※前回の続きです
それから何日経っても、何度身体を起こしても
呼吸が苦しいことに変わりはありませんでした。
"普通では起こらないことが、私の身体に起きてしまっている"
そう感じずにはいられませんでした…
「呼吸が苦しい」と訴えるのも、怖い。
何か後遺症を負ってしまったのだろうか。
そんなの、認めたくない。
どうすればいいんだろう
次の日には 治っているんじゃないか
次の日には良くなっているはずだ
そう信じて、毎日を過ごしてきたけれど
残念ながら何も変わりませんでした。
そして
ついに 自分の中だけでは抱えきれなくなります。。
手術して1週間半が経過する頃
夜、回診にやってきた先生に涙ながらに身体の症状や不安を訴えました。
「身体を起こすと、呼吸がしにくくて、とっても苦しい」「歩行訓練が全然進まない」「何か怖い病気にでもかかってしまったのだろうか」
あまりに私が泣くので、先生も驚いていた様子でしたが
深刻さも十分に伝わったようで 翌日すぐに肺機能の検査を行いました。
結果…
「著しい肺機能の低下がみられます」
私は元々、肺がひとつしかないため
普通の人の半分の機能しかありませんでしたが
当時の結果は そのさらに"半分の機能しかない"とのことでした。