充実の一年 | もえもえ育児ほぼ終了日記と障害児家族の防災ブログ

充実の一年

三週間もご無沙汰してしまいました(^^;

もえもえが春休みに入った途端に風邪を引いたり、私がママ友との飲み会で羽目を外しすぎて体調を崩したり(三ヶ月ぶりだったので、話したいことが溜まりすぎていて…(^^;反省しています)、実家帰省やら、友人達との毎年恒例の花見やら、法事やらで落ち着いて文章を書く時間がとれませんでした。

さて、もえもえは先月無事一年生の課程を修了し、学校生活初年度を笑顔で終えることが出来ました(^_^)v

この一年間のもえもえの成長は私たち親の予想を超え、もえもえの底力と「適切な環境と指導」の大切さを改めて感じたものです。

学年末の保護者会の日、授業参観でホットケーキを焼くのを見せてもらいました。

その時、もえもえも先生のサポートを受けながらではありますが、上手に生地を混ぜ、スプーンでホットプレートに生地を流し入れ、ヘラでひっくり返して見せたのです。

もえもえは手首を返す動きを苦手にしていて、以前ならこれだけの動きをすることは出来ませんでした。

しかも、今自分が何をしているのかを把握して、目で確認しながら、集中して取り組む姿に一年間先生方とどの様に過ごしてきたのかが伺えて、本当に嬉しかった。

焼き上がったホットケーキは私達親も一緒にご馳走になったのですが、今まで食べた中で一番美味しいホットケーキでしたよ。

個人面談では、一年間の目標とその到達度など話しましたが、その時に驚愕の事実が発覚!

もえもえ、自分でズボンが穿けるようになっていました…しかも、立ったままで。

自宅では、立ったままでは私がズボンを手渡しても、すぐに押し返してきて「穿かせて!」と要求するので、まだ無理なのだと思い込んでいました。
仕方がないので、床や椅子に座って片足ずつ足を入れてから立ち上がって引っ張りあげる穿き方を練習していたのですが…。

先生のお話では、ちょっともたれ掛かれる場所があれば立ったまま両手でズボンを広げて着替えられると言うではありませんか!

試しにその日の夜もたれ掛かれる場所を用意して、もえもえに押し返されても負けずにズボンを手渡していたら、何度目かで諦めたのかちゃんと上手に穿いて見せました!

正直ショックで信じられない思いでしたね。

親の私が一番もえもえの現状を把握していて、必要以上に甘やかすこともなく身辺自立できるようにと躾てきているつもりでしたから。

でも、先生に言わせると、それだけもえもえに学校と家庭の区別がついていて、学校は先生やお友達と一緒に頑張る場所で、家庭はリラックスして思う存分甘えられる場所になっているのだと言えるそうです。

更に私が毎日繰り返して教えてきた基礎があるからこそ身に付いたのだと慰めて貰いました。

ここの先生方は本当に優しい…(/_;),

おかげで必要以上に落ち込まずにすみます。

でも、もえもえは私が思うより底力はあるようだとわかったからには、自宅でもその力を発揮して貰えるように、甘い甘いままのお母さんで居る気はないからね。
覚悟してね、もえもえ( ̄ー+ ̄)ニヤリ

もえもえが終業式に持ち帰った荷物の中に一冊のポケットアルバムがありました。

開けてみるとそこにはもえもえの笑顔が満載。

運動会、ペンキまみれで真剣に何かを製作している様子、夏の水遊び、公園のブランコ、クリスマス会、ふれあいカーニバル等々、私達が見ることのできないもえもえの学校生活を鮮やかに切り取って見せてくれる数々の写真。

もえもえも先生方に心からなついていて、毎日を笑顔で過ごせたのが良くわかります。
心から感謝!

終業式直前には子供発達センターでのOTがあり、その時にも改めてこの一年で成長したことを確認できました。

訓練への集中力、目と手の連動、指先の機能の発達。

全てが今までになく「上出来(≧ω≦)b」だと訓練の先生からも太鼓判。

特に型嵌めパズル等はちょっと前まで、目で同じ型の場所を探さずにそっぽを向いたまま手の感覚だけで闇雲に押し込もうとしていたのに、この時はまず手に持ったパズルを見て、本体に目をやって正しい位置を探して、其処に持っていって嵌めることがとてもスムーズに出来るようになっていました。

ボタンの紐通しやコインを自動販売機のおもちゃに入れる等も完璧。

先生からは手の機能としてはもう問題点は無いと言って良いと嬉しいお言葉が(^∇^)♪
筋力が弱いために上手く出来ない部分もあるけど、それはこれから普段の生活の中で筋力がつけばクリアできることだからと。

今後は今まで月に一度だった訓練を2ヶ月に一度に変更し、右手と左手の連携を必要とする動作、例えば瓶の蓋を捻って開けるとか、左手に持った紙を右手のハサミで切るとかそう言うことに重点を置いていくことになりました。

給食は学年最後まで、基本的には食べずに終わってしまいましたが、先生方は諦めずに根気よく対処してくださっていて、極僅かに果物やヨーグルトを口にする日も出てきました\(^o^)/

まだ10年以上この学校にお世話になる予定ですから、焦らずゆっくりと、でも諦めずに一歩ずつ給食に対する抵抗感をなくしていってくれることを期待しています。

いつか「給食完食!」と言う言葉を聞けますように。

もうすぐ二年生としての新たな学校生活がスタートします。

今度の一年でもえもえはどんな成長を見せてくれるのでしょう。

今から楽しみでワクワクしています。