たんたん詩7「影」たんたん詩7「影」 「影」 男は静かに読書中 女はひとりでつまらない そんな男の肩越しに 女は顔やら手を出して 「二人で一緒に遊ぼう」と 男の読書の邪魔をする 二人の影もいつの間に 一つになって揺れている