ダ・ヴィンチ 禁断の謎 1-1 | ROUTE8787 サンサクキロク

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絵画、彫刻、建築、音楽、科学、数学、工学、発明、解剖学、地学、地誌学、植物学など様々な分野に顕著な業績を残し、「万能人」と呼ばれる、
あまりにも有名すぎる天才、レオナルド・ダ・ヴィンチの若かりし頃を
描いたもの。

 史実においても、空白のある25歳前後のダ・ヴィンチの謎を追い、
ルネサンスにおける陰謀や権力などを織り込んで描いていく。
 よく目にする、「おじーちゃんダ・ヴィンチ」ではなく、
発想力豊かで、強気、怖いもの知らずのダ・ヴィンチが主役である。

 まだ、どんなお話になっていくのか、
分かりませんが。
 ともかく、ダ・ヴィンチが、ルネサンス時期に最盛期であったメディチ家に、
軍事兵器を売り込むことによって、政治的陰謀やらに巻き込まれていく・・・って感じです。

 脚本が、「ダーク・ナイト」でおなじみのデヴィッド・S・ゴイヤー。
頷ける作品の雰囲気です。
 ああ花咲くルネサンスなのに、ルネサンスという雰囲気ではいないし、
ルネサンスといえば、メディチ家!!なのに、
メディチ家のセレブな感じも、全く伝わってこないという・・・・笑


 なんせ「ダークナイト」ですから。
 そんなモンなんでしょうーが。

 でも、フィレンツェの町の全体映像は、素晴らしいし、
テレビで、ここまで、しちゃう??っていう位、
見応えがある。
 ダ・ヴィンチが、鳥かごから飛び出す鳥たちをスケッチするシーンは、
何とも、美しい。
 天才と謳われるダ・ヴィンチから見える世界は、
こんな風に見えるのか・・・と納得がいく。
 若かりしダ・ヴィンチの躍動感・野心が、
映像と彼の全身から、感じられる。


始まったばかりだし、
これからが、楽しみでもあります。

ただね・・・・。

 ここからは、全くもって私の、個人的な問題なのですが。
20代前半に、塩野七生女史の作品群と衝撃的な出会いを果たして以来、
イタリアへの思い入れが強いのです。

フィクションであるけれど、
史実に基づいているエピソードも出てきたりもするし、
登場人物も実在してるんだけど。

 ダ・ヴィンチは、同性愛者だった・・・と私は、そう思い込んでいたので、
まさかのルクレツィア・ドナーティとのベッド・シーンに、
ちょっと衝撃だった。
 というのもルクレツィア・ドナーティって、ロレンツォの愛人ですけどね。
ロレンツォと、長年にわたって「プラトニックな愛」を貫いたと言われているんですね。
 
更に、個人的好みを言いますと、
ロレンツォ・デ・メディチ様は、

①ガイウス・ユリウス・カエサル
②チェーザレ・ボルジア
・・・・に続く、私の3大ええ男の一人なんです。

 ロレンツォ・イル・マニーフィコ(偉大なるロレンツォ)と呼ばれた彼。
$自己満足!gleeglee日記

 政治能力に長け、市民からも絶大に人気のあった彼。
今でも、息子にロレンツォを名づけることが多いといわれています。
 このロレンツォ様とルクレツィア様の、
「プラトニック・ラブ」のエピソードは、
ほんまかどうか分かりませんけどね、何とも、ええ話やと思いませんか??

 そもそも、男娼とのいざこざで、裁判にもなったダ・ヴィンチと、
ルクレツィアが・・・って、ちょっと、受け入れ難し。

というか、そもそもですよ。

ロレンツォ・デ・メディチ様が、

$自己満足!gleeglee日記

いやーん。違う違うっ!!
絶対、違う~!
これが、マキャヴェリってなら、許すけどさー。

$自己満足!gleeglee日記
 いやーん。
こんな妖艶な感じじゃないんですー。


 $自己満足!gleeglee日記
 ジュリアーノは、まだ許せるか・・・?

 
 完全な、フィクションだと思えば、いいんです。
そう!そう思い込むのよ。

私のような思い込みさえなければ、
内容と映像は、まずまずだと思います。
 今後の展開に期待!

ちなみに、私は、イタリアは好きだけど、
芸術には、ホント疎くて。
 イタリアへ言った時に、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会 (ミラノ)で、
予約券をとって、「最後の晩餐」を観ましたが、
人ごみに酔った記憶しかないくらいです(オハズカシイ)


 という事で、ダ・ヴィンチには、コレといった思い入れもないので、
全然、受け入れられます。
 若かりしダ・ヴィンチとしてのキャラは、問題なっしんぐ。

 アメリカでは、視聴率が良かったので、シーズン2も決まってるようです。
ドラマとは思えないスケールの大きさ、お金のかけ方。
 一見の価値はあると思います。


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