可能性の限界 | もえもえ育児ほぼ終了日記と障害児家族の防災ブログ

可能性の限界

夏休みが終わって気が抜けたのと、毎月の体調不良が重なり、二日ほどヘロヘロになってしまいました(^^;

昨日にはなんとか抜けてきていたのですが、もえもえが朝4時半に起きると言う暴挙に出てくれたお陰で今度は寝不足で使い物にならなかったと言う情けなさ(^^;

でも、もう大丈夫、今日から完全復活ですp(^-^)q

まぁ、私の場合それでも普通の人より体力的に低レベルですが(^^;

さて、夏休みを無事にクリアしたもえもえは、学校生活を目一杯楽しんでいる様で、毎日下校バスから満面の笑みで降りてきます(*^_^*)

でも、久々の学校は相当疲れるみたいで、通常日課が始まった2日は帰宅するなり2時間、3日は何と4時間も昼寝してしまい、すっかり夜の睡眠が狂ってしまっています(T▽T)

ちなみに今日は昼寝はしませんでしたが、早い時間の夕食を食べながら大あくび連発で、食べ終わったらさっさと寝てしまいました。

明日の朝、何時に起きてくるのやら(^^;

夏休み中も生活リズムを崩さないように、と気を付けて過ごしていた私の努力は無駄だったのかしら…orz

まぁ、徐々にリズムを整えていくしかないですね。
仕切り直しで頑張るぞp(^-^)q

もえもえが通常運転に戻ったので、私の方もそろそろ通常モードに切り替えて、今日はほぼ二ヶ月ぶりのデイシッターに行ってきました。

久し振りのAちゃんはここ数日あまり調子が良くないとのことで、午前中はとにかくテンションが低いままでした(-_-;)

いつもなら大好きで笑顔になるブランコも、効果無し(ノ_<。)

周りからの働きかけにも、ちょっとぶすっとしたお顔で反応が薄い。
笑う元気がないみたい。

むぅ~、かなり調子悪そうだなぁ…。

これは給食もダメダメかなぁと半ば諦めていたのですが。

何故か給食を食べ始めた途端に調子が上向きに♪

Aちゃんは調子が悪いと座位保持椅子に座っての食事を嫌がります。

そうなると、13キログラムのAちゃんを抱き抱えて食べさせねばならなくて、ちょっと重労働(^^;
自力で座っていられない子なので、抱っこすると重心が分散してとても重く感じます。

もともと食べることがそれほど好きじゃないので、体調が悪いと即食欲ダウンとなることがほとんどのAちゃん。

でも、何故か、私がデイシッターで食べさせる時は大抵の場合、椅子に座って最後まで食べてくれて完食することが多いのです(^_^)v

Aちゃんはちゃんと家族以外の人を見分けているんですよね。

今日はママじゃなくてもえままが食べさせてくれるから、甘えていられない、頑張らなくちゃ、とでも思うのでしょうか、不思議な程に良く食べてくれます。

更に、今日は初めて私の介助でAちゃんトイレでウンチ成功(^_^)v

自力で座っていられないAちゃんをトイレで支えるのは、実は結構大変(^^;

Aちゃん自身の気が乗らなければ、座った姿勢をとらせることすら難しいです。

でも、今日は力んでいるのがわかったので、駄目元で子供用便座に座らせてみたら、上手く体勢を作れたのか、そのまま身体に力が入り、しっかりたっぷり出ました\(^-^)/

これって実はかなりの快挙(^_^)v

Aちゃんのウンチ成功は園の先生で「ウンチマスター」と呼ばれている、トイレトレの得意な先生しか成功していないんです。

実はAちゃんのママですらまだ成功していません。

それなのに、Aちゃんは頑張ってくれたのです。

嬉しくて嬉しくて、本当はトイレ(おむつ換え)が済んだらそのまま帰宅するつもりだったのですが、教室に逆戻りして先生達に報告しちゃいました♪

先生達もびっくり!

Aちゃんの秘めた力には本当に驚かされます。

パッと見からは絶対に出来ないだろうと判断してしまうようなことを成功させてしまう。

まるで奇跡のように。

少し話がずれますが、以前、ご近所の三人兄弟のママと話したことがあります。

その家のお子さん達はみんな一見とても元気で健康そう。

でも、一番上のお兄ちゃんは生まれてすぐに心臓の手術をしており、真ん中の女の子は未熟児で生まれています。

どちらの子供もちゃんと育つかどうか、とても心配だったけど、ここまで来た。

そう言って笑うママは私ともえもえの良き理解者です。

一番上のお兄ちゃんは、サッカーが大好きで少年サッカーチームに参加しています。

でも、心臓の手術をしているので、小学校3年までしかサッカーをしてはいけないと言われていたそうです。

成長するにつれて手術した心臓にかかる負荷が大きくなるからと。

今、その子は小学校3年。

サッカーが出来る最後の年となるはずでした。

でも、意思の予想を良い意味で裏切り、小学校6年までサッカーをして良いと許可が出たそうです。

そのことを話してくれた時にママが言った言葉があります。

「この子の限界はいつか来るけど、私達親が先回りして、ここが限界なんだと定めて子供に押し付けちゃいけない。」
「子供の可能性を信じて伸ばしてやれるように努力して、でも、その一方できちんと現実を見つめて、限界が見えた時にはそれを親子で受け入れていかなきゃいけない」

この言葉に私は凄く共感しました。

限界はそこに到達するまでは、まだ伸びる可能性があるのだと言うこと、障害や病気である程度の範囲は狭められたとしても、一人一人の可能性の幅は違うのだから、ちゃんと見守って出来る限り育ててやらなきゃいけないんですよね。

もえもえにしろ、Aちゃんにしろ、ご近所の3兄弟にしろ、一人一人違っていて、各々が各々の可能性を秘めている。

子供達の持つ可能性の種、しっかり花が咲くまで育ててやりたい。

心からそう思います。