ウォーキング・デッド シーズン2 | ROUTE8787 サンサクキロク

ROUTE8787 サンサクキロク

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韓ドラ狂騒キロク
映画と音楽とドラマがあればいい

 壊滅されたCDCから脱出した一行は、安全と思われるフォートベニング基地に向かっていたが、
その途中のハイウェイで、ウォーカーの大群と出会い、足止めとなる。
 ゾンビの大群に、息をひそめ、逃げ切れたように思われたが、
幼いソフィア(キャロルの娘)一人が、ウォーカーに見つかってしまい、
森の中へ逃げ込み、そのまま、行方不明となってしまった。

 一行は、ソフィアを探していたが、その過程で、
リックの息子カールが、狩りをしていた男オーティスに誤って撃たれてしまう。
 リックとオーティスは、オーティスの住む農場へ、カールを運び入れ、
獣医のハーシェルにより一命ととりとめるが、危険な状態が続く。
 ハイウェイに残されたメンバーも、オーティスの娘マギーの案内により、
農場へ集った。今なお行方不明のソフィアには、食料とメモを残した。
銃弾を取り除く手術をするための物資と、抗生剤が必要となり、
オーティスとシェーンが町へ物資の調達に向かうが、ウォーカーに囲まれ、
シェーンはオーティスを撃ち、犠牲として、一人で農場へと帰還した。
 物資と抗生剤により、カールは手術を施され、状態は改善される。
 
 カールの完全な治癒と、ソフィアの捜索のため、
ハーシェルの農場に留まる事になったが、
ハーシェルが、農場の納屋に、ウォーカーを大勢囲っている事が明らかになる。
 ハーシェルは、ウォーカーを「病気になった家族・友人知人」であるという認識から、
いつの日か、特効薬などで治療出来る日がくると、信じているのだ。

 しかし、シェーンの独断で、納屋のウォーカーは一掃されてしまった挙句、
最後に出てきたのは、ウォーカーになったソフィアだった。
 この一件や、その後、別の生存者の少年の処遇、ローリとの関係をめぐって、
シェーンとリックは、確執を深めていく。

またローリーが妊娠してしまい、どちらの子供であるか分からないと、
シェーンに伝えた事も影響した。

 何かにとりつかれたかのように、シェーンはリックを殺害する計画をたてる。
リックを殺害し、メンバーのリーダーとなり、
リック不在の時のように、ローリとカールとの関係を築くという筋書きだ。
 しかしながら、シェーンは、逆にリックに殺害されてしまう。
殺害された、シェーンは、ウォーカーに噛まれたワケではないのに、
ウォーカーになってしまい、リックに襲いかかろうとした所、カールに銃で撃たれる。

 その夜、ウォーカーの大群が農場を襲い、メンバーは応戦したが、
それぞれが、農場を脱出し、ソフィアの為に残した食料を求めて、ハイウェイへと舞い戻った。
   
戻ったメンバーは、農場で恋仲となったグレン&マギー
ソフィア捜索に尽力したダリル&キャロル
リック カール ローリ ハーシェル ベス Tドッグ
 アンドレアは、合流出来ず、日本刀を持った人物に救われる。
 リックは、シェーンを殺害した事、CDCでジェンナーから伝えられた「自分たちはすでに感染している」という事実を伝える。
 この事により、メンバーとも、ローリーとも溝が出来てしまい孤立したリックであるが、
「それならば、自分たちで生きていけばいい。
俺とともにいるなら、俺に歯向かうな」と強く言う。リックもまた、シェーンを殺害した事などにより、人格崩壊を余儀なくされていたのだ。





いやぁぁぁぁ~!!
怖かった~。
というか、ウォーカーには、私もこなれてきて、
怖さもなくなってきたんだけどね。余程のサプライズな出現の仕方しない限りはね・・・・。
何が、怖いって。

シェーン怖っ!

 シェーンの恐ろしい人間性にいち早く気付いたデールを脅すシーンとか、
デールになった気分で、ビクビクしてしまった。
 シェーンの元々持っていたものなのか、
それとも、この特殊な環境下で、完全におかしくなってしまったのか分からないけど、
もし、後者であったのなら、本来のシェーンを取り戻す機会があったはず。
デールがウォーカーの犠牲になってしまったり、
ウォーカーに囲まれてシェーン・ピンチ!!って場面で、
リックは、シェーンを救ったりした。
助けた時、リックは、「元のお前に戻れ」って言ったのに・・・・。
 わたしゃ、ここで、シェーンが心を入れ替える展開になるんちゃうか???
・・・と睨んだけど、
どーも、彼は屁とも思ってなかったらしい。
 こーゆー所が、このドラマの、シビアな所だよね。

 その上、妊娠したアホのローリーが、リックの子供だと言い続けていたクセに、

「正直、どちらの子供か分からない」なんて言うし。

それって、言わなアカン事なワケ???
そんな事言うから、シェーンも夢見ちゃって、リック殺害計画なんて立てるワケよ。
 
シェーンが、ここまでおかしくなってしまったのは、
ローリーとカールを愛するが故でもあるんだもんね。
 シェーンは、この特殊な環境によって、人格がおかしくなったワケでもなく、
(一因ではあったとは思うけれど)
人を愛する事から派生する嫉妬や、独占欲、優越感が、
彼をおかしくさせてしまったんじゃないかと。

 オーティスにした事、ソフィア救出を断念するべきと主張した事は、
なかなか割り切れない所がある。
 オーティスを犠牲して、物資を調達し、カールを救った事を、
安易に責めれないと感じてしまう。
 リックや、ダリルなら、オーティスを犠牲にせず、やり遂げられただろうけど、
私が、もし、その立場になった、
オーティスを犠牲にする考えも浮かばないだろうし、
オーティスとともに死んでしまい、物資を届けられず、カールも救えないと思うもんなー。
 逆に、自らが、「塩狩峠」よろしく、犠牲になって・・・・

犠牲になって、オーティスみたいに、ゾンビに
生きたまま食べられるなんて、絶対、無理ー!!

 
 シェーンは、自分が生きたいから、オーティスを犠牲にしたのかな。
それとも、カールを助けたい一心で??
 前者なら、物資もろとも放り出して、逃げ出したと思うんよね。
オーティスの担ぐ物資を必死になって奪ったのは、
やっぱり、生きたいという気持ちもあっただろうけど、
カールに物資を届けたいという、彼なりの愛の結果なのではないかと。

 どうもシェーン擁護になってしまうのは、
決して、私好みの濃い顔だからではないです。
特に、丸刈りステキーっ!!と思ったワケではないですから。

 リックもまた、情緒不安定になってるね。
親友のシェーンを殺害してしまった事や、メンバーが彼に寄りかかるストレスも、
あるんだろうね。
 しかし、リックがシェーン殺害をローリーに打ち明けた時の、
ローリーの冷たい態度が、彼の最後の砦も、奪ってしまったように思う。

 ローリーに理解を示して欲しかったんだろうと思う。
 
 リックは、誠実で良心の人であった。
彼は、デールのように生きたかったのかも知れない。
デールのように生きたいと思う部分もあり、生きていく為・仲間を守る為には、
それだけでは無理だ・・という気持ちの狭間に、
常に立たされていたのだと思う。
 そんな彼のことを、ローリーはもっと理解してあげるべきなんだと思う。

守られた側の人間は、守っている人間の気持ちをわからない。
言うだけなら、たやすい事。
 「生きていくために」自らが前に立つ人間と、m
前に立つ者の跡を同じように歩くのでは、気持ちが全く違うと思うんだよね。

 だから、ダリルは、リックの気持ちがわかるのかな。
ダリルだけは、リックを支え、良き相棒となっていく。
 ダリルは、「生きていく為に」リックが犠牲となっている事を、
理解しているのかも知れないなー。

 っていうか。
ダリルさん~!!!

 ソフィア捜索に尽力し、娘を失ったキャロルを健気に支えたりー。
ソフィア捜索には、足跡とか、辿ったり~。
実は、どこぞの捜査官だったんじゃないの??と思うほどの能力を発揮するんだよー(笑)
 ダリルと、キャロルは、ソフィアの一件で、心を通わせるんだけど。

この2人の年齢って、どーゆー設定なのー??
 年の差って感じがするんだけど。キャロルが、白髪だから余計にかな?

 ダリルの生きてきた世界には無かった、
まさに花のような存在だったのかも知れないなー。
ソフィアとキャロルは。
 それは、恋人のような、ソレではないけれど。
 ダリルの中に存在する、唯一の良心の結晶のような、
存在なのかも知れない。

 ダリルが魅せる優しさと、グレン&マギーの存在が、
このドラマのどーしーよもない恐怖から、救ってくれてる。
 子役であるカールでさえ、
なんか、普通の子供でもないしさー。

 全くもって、笑いもクソもないドラマですが・・・。
というか、ウォーカーが時折可愛く見えてきてしまったりする、とんでもないドラマで。
 人間性の崩壊や、生きる為だけの動物に回帰していく姿に、
救いはない場面が多いけれど。

 ナゼに、こうまで、面白いと感じるのか。

ひとえに、人間の生命力に、魅せられているのではないか。
 その生命力に、幾度も幾度も、希望を見出してしまう。
 
いつかは、未知の伝染病に打ち勝つのだ・・という期待が、
常に、私の心を揺さぶる。


 いつもながら、長くなってしまいましたが。
・・・・ってここまで読んでくださってる方おるんやろか・・・と
この文章に費やした時間を、若干、後悔している私に、
ポチっとお願いします。
(こういう後悔は、しょっちゅうですが。
もっと、生産的な時間を使えと、自分に言いたい・・・笑)
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