからか仕入れたメアリーのスキャンダル(ダウントンのスキャンダル)を新聞社に提供して欲しくなければ、ダウントンをやめて、戻ってくるようにいい、一時、ベイツはダウントンを去る。
ベイツを諦めないアンナであるが、ベイツがアンナと結婚する予定だと聞くと、更に、ヴェラの執着はひどいものとなっていくのだった。
新聞社への暴露が、メアリーの婚約者リチャードによって失敗すると、
今度は、周到な計画をたてて、自ら服毒自殺をした。
そして、その1件によって、ベイツは、殺人罪で起訴される。警察に捕まる前に、
アンナは、ベイツと結婚したいのだという。
「どうせなら、夫婦として、あなたとともに歩みたい」というアンナの言葉に、
ベイツは、結婚を実らせる。
しかし、殺人罪で逮捕され、結果は有罪。一時は、死刑を宣告されるも、終身刑となる。
「きっと、無罪を証明するから」と、刑務所にいるベイツにアンナは誓う。
<シビル>
戦争を機に、看護師となり、療養所となったダウントンで看護師として活躍。
終戦後も、もとの生活にもどりたくない・・・と一代決心し、心を通わせるブランソンと駆け落ちを計画するが、姉たちに止められる。その後は、父への説得を試みて、結婚を了承され、ダウントンを去る。そして、妊娠したとの知らせが届く。
<イーディス>
ダウントンが療養所になったことで、傷ついた兵士たちのお世話をする。
車の運転を身に着けるが、結婚していく姉を見ながら、自分はこのまま一人ではないか・・・と心配する。
タイタニック号で死んだと聞かされていたパトリックと名乗る男が現われた。顔に大きな怪我をし、誰かわからない状態で療養所のダウントンにやってきたのだ。イーディスは、彼をパトリックだと信じるが、証拠となる決め手がない。 イーディス以外の人間に信用されていないと分かった男は、ダウントンを去ってしまうが、その事を、イーディスは悔やむ。
<トーマス>
戦場に衛生兵として出向くが、自ら、左手を負傷し、戦地を離脱。その後は、療養所となったダウントンを偉そうに仕切るが、終戦とともに、一山あてようと闇市に手を出す。
しかし、それが失敗し、再び、ダウントンへ戻ってくるが、出世欲は変わらない。
<デイジー&ウィリアム>
デイジーに想いを寄せるウィリアムの出征が決まり、ひょんなことから、デイジーはウイリアムに両想いだと思わせてしまう。本当の事を話そうとするが、戦争に行く人間に、言うべきではない・・・・とパッドモアさんに制され、そのまま、ウイリアムを見送る。
しかし、ウィリアムは重症を負ってしまう。
余命いくばくもない状態で、ウィリアムが望んだのは、デイジーとの結婚だった。
「結婚すれば、遺族年金が少しだが入る・・」残していくデイジーを想ってのプロポーズだった。デイジーとウィリアムは結婚、その数時間後に、ウィリアムは息をひきとるのだった。
ウィリアムへ嘘をついたことの後悔が癒えないデイジー。ウィリアムの父親は、デイジーの気持ちを知り、
「彼を心配してくれていたのは、君だけだ。それで、充分なんだよ。
もう家族は君しかいない。君の家族になりたいんだ」と話され、これからも娘でいて欲しいといわれる。親のいないデイジーは、
自分をこれほど気にかけてくれたのはウィリアムしかいなかったことに気付かされる。
<ロバート&コーラ>
コーラは、ダウントンが療養所になったことで大忙し。ロバートを放置状態で、
ロバートは、新しくやってきたメイドと、キスを交わしてしまう。
戦争という状況の中で、自分の無力さを感じ、それを癒してくれたのが、そのメイドだった。
しかし、「これは間違いだ」と気付いたロバート。そんなロバートを想い、そのメイドはダウントンを去っていく。
そんな時、コーラが重度のスペイン熱で、倒れる。
再び、家族の大切さに気付いたロバート。
反対していた三女イザベルの結婚も承諾するのだった。
<その他のメイド>
・メイドのエセルは、療養にダウントンにやってきた将校と、不適切な関係を結んでしまう。
それがバレて、ダウントンを去るエセル。
その後、将校の子供を出産するが、将校は、認知もしないまま、戦死を遂げてしまう。
将校の両親に、援助をして貰おうとするが、子供だけを引き取るといわれ、
「この子のいない人生は考えられない」と拒否する。
・オブライエン
自分が解雇されると思い込み、妊娠していたコーラを故意に転倒させ、流産した一件で、
(すべては、オブライエンの勘違いだった。シーズン1)
コーラへの懺悔の気持ちでいっぱいである。
スペイン熱で倒れるコーラを献身的に看病する。
シーズン2・・・・面白かった~!!
シーズン1同様、クールにバッサリいっちゃうドラマ運びは、健在。
視聴者を、無駄に引っ張らない、潔さに、乾杯したい気分。
それにプラスされて、
戦争を通しての、みんなの成長が、とても良く分かる、素晴らしいエピソードが多かったと思う。
ただ、シーズン1みて、いきなりの2だと、
メアリーの激変ぶりが、いささか、違和感が残ったかも知れないけれど。
本当の愛かどうか分からない時の、焦燥感は、女性誰しも経験があり、
そういう時期だったメアリーが、本当の愛を知り、自分の愚かさを受け入れた時、
人間として、一つの成長を遂げたんじゃないかと、私は思ったり。
あれほど、姉妹で敵対していたイーディスも、
大きな出来事はないにしても、成長を遂げていく。
その姉妹たちの成長が、本当に、見ていて、眩しくて、嬉しい。
その他にも、
思わず、涙をそそられる、エピソードが沢山だった。
ウィリアムとデイジーの結婚。残していくデイジーのために、彼は、死を待つ床で、
なんとしてでも結婚式をあげたいという。
それは、感傷的なものだけではなく、
遺族年金などを考えての、実に、現実的な上に成り立っていた。
自分の死を目の前にして、そんな事まで考えるウィリアム。
彼の愛は、本物であったのだと、ハッとさせられる。
そして、彼は、それだけではなく、自分のたった一人の父に、
そして両親のいないデイジーに、家族を残そうとしたのだ。
「ウィリアムほど、自分を気にかけてくれた人はいない」と思い知ったデイジーの、
ホッとしたような表情は、心に残る。
そして、ラビニア。
メアリーとマシューが愛し合ってると知り、重荷になりたくない・・と話す。
そして、死ぬ間際。
「これでよかった。アナタに決断させなくて済む」って・・・・(涙)
こんな台詞・・・出ますか??
でも、それは、マシューとメアリーの人間性が、彼そうさせたんだろうな・・・と思う。
ラビニアにそう思わせるほどに、メアリーは、人間的に成長を遂げていたのだという裏づけになった。
そして、ひたむきにベイツを愛し、信じる、アンナ。
何とか、幸せになって欲しい・・・・と願わずにはいられない。
それとは、対照的なのは、ヴェラ。
自殺してまで、ベイツを陥れたいだなんて・・・・。歪んでるわ~。
トーマスの根性悪さぶりが、可愛く見えるくらい・・・・
ヴェラが怖かった・・・・。
(TheTudorsのキャサリン王妃ですよね・・・・存在感あるわ~)
オブライエンでさえ、成長を垣間見たのに。
全く、成長してないトーマス(笑)
でも、前髪おろした彼は、素敵だったけどね。
でも、やっぱり、なんと言っても、マシュー。
シーズン2、めちゃくちゃ、かっこよくなってませんか??
ダン・スティーヴンス 31才。183センチの長身なようで。
吸い込まれるような、瞳・・・・。
かっこええ~。
どんな危機的な状況であっても、気品を忘れない、ダウントン・アビー。
視聴者に媚びず、執着しない、その姿勢が、
ダウントンそのもののような気さえしてくる、このドラマ。
シーズン3も、楽しみたい。
ちなみに、シーズン2のかなり嫌なヤツ・リチャードは、
ゲーム・オブ・スローンズのもジョラー・モーモントでしたね~。
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