色々あったが、無事宿泊 | もえもえ育児ほぼ終了日記と障害児家族の防災ブログ

色々あったが、無事宿泊

6/6~6/7にもえもえの宿泊学習がありました。

去年と同じ宿泊先なので、今年は安心~♪などと余裕綽々でいたのですが、そうは問屋が卸さず(笑)
準備段階から、予想外のことが色々ありました。

それでも元気に一泊二日の宿泊学習を楽しんで帰宅してくれました。

もえもえは食物アレルギー(ピーナッツ)と摂食に課題があるので、食事に関しては他のお子さんと同じには出来ません。

一日目の昼食は自宅からお弁当を持参するので、これは問題なし。

二日目の昼食はフードコートで食べるため、五月中に私達で下見して、もえもえの食べられるメニューを確認。
お子さま用のハンバーグドリアがあり、これなら軽く潰せば食べられるので、潰す道具を持たせることで解決。

夕食と昼食は宿泊施設に宅配のお弁当を届けて貰って食べます。
アレルギー除去食のお弁当にして貰って、固形物が食べられないもえもえの分は再調理が必要なので昨年同様スティックタイプのミキサーを持たせることでクリア。

…のはずが、アレルギー除去食のお弁当が今回は作れないと業者からお断りが来てしまったそうで。
その連絡が学校側に来たのが宿泊の6日前の金曜日。
更に、同じ金曜日に先生がフードコートに予約注文に出向いたところ、お目当てのハンバーグドリアが数日前に販売終了してしまっていることが判明。

先生方で対応を話し合ったものの、解決策が固まらず、私の方に連絡が来たのが月曜日。

宿泊の荷物は当日行動するときに必要なもの以外は月曜日の下校バスに乗せて学校に届けることになっていましたので、予定通りの荷物をつくって届けていましたが、これでは三回の食事が摂れなくなってしまいます。

夕食と朝食は先生方で一日目に立ち寄るショッピングモールのスーパーでレトルトの食料などを購入して食べさせることも考えてくれたようですが、もえもえの食べられるメニューをなれない先生方が探すのは大変です。
時間的にも子どもを引率しながらでは厳しいでしょうから、これはこちらから非常用に常備しているレトルトのやわらかご飯パックと親子丼のもと、缶詰の里芋のそぼろ煮を夕食用に、パンの缶詰を朝食用に持たせることにしました。

二日目の昼食は火曜日に再度私がフードコートに出向き、別メニューを探すことにして、ひとまず保留。

そして翌火曜日に確認に行ったら、カレーのお店でお子さま用のミニカレーがあり、その店ではピーナッツは使われていないことが確認できたので、こちらに変更してもらいました。
カレーの場合、ルーにピーナッツバター等が使われていることがあるので、ここはきちんと確認しました。

夕食と朝食はみんなと同じもの(除去食だけど)が食べられると思っていたので、それができないのは残念でしたが、これで何とか食事の問題が片付きました。

やれることは全てやりました。
後はもえもえが元気に当日を迎えるだけです。

梅雨に入ったとは思えないほど好天続きで、もえもえの体調もバッチリ。

私の手作りお弁当(ブロッコリーと鶏の洋風つくね、人参とベーコンの蒸し煮、カリフラワーとコーン入りカレー風味のポテトサラダ)を持って笑顔で出発!
一泊二日楽しく頑張っておいで!

さて、その日の夜は、昨年同様にもえもえがいる時には食べに行けないようなものを食べにいこうと旦那と決めていました。
ただし、もえもえに何かあったら呼び出される可能性も考えて、宿泊先の最寄り駅前で(笑)
旦那と待ち合わせて変わり餃子メインの小皿中華料理の店に入ったら、ほんの10分程前に見知らぬ携帯番号から着信があるのに気付きました。
まさか、先生からの緊急連絡か!?と折り返すものの留守電に繋がってしまう。
気にはなったものの、もしも先生からの緊急連絡ならもう一度電話が入るだろうと、携帯をテーブルに置いて食事開始。
暫くしたら再度着信。
やはり先生からでした。

何事かと思ったら、夕食の時に私が持たせた非常食メニューが今一つ気に入らず、ご飯だけしか食べないで当然物足りないからと、他の人が食べているお弁当のハンバーグを欲しがったそうで。
そこで介助していた先生が自分の分から食べさせてしまったという連絡でした。
アレルギーがあるために別メニューにしているのに、他人のメニューを食べさせたことは軽率だった。
しかし、お弁当にはピーナッツは使用されておらず、食後も休憩させながら慎重に様子を見ていたが、今のところ体調に変化はないので、このまま入浴させて寝かせる。
と言った連絡でした。

確かに引率の先生の対応としては迂闊だったと思いますが、目の前で自分の好物のハンバーグを皆が食べていたら、そりゃあもえもえだって食べたくなります。
あまり食べていないのを見れば先生が少しでも食べさせたいと思ってしまうのもわかります。

結果的に問題が無かったわけで、きちんと連絡もいただいたことですし、状況もわかりましたので、このまま宿泊続行でお願いしますと話し、電話を切りました。

正直なところ、もえもえがハンバーグをおねだりしている姿がありありと目に浮かび、笑っちゃいました。
が、やはりアレルギーに関しては対応が色々難しいですね。

もえもえの場合はピーナッツのみなので、日本ではまず普通の食事には使われていないですから、この程度ですみましたが小麦や大豆等のアレルギーの場合は市販のものを口に入れるのは危険です。
引率する先生としては細心の注意を払わねばならないところであってはならないミスだったのは確かです。

とにかく、もえもえは大好きなハンバーグが食べられて満足だったし、健康上も問題なしですから、終わり良ければ全て良し、ですね。

その後は私たち夫婦もゆっくり食事を楽しみ、帰宅。
ちなみに変わり餃子八種の食べ比べをしましたが、生姜餃子と柚子胡椒餃子が特に美味でした♪

もえもえがいなくて静かな夜は録りだめした番組をのんびり観ながら夫婦水入らず。

翌日の午後、いつもの下校バスでもえもえが無事帰還。
さすがに疲れた表情でしたが、家についたらお気に入りの三輪車に跨がり笑顔で玄関まで走りました(笑)

宿泊学習のしおりには二日間のもえもえの様子が丁寧に記載されており、お友だちと一緒に全ての行程を歩き通し、ミニ鉄道や観覧車に乗って、皆でゲームに取り組んで目一杯楽しんだことが良くわかります。

二日目の昼食は疲れもあったのかご機嫌斜めで殆ど食べなかったようですが、おやつをしっかり食べて、ソファーでゴロゴロしながらも笑顔で過ごし、楽しかった宿泊の余韻が伝わります。

夜は早めの夕食を食べてお風呂に入ったら、すとんと就寝。

今日も疲れが残っているようで、今も私の後ろで寝ています。
それでも、体力の無いもえもえが一泊二日を全行程を他のお友だちと一緒にこなせたことが嬉しいですね。
少しずつですが、着実に成長していると実感します。
良い宿泊学習になりました♪