たんたん短歌141「鏡」
2024年6月16日(日)放送分の「NHK短歌」におけるお題(テーマ)は「鏡」だった。
ところで、還暦を迎えたブログ主はボケ防止の積りで、最近になってスペイン語を勉強し始めた。なお、「鏡(かがみ)」は英語で「mirror(ミラー)」と凡そ発音するから、二つを「かがみらー」と繋げて覚えた記憶がある。
ところが、スペイン語では鏡のことを「espejo(エスペホ)」というらしい。これでは「かがみ」にも「ミラー」にも語呂合わせしようがない。そこで、付箋に手書きしてパソコンの端に貼り、毎日眺めて覚えるようにしている。
それはさておき、ブログ主も今から十年以上前に、このテーマをもって、次のような作品を制作していた。今回はそれを紹介しよう。
母親の真似は少女は恥ずかしい 映す鏡に口紅を引く
母親が化粧をしている姿を、娘が興味深く見ている。
ただし、彼女は、自分が母と同じように化粧をするのは少々恥ずかしいと思っているのか、それとも、母親の使っている口紅を、自分の口に直接塗るのは気が引けたのだろうか。
それで、自分の唇が映った鏡に口紅を塗って、自分に口紅が似合うかどうかを確かめているようだ。
(2013.4.22)
もえたたん「皆さん、こんにちは」
ゆうたたん「こんにちは。今回紹介する歌は何ですか?」
も「 中島みゆき 「 化粧 」(1978)」
ゆ「それでは次回もたんたんと」