私の防災・その37 避難場所・避難経路・避難方法 | もえもえ育児ほぼ終了日記と障害児家族の防災ブログ

私の防災・その37 避難場所・避難経路・避難方法

日本列島を襲う豪雨被害の大きさに、被害にあわれた方々の苦しみを思い、また、大きな河川のそばに住む身として明日は我が身と気を引き締め直す日々です。

被害にあわれた方々の状況を知れば知るほど、水が来てからでは逃げることはまず不可能だと思い知らされます。
特に我が家のように障害者等要支援者がいる場合、とにかく避難情報が出たら、むしろ出るのを待たないくらいの心構えで避難するべきでしょう。

避難場所に関しても、コロナ禍の中では大勢が集まる公設の避難所に行くだけが避難ではないと言われるようになりましたね。

私の住む自治体も分散避難を呼び掛けています。
しかし、今時は残念ながら、昔ながらの祖父母や親の世代から同じ地域で住んでいて、ご近所さんや友達の家に頻繁に上がり込み、泊まりあうような親密な付き合いはありませんよね。
仲良くしている友人宅でも、家族全員が泊めてもらうのは無理があります。

私や旦那の実家も距離がありますし、様々な事情で頼りにくい。

となると、自主的に早めの避難するためにはホテル等の宿泊施設を利用するのが現実的かもしれません。
もえもえが混乱しにくいし、パニックになったりして大声をあげてしまったりしても周囲に迷惑をかけにくいですから。
市内のホテルは数も少ない上に今は新型コロナウイルス軽症者用に借り上げられてるところもあるし、大規模水害の場合はホテルはともかく駐車場は浸水被害を受ける可能性があるので、被害想定外の近隣の自治体にあるホテルの方が安心で取りやすいかも。

ホテルが駄目なら、やはり自治体の開設する避難所に行くしかないので、先日自治体の防災担当に電話で問い合わせして見ました。
我が家の状況から避難場所で想定される課題について相談し、ある程度納得のいく回答をいただけたので、避難所に行くこと、そして、そこまでどういう避難経路、避難方法が使えるか複数パターンをシミュレーションしました。

もえもえ連れての移動、それももえもえが避難先で数日は過ごせるようにする事を想定するとどうしても荷物が増えますので、絶対に必要なもの、出来るだけ持っていきたいものを優先順位をつけてパッキング。
新型コロナウイルス対策の品が増えたので、その分をどう減らすかも悩ましいところです。

自治体の開設する避難所は場所によりますが、新型コロナウイルス対策で受け入れ人数が以前の想定の半数以下になることもあるそうで、尚更避難するなら早めに行かないと、入れなくなる可能性が高いです。

また、我が家のように要配慮者がいる場合、大勢の人が集まってからでは配慮してもらう余裕が無くなると思われますので、ますます避難所に行くなら少しでも早く避難する側も受け入れ側も余裕のある内にしなければならないと感じました。

災害が起きてからではもえもえ連れて咄嗟に最善の行動を出来るとは思えませんので、可能な限り具体的にイメージして複数パターンの避難計画を作成しておくことが大事だとつくづく思いました。