何でも八分なのだという。
ほどほどが良いのだという。
「過ぎたるは及ばざるが如し」
なのだという。
ちょっと余力を残す位がちょうど良いのだという。
それが長続きする秘訣なのだという。
生き急いではいけなのだという。
「そっか、じゃあオレたちもやめとくか?」
「オレたちは明日死ぬかもしれないから
今日やれることは今日のうちにってのがオキマリだからね」
「な?」
静かに微笑んでいる。
「でもさ?8部までってのはどうやって分かる?
もしかしてまだ7部までじゃないかとかさ」
「たしかに!それって自分の10を知ってないと分かんないわな」
まだ笑ってる。
「そりゃあオレだってたまには試してみることもあるぜ。思い切りね。
確かにそうじゃないと自分の限界はわからないからね」
「「じゃあ、今夜あたりは??」」
「やっちゃうか?」
「そういうところがいい!」
「そのノリがいい!!」
宴は続く