※前回の続きです
検査薬で陽性反応を確認して、翌日
彼と近くの産科にかかりました
産科の待合室には、お腹の大きい妊婦さんがたくさんいらっしゃいました。
私もこれから大きくなるのかな?どんな感じなんだろう?と色々想像して、楽しかったです
検査室に呼ばれると
早速 お腹の中を診る検査が始まりました。
経膣プローブというものを、膣の中に挿入して
お腹の中を診るというもので…
少し痛かったです
検査が終わり、次は診察室に呼ばれました。
さっそく「妊娠を確認できました」と
1枚の写真を見せてもらいました
「こちらは胎嚢(赤ちゃんを包む袋)です」
とっても小さくて、でも確かに私のお腹の中にあるんだなと嬉しく思いました
「酸素は足りてますか?」
先生は、車椅子に乗って人工呼吸器をつけてる私を見て 心配そうに尋ねられました。
「赤ちゃんに酸素がいかなくなると、とても危険なので…」と。
「私は、酸素は滅多に下がりません。呼吸器をつけなくても生活はできるのですが、つけていた方が心肺への負担がなく、楽なので付けています!」
先生はなるほど、と頷いてくれました。
「大きい病院でしか出産できないと思うので、紹介状を書きます。ただ呼吸器に強い産科のある病院がわからないので、呼吸器を診てもらってる先生に相談してください」と。
大きい病院でしか産めないというのは…まあ、そうだろうなとは思っていました
※ちなみに、かかりつけの呼吸器の病院には産科がありません。
早速、病院から帰ってすぐ呼吸器の主治医に電話をしました
「実は妊娠しまして…」
そういうと、先生は
「マジかっ!」と少し焦っているような様子
「片肺で…産めるのか?どうなんだろう。ちょっと時間ちょうだい」
そう言って電話を切られてしまい…
"産めないなんてことが、あるの?"
と、かなり不安になりました。