家電DIY 冷蔵庫修理(霜取りセンサー&霜取りヒーター交換)17_05 | La gioia della vita ~ぴんぐのいちにち

家電DIY 冷蔵庫修理(霜取りセンサー&霜取りヒーター交換)17_05

これは1,998年製、約20才の冷蔵庫ですが
「冷凍庫は冷えてるのに冷蔵室が冷えない」 不具合が現れました。
ネットで調べてみると、これは霜が溜まって冷気の流れが悪くなっている状況ということで、ひとまずの対処法として、「電源を切って霜を溶かす」作戦で乗り切りました。
 
が、一晩電源を落とすというのは、買い溜めしたアイスを一気食いしなければならなかったり、要冷蔵の食品を保冷しておいたりなんだりと、大変めんど~~~な作業なので、こんなことを定期的に何度も繰り返すのはうんざりなわけです。
 
20年も使った冷蔵庫なら、「もうこの機会に買い替えだね」となるのですが(事実、最初に冷えなくなったときはYダ電気に走ってしまった)
この不具合は買替えに至るほどの深刻な故障ではなく、「霜取り機能」の修理で改善されることがわかりました。
修理費用はなかなかお高いようでしたが、さらにインターネットで調べていると、部品を取り寄せて自分で直したチャレンジャーが何人かいましたので、彼らの記事を参考にしながら、わたしもやってみることにしました.
 
引き出し3段全部抜いて
 
製氷機外して
 
冷凍室の奥には、保護パネルと冷気の吹き出し口がある
 
↓ (写真上段)野菜室天井パネル(その上の冷蔵室の底でもある)外して
↓ 野菜室奥~底面へL字型に繋がっている、野菜室の冷却機入りパネルを外しつつ
 
 
↓ 野菜室奥で冷却パネルへ繋がっている冷却器のケーブルを、連結プラグ部分で丁寧に抜きます
 
野菜室の底が抜けて、奥の保護パネルが全て出てきました~~~
丸いのがファン、下の冷却機でひやされた冷気を循環させて、上の冷蔵室に送る役目
 
冷凍庫の冷却機はこのパネルの後ろにある、はず、たぶん。
取説なんかありません(笑) ドキドキ パネルを外します・・・
 
それまでのいろんなパネルを外しながら
途中、普段は掃除できないところもお掃除しつつ(見えないところなのにすごく汚れているのがナゾ)
 
作業開始から小一時間ほど格闘して
 
遂に冷却機現る!!!
 
たしかに、冷却パネルの所々に氷の塊がはり付いています
これをドライヤーでガ~~~~~~っと溶かします、ガ~~~~~~~~っと
 
霜取り機能の不具合で冷却パネルの霜が溶けないと、霜がどんどん溜まって、氷の塊になり、冷却パネル全体を覆ってしまいます
 
そうなると、冷気がパネルの隙間を通れなくなり、庫内での冷気循環が滞ります
 
このように冷却パネルがきれいに露出しているのが理想
 
右上の穴が、冷蔵室への通風口らしい
左のファンが、その下の冷却パネルで冷やされた冷気を上向きに送っています
ファンはそれほど大きくないのに、頑張りやさんです、いつもありがとうね
 
 
てか、冷却パネルのケーブルも絶縁テープが湿気で剥がれちゃって無惨~~~~
(ここもまたあとで貼り直してあげます)
 
そして、問題の霜取りセンサー!!!(白いクリップで挟まってる部品)
 
取り寄せた部品と同じ (ほっ・・・)このセンサーを交換します
 
霜取りヒーターは一番下にありました
 
ステンレス?の覆いを丁寧に外して
ケーブルをきちんと確認しながら交換します
 
ケーブルはきれいに這わせて元通りにします
ケーブルが冷却器に触れないように気をつけます
パネルの羽で手を切らないように注意します
ついでに、曲がっている羽をそっと直しておきます
 
 
はい、(たぶん)元通り(の、はずwww)
ここからは逆の順番で、パネルや野菜室を組み直していきます
・・・・・記憶のあるうちに(笑)
 
外したパーツをよく見ると
ヒーターは焼けていて、古い蛍光灯みたいです、焼け切れちゃったとかあるかも?
センサーは防水仕様のはずですが、中に湿気が入り込んでいて、センサーの金属部分が結露していました、精度に障りがあったかも?
 
で、これで直ったかどうかはしばらく運転してみないとわからないのですが、これでダメなら、交換パーツよりも奥の回路の問題とか、そっちまでいっちゃうと、もう電工について素人のわたしにはお手上げのため、おとなしくメーカーサポートに頼るしかないわけです。
直るといいな~、直ったらまたココでご報告します。
 
↓ ↓ ↓
2017/06/09 追記 
修理後、冷蔵庫底部の水受け皿(霜取りで溶けた水がたまるパレット)を定期的にチェックしているが、毎回新しく水が溜まっているのを確認できる、霜取り機能は無事に復活した模様。
そして、冷蔵庫もいいかんじで冷えを保っている。 
修理成功と言ってよい、 やった~~~~!!!!!!