抗生剤の点滴のみ | にの日記

にの日記

2002年2月30歳で乳がん発症。現在50歳。再発して9年、抗がん剤はやり尽くしました。現在、痛みのコントロール、腹水・胸水治療(CART)を受けています。
今までのほほんとしていたのですが、あまりのほほんとしていられなさそうなので、ブログタイトル変えました。

入院9日目。


土曜日なので特に処置はなし。


昨日からメロペネムという抗生剤を10時・18時・2時の8時間おきに点滴。


ポートに針を留置していて、それを止めている透明テープがいずい。


朝10時の回が終わったタイミングで一度外してもらったら、テープの下が真っ赤に腫れていた。


地味に、こういう痛みが堪える。


お腹は膨らみ始めていて70%くらい戻っているが、まだまだ余裕。


ごはん3食完食。


今日は病棟のお風呂利用日。


入浴リストにわたしの名前があって、湯船につかれることに。


いつの間にリストアップされたの?


シャワーはちょくちょくしていたけど、やっぱりお風呂はいいね。


ただし、お風呂場までの行き帰りは車いす、脱衣所には介護する看護助手さん、着替えは車いすに座ったままでしなくてはいけなくて、介助のいらない人は湯船に入る前に「入ります」と申告しなきゃいけないルール。


全て安全のためとわかっているけど、「わたし、そんなに悪いんかい」と改めて切ない。


まあ、お風呂ってリスク高いから、仕方ないのかな。



今日はお部屋のみなさんとおしゃべりできた。


昼間ふたり退院されたので、残ったふたりで消灯時間過ぎてもカーテン越しにお話。


それぞれが体の不調を抱え、それでも自分の体からは逃げられないから、少しでも希望を見出そうと懸命に治療を受けている。


どの病気の人も、みんな必死に闘っている。


寿命の長さは関係ない。


ただ与えられた天命を全うすることなのかな、人生は。