先週の金曜日に手術を終えて、3日が経ちました。


まだまだ痛みはありますが だいぶマシにはなってきたので 忘れないうちに出産レポを歩く



2022年10月21日(金)


私は 下半身麻酔の帝王切開で、出産しました。


6年前に側弯症の手術をしているため 上から下までボルトがぎっしり入っているので、全身麻酔と思っていましたが…



麻酔科の先生からはレントゲン写真を見て

「これならいける、大丈夫」と


 「全身麻酔の方が、赤ちゃんにもお母さんにも負担がかかって リスクが高いので極力避けたい」とのことで


では下半身麻酔でやりましょう、となりました。


12時00分 手術室入室


弾性ストッキングを履き、下着はショーツ以外 全て脱いで手術着に着替えました。


入室早々 手術台で寝かされて

麻酔の注射を始めました。


とにかく「エビのように丸まって!」と言われて

出来るだけ体を丸めたのですが、側弯症の手術でばっちり背骨は固定されているので…汗うさぎ


そんな無茶な…泣くうさぎと思いながら、頑張りました。


看護師さんも手伝ってくださって 

できるだけお臍を覗き込むような体勢で…なんとか麻酔は打ち終わりました。


麻酔を打ったときは、重い痛み?鈍痛?

じわじわと 下半身に効いていくのが分かりました。


正直、とても痛かった。。

ついつい「あ"ー、い、いててててて」と声に出してしまった。


同時進行で 左右の手に点滴を計3本刺されて、固定されました。おしっこの管も 麻酔が効いててよく分からない間に、差し込まれていました!


さすが、チームプレイが素晴らしくて 手早く処置を進める先生や看護師さんを見て 「カッコいい…」と感動してました。笑 (まだこの時は余裕があったのかな)


麻酔科の先生には、どこまで麻酔が効いているのか確かめるために

冷たいものを下から上へと当てられて


「ここは冷たいですか?」と数分おきに聞かれました。


お臍の少し上まで麻酔が効いているような状態になると 麻酔科から産婦人科の先生へOKサインを出して


いよいよ手術はスタートしました。


麻酔がよく効いてるので もちろん痛みはないけれど、お腹を触られている感覚はあって

とても不思議な感じでした。


バースプランに 「手術中はそばで話しかけてほしい」と書いていたので


「苦しくないですか?大丈夫ですか?」と

看護師さんがこまめに確認してくださいました。


手術が始まって間もない頃に、急に上半身がガタガタと震え出して 歯もがちがち震えて


「震えが止まらないですけど…無気力」と言うと


「麻酔を打つと、震え出す方はいらっしゃるのよね…」とのこと。


看護師さんがすぐに温かいものを上半身に当ててくださり、震えは少しおさまりました。


今度は 呼吸が苦しくなってきて

麻酔が胸まで効いてきたのか…呼吸抑制がかかっているようでした。


"人工呼吸器もあるし、大丈夫だ"と心の中で自分に言い聞かせて、なんとかパニックにならず 平常心を保ちました。


12時42分 はーちゃん誕生


先生が「赤ちゃん出ます!」と言って、

みぞおち辺りをグーっと押されると ツルッと?赤ちゃんが出てきました。


「オギャー、オギャー」


いまでも 思い出したら泣けてきちゃう…


泣き声を聞いて とっても安心して、ポタポタと涙が溢れてきました。


すぐにはお顔は見えず、赤ちゃんは新生児科の先生たちのところへ渡されて

処置が始まりました。


赤ちゃん大丈夫かな…。頑張って…!とずっと祈ってました。


15分くらい?長い処置が終わって、

看護師さんが私の近くへ来て


「赤ちゃん、やはり早く生まれたことで 呼吸が不安定なところがあって…少し呼吸のお手伝いをさせていただきました!いまお近くへお連れしますねウインク」と


そっか…呼吸 苦しかったかな大泣き…。


そしていよいよ

はーちゃんとの対面。


まず、こんなに大きい子が 私のお腹の中にいたんだ…!って、驚きびっくり


そして…たまらなくカワイイ‼︎


よくぞ、ここまで育ってくれた…!

かわいい、はーちゃんラブ


そのまま 看護師さんが私のスマホで ツーショットを撮ってくださいました。


実は 赤ちゃんの処置中…

動悸はするし、気持ち悪くなるし、なにより呼吸が苦しくて


麻酔科の先生からは「赤ちゃん無事に生まれましたし、うとうとするお薬入れましょうか…?」と聞かれたのですが


赤ちゃんと対面するまでは しっかり起きていたい!と思って 「頑張ります」と言っていました。


ツーショット写真も、きっと険しい顔になってしまうかな…と思っていたのですが


後から見ると、私…すっごく穏やかな顔で笑っていました。



本当に、幸せな瞬間だったんだなぁ。


赤ちゃんとの対面を果たしたあとは

現実に戻り、また急に呼吸が苦しくてネガティブ


うとうとする薬を点滴から流してもらいました。


そのまま無事に手術は終わって、GHCUという

これまでいた病棟とはまた違う 集中治療室へ。


部屋へ戻ってからは、段々と呼吸器の圧が高いと感じてきて

呼吸器内科の先生に圧を下げてもらいました。


お腹がへこんで、圧迫がとれ

呼吸は随分楽になりました…


24時間人工呼吸器をつけていたため、その状態に身体が慣れてしまっていて

まだ急に完全に外すのは苦しいのですが


今もちょっとずつ、外している時間を長く作っていますキラキラ


これが、私の出産の一部始終ですニコニコ


色々と痛い思い、怖い思いをしたけれど

はーちゃんが無事に生まれてきてくれて本当に良かった!


妊娠してから、はーちゃんと共に沢山の壁を乗り越えて…

無事に出産を迎えられた。


最高に幸せです。


これからどんなことがあっても

私たちなら大丈夫‼︎


幸せな家庭を築いていこうね〜ラブラブ